有職麗華

ほぼ自分の感想推測憶測の記録用

ハル 考察感想

本当、この時を待っていた。

SHE LOVES MEから約10年…40カラットから約6年…

舞台に立つ薮くんをどれだけ待ちわびていたか…。

知らせが来た日は叫んだ。マジで叫んだ。久しぶりに何かが目覚めた。

って言うくらいに待っていた。

 

私にとって薮くんは神。タイプの人間が綴るので基本ヤバいし特に薮くんについて語るところはちょっと(だいぶ)ヤバい。ほぼポエム。

 

 

『シーラブ』『40カラット』は海外のオールドムービーとラブストーリーだったのに対し、今回の『ハル』は現代日本が舞台、設定も学生のオリジナルストーリーでヒューマンストーリー。(40カラットのウィルも学生だけど)

大病を乗り越えたけど、生きる希望をなくした若者が打ち込めるもの(ボクシング)に出逢い変わっていく…といったもの。

 

さぁ、ジャニヲタ。

・悩める青年

・ボクシングを始める

・大病(完治済み)

・背の高い小顔イケメン(かわいい笑顔は封印設定)と ちっちゃめサイズのウルトラかわいい天使(屈折して気が強め設定)のデコボコ同級生

・フライヤーの見出し「あの日の傷が、僕を強くした」

 

…好きだろ???

この設定に癖に刺さらない奴いるか…?(いきなり強気にならないで)

2004年のDREAM BOYから一度でもドリボ見たことある人でこの散りばめられたコンテンツを見て脳内にドリボの文字が過らない奴いるか…???

 

古参薮担!一度は思わなかったか…?

「え、薮くんがボクシングを題材にしたミュージカルで主演…!?

2004年初演でチャンプの息子役(ちっちゃいサラストお目目クリクリ声変わり始まったくらいのチワワと言われていた頃。仁に中3までは俺の側にいろ。と手を繋がれていたあの頃)でチャンプ亡き後、KAT-TUNとエイトとマコトのわだかまりが全部終わった時病院から抜け出したヨコヤマが言った「コウタを新しいチャンプにすることだ!」の変遷が15年越しに(年数めっちゃリアル)…え!?これ伏線回収!?物語は続いていたの!?」と…!!!私は思った。

薮くん、ドリボには大きくなってからも出たけど主演は出来なかったから…こうやってジャニーズイズムに通ずる関連項目に外部作品の主演として出るのすっげーどこまでもジャニーズとして外れない人だなって思った。

平成という元号を司るグループに入って20代最後と平成最後を主演舞台で締めくくれるように日程決められてるの本当、愛されてる…めっちゃ愛されてる…

(初主演ミュージカルSHE LOVES MEの千穐楽は記念すべき20歳の誕生日だった薮くん。公演後サプライズでお祝いしてもらったことにたいして

「1/31千穐楽というこの場を与えてくれた色んな人に感謝の気持ちを込めて本当にありがとうございます」

と言ってる。当たり前だけどこの時二十歳。その歳でそういう考え出来るところめっちゃ好き。)

 

それくらいの気持ちにさせた。なった。させてくれ。

ちなみにこの時点でまだ12月。初日までまだ4ヶ月以上あった。ヲタクの想像力すげぇと自分でも思った。

 

まぁ、話の内容はドリボと全然違うけど!

強引に合わせるなら1人でタッキーとチャンプとコウタやってる感じかな…(初演に合わせてみた。亀以降に合わせるなら、カズヤとチャンプとチャンプ弟)

 

薮くんとミュージカルと歌声

薮くんがミュージカルやる事でとても楽しみなのが稽古で歌が上手くなるというシンプル且つとてつもなく歌手として大事なことであった。

もともと歌が上手い。めっちゃ上手い。尋常じゃなく上手い。それを踏まえて言う。

だってシーラブ終わった後に歌ったドリカムとChance to Chengeのフェイクの伸びが明らかに舞台やる前と後では違った。長く強く伸びる高音もすごい。(当時)9人が歌う中で1人フェイクなのに負けない。めっちゃ長い。むしろ勝つ。すごかった。(あの当時のレベルではやぶひかブッチギリだったのもある)ということを約10年前に経験した私。これは…薮くんのレベルがまた上がる…そしてグループで歌うパートが増えるのでは…!!!と。

そんな気持ちも踏まえて行ったMy初日。

薮くんの歌声は想像以上だった。もう、ジャニーズの歌声じゃない。ミュージカル俳優の歌声だった。

こんな…!こんな感情を揺さぶらせて表現力たっぷりに歌うの!?と。

嘘を書き並べている時の陽気なフリ、違う…!と自分に戻る時、見られてるかも…と怯える声、自分の心情を述べる時の怒り、生きててごめんなさいと怯える声、母を思う気持ち、旅立ってしまいたかったと儚くなる声、希望に逢えた時の喜び、友とぶつかり合い、傷ついた声、愛する人との別れ、全てを投げ出さずに決意する力強い声…

全てが違かった。

私の想像なんてちっぽけだった。薮くんの歌声は宇宙の様に無限大だった。

舞台中にどんどん上手くなっていくし、伸びしろしかない。銀河彼方の歌唱力。天使の歌声健在。客席にいる私は劇場内に響き渡り降り注がれる歌声に包まれ感動の涙を流すしかなかった。

(ポエマー落ち着いて)

そして歌の量めっちゃ多い。ソロめっちゃ多い。(本当ここ数年ソロパート全然なくてもどかしい思いずっとしてきた身としては供養か!?ってくらいあった。お願いだからグループの時もっとソロパートくれ)

 

 

さぁ、ここまで語ってまだ物語の感想も考察も全然言っていない。これが拗らせた懐古厨の威力だ!!笑

 

舞台セット

まさかのここから行くよ!いや、言いたいことは一つ。上手側にある看板のコンビニまで◯◯Mっていう表示。

これが888Mなんだわ…

そう…ヤーヤーヤー…Ya-Ya-yah

え、ここからそんな演出してくださるの!?って勝手に思ってた。ここでまず減ったHP

ちなみにここの段階でまだ舞台の幕は上がっていない。(開場しただけ)

 

舞台始まってセット出てくるたびに888M見てた。薮くんと888の看板が同時に視界に入ってくるだけで言い表せない何かがあった。やられたわ〜!!!と勝手にHP減らしていた。

 

 

手紙

薮くんのソロで始まる物語。はい!ここで泣きます!この瞬間を待っていた!

流れるメロディーに軽やかに乗る薮くんの歌声是世界の頂。

途中のセリフから空気が変わる。そこからハルの本音を歌う。この時点でもう歌声が最初と違う。心の底からの声を出す様な低音で歌う。

緩急がすごい。

そして一番言いたい!"手紙"で始まるのヤバくない!?

薮くんと手紙!!そう!!せーの!!

 

\SHE LOVES ME!!!/

頭によぎるあの過ぎ去りし日々(@マラチェック)のジョージ・ノワック!!!心の中でアマリア探しそうになった。

初主演ミュージカルの題材で、最後歌いながら手紙を読んで終わるシーラブから約10年の月日を経て、歌いながら手紙を書くシーンで始まるこのニクい演出!!!そう!全ては繋がっていた!!(繋がってない。私が勝手に繋げてるだけ)

手紙書いて歌ってる姿見てるだけで泣いた。私の心のエモーショナルメーターMAXフルコンボ

この時点でまだ舞台開始数分。メンタルもつかマジで不安だった平成最後の春。

 

一度、振動でボールペンが机から落ちちゃった日があって、客席はみんな分かってるけど薮くんからは見えてなくて、あ、いつ気づくかな…大丈夫かしら…ってフラグが立った時にまたボールペン持つシーンが来た時、すごく自然に落ちたボールペン拾ってたのがめっちゃ良かった…。多分、あ、ない。からのボールペン探してから拾うまで。が直前の頭で憤りを表していてからのそのままその感情でやっていて、あ、薮くんじゃなくてハルなんだ…って思った。(感じたタイミングは違うけど光と同じこと思ってたのめっちゃ驚いた)

 

思春期ハルお母さんに反抗的な態度取る。言葉と態度は反抗期〜って感じでかわいいのに立つとデカい。スタイルが良すぎる。"ご覧の通り小顔でイケメンなの〜!"と私の中でリリーが叫んでた。(A-EN@宝塚)

 

流星

薮くんには待望のソロ曲(アルバム楽曲)"流星の詩"っていうのがあるのですが、(プレゾン愛史の最初も今夜の流れる星に勇者の夢を見た〜でもソロ歌ってるよ)薮ハルが住んでいるのは流星が降る街…wow

(まぁ、物語上では降らずに終わるけど)

住人説明兼ねてすれ違っていく。しめちゃん女子と登場。サイズ感同じ…制服優等生スタイル。リュックがデカく見える。すっごいかわいい。めっちゃかわいい。

ハル怯えながら来る。周りの様子を伺って、ちゃんとしなきゃ…今日だけは…と歌ってる。

なんや、街の奴らにいじめられてんのか!?って思う。(あながち間違いではない)

 

同級生達と待ち合わせしているハル。ハルが来る前にハルの話しているみんな。修一がリーダー。ハル来るのを嫌がる女子。それを俺の幼馴染なんだから嫌がるなよ。と言う修一。あれ、なんか普通な感じしない…と思う。なんか過ぎる修一の裏ボス感。(いや、リーダーなんだけど)

ちょっときょどってるどいうか、変なテンションになる時あるよね。昔から?と話す女子。それにたいして昔は違かった。あのことがあったから…と何されたのハル!?

そうこう話してるとやって来るハル。ハル来たら戸惑って話変えるこの一連の思春期アルアル…

やっぱりちょっときょどっちゃうハルを小バカにする女子。(女子ィ!)

この時点であー、修一ヒエラルキー高いな…と思う。

流星がなんなのか。って話になる。説明する修一に私はビックリ。(Jr.DXで世界遺産に登録された島の名前は?って質問に高尾山!って言ってる子だと思えなかった)なんか見守ってしまった笑

修一が綺麗に説明してくれて夢みがちになる中、冷静に残酷な面を言うハル。残ってしまった彗星はグルグルグルグル回る。虚しい。と言う。グルグルグルグルの時回るのちょっと怖い。引かれてるの気づいて走り去るハルに「ハル!大丈夫だから!!」と声かける修一。お前すごいな…。

 

祖母の家

居間に寝転がってるのめっちゃかわいい。夏休みの少年みたい。

祖母の心臓ヤバイのに元気だよねと言うハル。

自分の方がヤバかったのにそれ言うの優しい。

手紙書きたくないなら書かなきゃいいと言ってくれる。本当それ。結構タブーじゃない?今はどうかは知らないけど、なんか知っちゃいけない的なルールなかったっけ??ってめっちゃループする。

やりたいことやりな。それが一番。あっという間に年取るよ。って歌が今の私にはグサっと来た。

心臓よ教えてくれ。お前は何がしたい。

と"心臓"に問いかけるハル。これ、後でハルの気持ち知ると、あーーーってなる。頭と心臓が一つになれなくて…がこういうことか…って。

心臓の為に生きてるってこのことか…。

この時点ででまだ"自分"のやりたいことを探そうとしていない。

 

真由との出逢い

走ってきてシャドーする真由をガン見。すると睨んじゃいけないって教わらなかった?と怒る真由。女の子なのにボクシング?と言われて「そういうタイプね。いいよどの役が空いてる?」って返すのめっちゃ強い。嫌味に気づかずに普通に答えるハル純粋か!思わず突っ込む真由。

「なんでボクシング?」

「出逢っちゃったんだよね!」

のキラキラした回答、眩しい!素敵!

「知ってる?ピアニストってピアノが上手い人がなるんじゃないんだよ!ピアノに魅せられた人がなるんだよ!」

この考え私はすぐ出ない!!すっごい素敵な考え!

歌い終わった後、ハルを「おぅっ!」っと読んで走る真由。追いかけるハル。めっちゃ子犬感あってすっごい好きだった。かわいいよーかわいすぎるよーー。

 

会社

パラダイスワールド無くなるよ。からの汚職を見抜いた社長の話。

聞かれて答えようとするも禊は終わったんだ良いじゃないか。って言う社長、何か後ろめたいことあるのか?そしてその話を知らない派遣が聞き出そうとするも社長に止められたから言わないみんな笑

 

筋肉は裏切らない

この歌、歌われる度に私の中で天海祐希さんが「筋肉は裏切りませんから」ってめっちゃ言う。

見た目の美しさより強さが欲しいって歌ってるのに、ガンダムみたいなとか冷蔵庫みたいな筋肉…って歌ってるの矛盾。見た目ですやん…。筋肉美って大変だぜ…

 

ジム

真由とハルが走ってくる。新入りだー!と喜ぶ既存メンバー。

ハル見て、「あれ、君、石坂さんの?」からの「あ、派遣の…」って言うハル笑

体は大丈夫?で心臓指差されるも、もう平気ですと答えるこのシレッと感。

意気揚々と筋トレについて話すもアウトオブ眼中な真由とハル笑(めっちゃ良かった)

真由がボクシング教えることに。

構えからで「右利き?」「うん」のこのセリフに多分、全薮担思う。(えぇーーー!右利き設定!!本当は左利きなのに!!)と。でも薮くん初演滝沢演舞場の時に字とか細かい動きは左、殺陣とか重い動きは右の方がいいって言ってたから、きっとこれもそうなのかなぁ…と(ここまで秒)。へっぴり腰でシャドーする姿かわいい。真由にしごかれてる気弱な感じかわいい。ひたすらシャドー。

 

シャドー

シャドーしてたら現れる修一。

「あれーーーー?何何何?何しちゃってんの?」現れ方がいじめっ子…

「なんでいきなりボクシング?あ、俺への当て付け?あのことなら謝っただろ!」

何があったのこの子ら…って思うやつ

「サッカーのコーチには俺から言ってやるから練習来いよ!」

「もう俺はみんなみたいにサッカーは出来ないんだ!」

「いいから来いよ」

って去る修一。

自分の体裁守りたい感すごいあるけど、ハルとやり直したいんだなーとも感じる…。

修一に関しては後でめっちゃ書く予定。(レポの方で散々書いてるけど)

 

修一が行ったら今度は母親

なんで…運動ならサッカーでいいじゃない!そりゃあ元どおりにはなかなかならないだろうけど、努力すれば!と辞めてほしいのを綺麗に隠そうとする。ハルの人間関係知っててくれ…

なかなか引かないハルに本音を言う。お父さんの過労死には理由が…と。この時ソファーに座るハルのこじんまり間すごい。細い。小柄な少年感が出てる。

ジムと並行で話進められてる。気づいた時には騙されていた。バラしたら融資はしないと言われた。みんなの為に的な感じ。それ石坂家に話してやってくれ。

そんなこんなでアイツとは関わってほしくないとの事。

 

ハルと真由の衝突

やっとやりたい事を見つけて走り始めたのに反対されて辞めざるを得なくなってしまったハル。

ベンチしかない舞台のセンターにポツンと1人背を向けてしゃがむ。

めっちゃ細くて小さくて華奢な姿がハイパーミラクルマックスにかわいい。抱きしめたい背中すぎた。これが身長178センチの背中なの!?ってくらい細い。背中がかわいい。

ボクシングできないハルにあんたマザコンなの?って圧強めでくる真由。

折角仲間になれそうなハルを見つけたのに出来ないって言うハルに怒りと寂しさをぶつけてる感じする。

このハルに圧強めで来る感じが修一に似てるよね笑

ウチは他の家と事情が違うんだよ。2人で頑張ってきたんだよ。の事情がマジで他と違う重み。それに、だから?で返す真由マジ強い。

ハルに死ねばいいのにって言う真由すっごい強烈。

でも自分が虐められた時、死ねって言われたって打ち明けてるからその言葉の重みを知ってるのにハルに言うのには本当おまっ…!ってなったけどな笑

トキメキを返して!に対する

♪トキメキなんか感じないこの心臓は〜

の時のこの歌声の威力…!

傷つかない為にの歌の転調とセリフの入る緩急がすっごい…薮くんの歌声フルコーラス

本当、こういうの待ってた…歌とセリフの重なるハーモニー…素敵すぎて語彙力喪失。

「心臓移植したんだ…」に対する真由の返答が「だから?」が本当強すぎて笑うんだけど、だからこそ言える街の人にされてきた(言われてきた)陰口…「本当にハルでいいのか?ってもっと必要な人がいるんじゃないかってゴミみたいに扱われた…」

小学生でそんなこと街中に言われたらそりゃ人間不信になりますわぁ!!っていうか、身近な命大事にしてやれやぁ!あんなにかわいいお顔のハルの子供時代なんて天使そのものだろぉ!?(ここで必ずよぎったちび薮の顔)っていう私の中の輩が騒ぎ出す。

♪ハルの頭の中

混沌とした中に1人ポツンといるのが孤独なハルそのものだった。歌詞の顔で笑って心で泣いてってすごい分かる…

ここの薮くんの歌い方めっちゃ好きだった。お母さんの為に生きなきゃいけないって雁字搦めな気持ちでいるハルにもう心が辛い…

「母さんを悲しませたくないんだ」ってハイパー素敵な返答するハルに言う「あんた自分の為に生きられないの?」でうっってなるのイタイトコ突かれた感じした。

♪大好きなサッカー大好きな友達

のところが本当に好きだったんだなぁ〜って思わせる思いふけるような顔と声で歌うの素敵すぎた現世を憂いている神かと思った。

父さんがいないのを寂しくおもったことはない母さんの優しさがあったから、自慢の息子になりたかったって言うハルめっちゃ良い子だよな…

転調からの曲が本当に儚く切なくて…

真由と心の距離が距離が近くなる、上手にいたのに真由と背中合わせに体育座りしてベンチに座るこの図がすごく好きだった。

♪本当は旅立ってしまいたかった遠い空の果てまで

を伸びやかに切なそうに歌うハルに私の涙が枯れ果てたわ…

もう、せっかく命を繋げられたのにそう思わせた環境が本当に…お願いだからあの街出て…絶対出た方が幸せになれるって…

そんな今を生きづらいハルをを見た真由は「自分を見ているみたい」とシンクロを感じる。弱い自分同士を感じ取り、お互いがお互いに会えて共存できてる感じに喜びを得ている。こんなに運命的な出逢いなのに、恋人になれないハルと真由の運命な…

 

それからひたすらシャドーボクシングするハル。これ、薮くん大変だっただろうなぁ…って日を追うごとに思ったよね…すごい量のシャドー…そしてこの時の曲がすごく好き。始まり方がトランペットなんだけど、めっちゃシーラブ彷彿させた。(I Resolveの始まりっぽい)♪シャードーボクシングはじーぶんとの戦い♪ってめっちゃ伸びやかに歌うきいちゃん素敵だった。

 

ハルの祖母と社長が町興しについて話していたり、息子さんの件、ごめんとか言っている間に(お互いすげぇメンタルだよな)ハルがプチ家出して帰ってこないと連絡が来る。

母の元にハルと神尾が来る。神尾が何か言おうとするとハルが自分で言うと制す。

ボクシングのチケット母さんのために1枚だけ作ったんだ、で渡すのめっちゃ良い息子すぎない?試合の日を知ってびっくりする母。

心臓移植をした5年目に設定したハル。

生まれ変わりたいんだ。と懇願する。

生まれ変わりたいって?あなたはハルじゃない!と言い聞かすようにしている母に、この5年、そういう風に見えていたのなら母さんは何も見ていないよ。というハル。

生かされた命だけど、雷が落ちてこないかとか、事故に遭って死んでしまいたいと願っていたことを告げる。

“生かされた命”だからこそ、自分では絶てない苦しみを初めて告白するハル。

母さんも心臓が変わったハルを変わってないと自分にもハルにも言い聞かすことで、多分少しの感じてしまう違いをないようにしたかったのかなぁ…変わってしまったか感じているかはわからないけど…。

 

シャドーするハルを見る街の人

ヘッピリ腰だけど、なんか強さを感じる目が離せないなんかカッコいいって歌われるけど、ハル(薮くん)のお顔ハイパーかっこいいからなぁ!!と毎回心の中でシャウト。そんな中、バブいお顔でメンチ切ってなんでボクシングなんだって1人イラついている修一がな、こじらせてるぅぅぅでもやっぱお顔がかわいいぃぃって心の中が大変だった。

街中のみんなが変わったハルを見ている。

みんなが見ていても脇目を振らずにシャドーするハル

 

2幕

 

真由が歌う♪ハル

これがすっごくかわいいんだ…

ハルはナメクジとかカメとかに例えている。

♪群れの中でもめげずに走るそんな自分では嫌なんだろうけど不器用さも良いかもよ 挫けない君に目を奪われるよ♪

がハルをすごく表しているし、こういう風に見てくれる人いるのいいよね…

そんな中ずっとシャドーしているハル。

ハルにジムに行かないの?と言われて煮えきらない真由に真由も行けば変われるよ!とポジティブになっているハルに「この間まで世界一のネガティブ星人だったくせに!」と返すと「違うよ!宇宙一さ!」と走り去る

こんなキラキラした自分見せられるのは真由だけなんだろうなぁ〜

すごい勢いで変わっていくハルに寂しさとズレを感じ始める真由

 

町の小さなオリンピック発起

この町で生きていく主婦とサラリーマンの歌。割とエグい…いや、分かるんだけどエグい…

項垂れる大人たちの前を上手から下手へ下手から上手へと走り去るハル。(見ていてとても清々しい走りだった。脚の長さプライスレス)

あんなに怯えていたハルが(主に歌っていた大人たちのせいで)ボクシングを始めてからイキイキしている!スポーツがいいらしい!って気づく人達。そうだ!町で小さなオリンピックやろう!ってなる人達。

いやいやいや、スポーツが精神的にも体にもいいのは分かるやろ…どんだけ感化されやすいんや…

 

町長が神尾にオリンピックの会長やってくれって件が本当にすっげぇ神経しているなと思いました。(作文)

目立つから嫉妬で大して調べずにチクっただと…それでハルの父さん過労死したんやぞ…

で、佐藤さんが町長へサンドバックちゃんて呼ばないで!と言う。言えたー!でみんな清々しい気持ちになっている大人たち。なんなのこの人たち?って気持ち芽生えてたのは私だけではないはず…

そんな大人たちのやりとりの途中からジムに帰ってきたハル。何言ってんのこの人達?何話してんの?みたいな冷めた顔で知らんぷりしてひたすら筋トレするハル。(ちなみにメニュー日替わり)

リュックからちょこちょこ荷物出したり、バンテージが上手く巻けなくて一生懸命直したり、本当は左利きなのに頑張って右手で文字書いたり(左手で書いてる日もあった)動きがひたすらにかわいい。それでたまにハァ?みたいな冷めた目で大人達見下している感じ出てるんだよ…かわいいかよ…かわいいよぉ…

 これはただの私の癖なんだけど、トレーニングウェアで脚のスネ出ているのがかわいくてたまらない…細いよ…細さが子供の時のままだよ…Ya-Ya-yahの衣装めっちゃ思い出したよ…

  楽しくなってきた大人達、私達も試合やるから!味方だからね!!!って調子乗ったこと言ってくる。でもそんな大人達に「そういうのいいんで。道具使わせてもらっているのはありがたいですけど、町のオリンピックとかどうでもいいし。ほっておいて」とシャットアウトするハル(よく言った!)これ、蓄積された怨みからの言葉だよね。

 去ったハルを「なーんか心開いてくれないだよね」「ほら、あの時色々言われたから…」ってお前らや!それお前らや!よくもまぁ、そんな…!と憤りを感じました(作文)

 

♪心が望むこと<リプライズ>

一人になったハル。真由がいればそれでいい。他はどうでもいい。って歌っている。この時にはもう真由の事が必要不可欠で、それが恋心のようにしか思えないんだ…。

そんな時に来る修一。

練習忙しいのは分かるけど、既読スルーはやめろよ。出だしはすごくいい奴なんだよなぁ。服がめちゃめちゃadidasNIKEなのが高校生。

ハルの父が携わったパラレルワールドの廃墟に行こう。なくなる前に一度行った方がいいだろ。と誘う修一。自分に構う修一にあの事なら言わないから、自分には関わらないでくれと言うハルにジョーカー持っているのはお前だけじゃないからな!俺だって言うからな!と喧嘩しつつも、いいから日曜日絶対来いよ!と言い去る。

 

廃墟のパラレルワールド

日曜日イヤイヤながら行ったんだろうなぁ。

色々な時代、土地の歴史をモチーフにしたものがゴミと化してある。そんな中にしばらく見かけなかった真由を見つける。真由の歌唱力圧巻。時代に捨てられた。お前は何を捨てた?といった変わりゆく時代と人間の愚かさを問う歌。ゴミに追いかけられる若者達。この時でもハルはみんなとは少し離れていてやっぱり心の距離はあるんだなと感じる。

 実際にゴミが襲ってくるわけはないと思うので幻想だと思うんだけど、ちょっと祟り的な感じした。逃げてきたハル達。あんな怖いものが15年もあったなんて早くなくなればいい。と話す中で、「それでいいのかな…あったものをなかったことにしていいのかな」って切り出すハル。また、なんなんだよお前って空気になるけど、ハルに至ってはそれで父親が亡くなっているいるわけだし、そうやって亡くなった人がいるのを忘れようとするのは遺族としては許せないというか悲しいよな…

 そこから勃発する若者の衝突。遂にハルが修一と向き合った(キレた)

穏やかに昔話して思い出しているのは多分、修一嬉しかっただろうけど、いきなりくるハルの怒り。

募金活動してくれたのは本当に嬉しかったけど、病室にきてチームには戻らないでくれって言った償いで色々誘っているのももう母親は知っているからいいんだほっといてくれ。って言うハル。そんなんだからハルは救うに値する命なのか?もっと他に助けるべき命があるんじゃないかって言われるんだ。って言ってしまう修一。

手術の成功で本当に嬉しかったけど、次は自分の番になってしまうのかもと恐怖を覚えてしまった。

これに感しては本当にマジで周りにいる大人達が悪くない?子供に聞こえる大きさでそんな話する?自分達の近くにいる知っている子供に対して大金の募金集めるに値する子なのか?とか言っちゃうのやばくない?そりゃ、そんなの聞いてしまった子供(しかもその当事者の友達)は自分もそんな値踏みされるのか…ってなるわ!当事者(ハル)だって聞いちゃってるんだから、そりゃ卑屈になるわ!怯えるわ!学校に戻るのも怖かっただろうに…

修一も多分毎晩、後悔の念に駆られてるわよ!

誰も悪くないのに大人に植え付けられた恐怖で傷つけ合う若者達。

 ハルは友達の修一に自分が生きるにふさわしいって言って欲しかったんだろうなぁ…他の誰も言ってくれない言葉を修一に言ってもらって生きていていいんだって思いたかったんだろうなぁ…認められたかったんだろうなぁ…

 

各々に漂う悲しい背中が印象的だった。

 (空気の読めない話するけど、この若者同士が傷つけ合うシーンを後で冷静に考えると『勇気100%』の2番の歌詞「ぶつかったり傷付いたりすればいいさハートが燃えているなら後悔しない」な感じがして私の中でアツイ案件)

 

ルサンチマン

ここマジで怖い。憎悪がすごい。個人(しかも未成年)への誹謗中傷がすごい…小さいコミュニティでのSNSマジで怖い。絶対検索しない方がいいって。その誹謗中傷に乗っかって、ハルにそんな大金使うなら震災の復興に充てて欲しいってその母親に言うのがヤバい。そう思うのは自身も被災者だし個人の自由だから仕方ないけど、自分の同僚に面と向かって言っちゃうのヤバい。怖い。それハルに言えるのかお前?(絶対言えちゃうんだろうなこのパターンの人って)絶対石坂親子に言わなくていいことだったよ。ハルは自分と母親の為に試合をするって決めたのにそれに勝手に町長とかの大人達が大々的なイベントにしたいって利用してるだけだし…

やってることハルの父親が死んだ時とそんな変わらないからな…

そんなだから石坂親子、絶対あの町出た方がいいって…思ってしまうんだよな…

 そして一番苦しめられているのはハルだし。何も解決していないむしろどんどん困難になっていくになんも変わっていないのに勝手に変わったって言われるって本当高校生にこれは重荷過ぎだって…心殺されるわ…

 

試合

ドリボで育っている人間なのでリングがレーザーじゃない事にビックリしてしまった笑

ロープちゃんと張られてる…!って思ってしまってごめんな…笑

試合前も試合中も割とひどい事歌っているんだ…

必死に頑張るハルに心打たれないのなんで!?

ハルのことマジで心配しているの母親以外には修一だけだと思う…むしろ一番心折れそうな時にちゃんと「なんて顔してんだ!やり直せること教えてやれ!」って激励してるし負けた後、誰よりも早くに駆けていった修一が一番に応援しているし心配もしていたからな!!!!

 

試合後

打ちひしがれているハル。消えちゃいそうなんだ…真由が来て落ち込んでいるハルに「夕日が綺麗!」って話しかけるの真由にしては頑張った言い方だよね。

「消えてしまいたい…」って言うハルに自分の話をする真由。

これ、多分最初の方って真由は自分がもう死んでいるって気づいていないと思うんだけど、どこで気づいたんだろう?どこかでフラッシュバックしてるよね?パラダイスワールドの廃墟かな?

話の途中でアレ?ってなるハル「誰の話?」からの「それ、私の心臓だよ」超ビックリ…恋心?も多少はあったと思うんだ。それなのにその想う人は自分の心臓で…ってなるの頭と心が別だからこそ思ってしまう複雑さ…恋人とか友人が死んでしまってその心臓が自分に…はあるパターンだけど、貰った心臓に恋していたってもう割と絶望というか残酷というか…死ぬまでずっと一緒にはいられるけど自分の中で感情が完結してしまうのかな…

バックハグで心の中めちゃくちゃ悲鳴だった。色々な感情だった。身長差…ヤバかった(言葉にできない)

 

真由の家

嘘をついていたと告げるハルにめっちゃ怒る真由両親。本音を話すハル。ハルが貰った心臓のために嘘を重ねていたのって心臓にたいしてもだけど、多分そのご両親への申し訳ない気持ちが一番だったんじゃないかな…ご両親は子供を亡くしているわけだし…そう思うとまだ自分の中で整理も付いていないのに、身体は通常の生活送れるからってメンタル無視で定期的にあんな手紙書かなきゃいけないって言われていたの拷問では…ハルの母親も色々言われているって知っているのに、変わってしまったのに、昔と変わってないから!って移植前と変わってないキラキラした息子の像押し付けて(ハルが言うまでマジで言い聞かせてたし)そんな体で書かせている(ハルの意思でそんな体で書いているけど、無意識でそうなるよな)のマジ拷問…そう思っていなくてもメンタル死んでいくって…

 真由の両親に謝罪してこれからはありのままを書きます!なんでもします!って言うも真由の両親が求めたのは真由の心臓の鼓動を聞かせてほしだったのが…ハルの言葉よりもそっちが聞きたかったんだよな…って娘が違うカタチで生きているって感じられたことがあの両親のやっと見えた希望だったのかなと…

 

決意

色々なことがあった1日。自分は不器用だし人を愛するなんて器用なことできないけど、投げ出さずに精一杯生きると誓うハル。

歌の最後の音上がるところがエリザベートの『私だけに』のそれだった。薮くん、シシィだった。(ハルにはこの頑張った分シシィ位自分の為に逞しく生きてほしい)

舞台のセンターでライト浴びて力強く歌う薮くんがたまらなく素敵すぎだった。

薮くんの歌で始まり薮くんの歌で終わるの最高か。

 そんなハルを後ろから見守る修一(と友達)がすごく良くて、振り向いて修一達に近寄るハルを見て修一との距離もまた近付いたように感じた。ぶつかって傷ついた先に得た友情だと思った。これからのハルの人生が暖かいものでありますように。

 

修一

めっちゃメンチ切ってるしなんなら8割方メンチ切っているのにお顔がバブくてかわいすぎてたまらなかった。メンチ切っているのにあんなにかわいすぎる人初めて見た…存在がかわいすぎるんだ…

 

 修一はあの町で苦しめられた若者すぎなんだ…ハルとの友情を犠牲にされた感じがすごいんだ…。

 病気になってしまったハルにどうしていいかわからないけど一生懸命募金集めして救おうとしていたのに大人達の残酷すぎる言葉に恐怖を覚えてしまったのかわいそうすぎて…ハルの手術が成功して涙を流すほど嬉しかったのに残酷な言葉が頭をよぎってしまう。サッカー上手くてって子供からしたらヒーロー的な立ち位置になるのにそんなハルですらそんなこと言われるって事は自分ならもっといらないのでは…ってハルがいなくなって得た自分の立ち位置をキープしていないと見捨てられてしまう…ってなっちゃうよなーーーー。それでもう戻らないでくれなんて言っちゃったんだよなきっと…

なんでそんなこと言ってしまったんだろうと後悔の念に駆られると同時にハルに自分が言ったことバラされたら終わってしまう…って恐怖の負のループよね…気分はダークサイド堕ちよ…だからあんな脅しと優しさのメンタルDV彼氏みたいな対応しちゃうんだろうな…

 ハルは修一からの言葉で傷ついてもう関わりたくないって感じするから傷つきたくないって逃げようとするのかな。

 修一、自分が一番ハルを傷つけた張本人だと自覚していると思うんだよな。あとはリーダー格にいる感じから自分のいる立ち位置だからこそ見える他人(学校とかの)からのハルの評価が分かってしまって、自分が隔離させてしまったからこそ、どうにかしたいって懺悔の気持ちもあると思うんだよなー。それが空回りしてるんだけど。(空回りする位にハルには修一との溝があるんだけど。人間関係で卑屈になってしまうともうなかなか人との距離感って戻せないし)

 空回りしすぎて自分から逃げるハルに傷ついてもいる。自分の立ち位置まもる為に必死な感じもするけど、ストーリーが進むにつれて本当はハルに許されたい昔みたいに元に戻りたい、純粋に友達でいたいって思っているんだろうなぁ…って。回数重ねて観劇するうちにそんな不器用な修一にかわいさしか感じなくなってきて、「おっ、お前は本当は仲良くしたいんだよな?仲直りしたいのに上手く言えないんだよな?頑張れっ若者!」ってモブな気持ちが生まれていた。

 

思い返してみると本当は仲良くしたかったとしか思えない修一の言動

 最初にボクシング始めた時、「お前はサッカーするんだ!」って言うのも本当は昔みたいに一緒にサッカーしたかったんだろうし

 パラレルワールドに行くのも「なくなる前に親父さんが作ったの見ておいた方がいいだろ、お前の為に企画したんだからな!」ってハルの為だし

(最初に既読スルーやめろよって言ってるけど、多分修一いつもハル誘う前に超一生懸命企画考えているしLINE送る前に一度勇気振り絞っていると思う)

 衝突で「そんなんだから必要なのかって言われんだよ!」って言っちゃうけど多分それがなかったらハルは母親と真由以外に自分の本音を言える機会はなかったから一種のきっかけにもなったもんな。

 傷ついたこと言って逃げようとするハルに「待てよ!お前は俺の気持ち考えたことあるのかよ!」ってハルに逃げさせなかったのも良かった。(ハルと会話しても心の距離取られて呼び止めるもいつも去られてたから限界もあったと思う)

勢いだしお互いめちゃくちゃ傷ついたけど、ハルと向き合いたかったんだろうなって思えるし(これ何年も経って大人になった時にあの時はありがとうって話していて欲しい)

 ボクシングの試合の時、気まずさともうどうでもいい!って気持ちから最初はいないけど、ハルが追い詰められている時に声を激励の声掛けて、なんでハルがこの試合をしたかったのかって思い出させるし、誰よりも先に駆け寄るのに、ハルのいないところでハルを称える拍手する時、拍手も1番にするのにハルはそれ見ていないんだ…

修一、不器用すぎて愛おしさハンパねぇ。

 

 最初に真由見えているか分からないけど、真由がもっと明るみに出ている存在だったら修一絶対に真由に超絶な嫉妬している笑

嫉妬丸出しの顔して真由にガン飛ばしている…超見たかった…

 

 衝突からのハルの試合になかなか来ない修一のところ、前日の夜とかに優馬から「修一来ないのか?」って連絡来ていると思う。あと「お前はいい奴だけど、たまに壁感じるんだ。あんなに本音で喋る修一は初めて見たよ」みたいなこと言って修一にとってハルは必要な存在なんじゃないか?って思い出させてそう。電話終わって一言連絡入れるけど、そこから連絡来ない修一。翌朝、最後に連絡入れてみるけど修一の既読スルー画面見てため息ついてリカとかに「修一は?」って聞かれて首振って「やっぱ来ないか…」って言われてなんとも言えない顔している優馬はいると思う。

 モヤモヤした眠れない夜を過ごして試合当日も迷ってベットにいるけどふとした時にサッカーやっていた頃のハルとの写真とか見ちゃってちょっと心動いて玄関で靴紐結ぶところまでいくけどウジウジ悩む。でももう見せなくなった自分に心から笑顔を向けるハルの顔思い出しちゃってウワァー!!!って叫びながら玄関飛び出していてほしい。修一めっちゃ足速いと思うし。(しめちゃんマジで速いし)

って妄想繰り広げていた。

 

 ハルに「良い人ぶれて気持ち良かったか?」って言われたのにはマジで傷ついていると思う。どっちも仕方ないんだけど、これは泣きたいくらい傷つく…。

真由の家に行って決意を新たにしたハルを迎えに行った時には、(一生懸命探してやっと見つけた感じもあるよね)ハルは真由への気持ち自分の気持ちにも少しは区切りがついたと思うと同時に、修一の姿を見つけた時に試合で応援してくれた修一を見てもう心のどこかで許していると思うんだよね。敵しかいない中で純粋に自分を応援してくれた修一に。合流した時に夕日をバックに多分2人で笑って許し合うんだ。で、みんなと別れて星空の下、2人っきりになった時に「良い人ぶって気持ち良かったかって言ってごめん。いつも逃げてごめん。」って謝ってそう。修一も本当に心の底から謝ってきっとハルがあの時に言って欲しかった「お前が生きていてくれて良かった。必要な人間なんだ。」って言葉を言って2人で笑っていてほしい。

笑いあってから修一が「(傷)痛い?」って言ったり「シャドー教えろよ」ってシャドー真似して笑ってハルが教えるんだ…そんな2人を見守るように流星が流れていてほしい…

2人の友情が新たな出発をして、また2人でサッカーしたり、修一にシャドー教えてあげていてほしい。今度こそお互いがお互いのために友情を育んでほしい…。

あれ、これも妄想だ。

 

修一について書きたいと思ったらとんでもない長さになってしまった…

 

ステージ上のしめちゃんはJUMPのバックについている頃までしか見たことなかったから、舞台に立つ姿見てすごくビックリした。

すごく舞台に向いてるわ…存在がかわいすぎる!っていうのがハルで見たしめちゃんの第一印象だったけど、溢れんばかりのかわいさは華があるし、声も良いし、歌も上手いしでこれから舞台に立つ姿を見たいな…と追いかけたくなる人だった。

 

 話の内容に突っ込みどころはあると思うけど(私もマジレスしてごめんなさい。それくらいちゃんと見ていたってことで許して)、めちゃくちゃ難しいよな〜これ。社会の縮図すぎてしんどさがある中でやってのけた薮くんすごいわ…

 

 日々上手くなっていく歌声に演技に薮くんの無限大の力しか感じなかったわ…

勝手にいろいろな想像繰り広げていく中でドンピシャにハマっていくのが凄すぎてさすが薮宏太様でした。

また素敵な作品に出逢う薮くんが見られますように。

薮くんに幸多からんことを。

ハル レポ

薮宏太 約10年ぶりの主演ミュージカル『ハル』観劇記録。

(今さらなのは重々承知)

全部覚えられなかったし抜けてたり間違えてるところ多いと思います。こんなニュアンスだったなーくらいのレポです。

 

一幕

 

舞台センターにスクリーン

♪ハ…ル

と色んなリズムでハルの言葉が流れる

スクリーンに縦線横線が映る。 ハルのロゴの文字が一画ずつ出てくる

 

スクリーンが上がると椅子に座り、手紙を書いているハル。

 

♪偽りの手紙

お元気ですか ぼくはとても元気です

仲間と過ごす日々が 楽しい毎日です

サッカーの試合は 見事勝利しました

勉強だって頑張ってますよ 東大も夢じゃない

あの頃が嘘のような毎日 ~~~

心臓が軽やかにメロディーを刻む

どうかこの鼓動が届きますように

 机叩く

「嘘だ…無理だ。限界だ」

ありもしない嘘を書いて理想の自分を書き並べて

自分の嘘に殺されそうだ

俺はあの時死んだのかも…しれない

 椅子から立ち手紙をクシャクシャに丸める

 (4/12公演ではボールペンを落とす)

 

母「ハルー?書き終わったの?」

声がかかると急いで椅子に座り書いているふり

(ボールペンを取ろうにも、ペンがないことに気づき落ちていたペンを急いで取って書いている ふりをする)

ハル「うん…もうちょっと…」

母「早く書いちゃってね。前回からもう半年も経っているのよ」

ハル「…」

LINE鳴る

ポケットからスマホ取り出す

母「流星群見に行くんでしょ?」

ハル「なんで知ってるの?」

母「昼間、そこで修一君と会ったのよ。外はまだ冷えるから温かくしなさい」 椅子に掛かっていたブレザーをハルの肩に掛ける。

ハル「やめろよ」母を振り払って下手へ

 

 

♪流星の歌

この街には流星が降る

 「あら、〇〇さん、遂にこっちに家を建てたんですってね」

 「もう海沿いは…」

 

 「よ!寿屋で一杯どうだ?」

 「え」

 「サンドバッグちゃーん」カバン殴る

 「まだ来たばかりだから知らないか。 この町ではみんな寿屋で流星群を見るんだ」

修一と香織センター後ろから下手へ

大人たちを見た修一と香織、 見つからないように屈んで逃げようとする。が見つかる。

社長「よぉ!お前たちもどうだ?」

修一「いえ、俺たちは展望台から見ます」

香織「高校生を飲みにケーションに誘わないでください~」

2人上手にはける。

 

 

仕事を早く覚えたい

宝くじが当たりますように

素敵な出会いがほしい

ささやかな幸せを…

 

ハル、センターから登場。町の人に怯えながらくる。

 

ハル「まただ…」

♪誰にも見られてない

誰かに見られているような感じ

普通にお喋りしてジョークして挨拶を交わす

どうか今日は…

 左二の腕掴んで怯えているような感じ

ベンチを囲む修一達

修一「遅いなー」

香織「予報じゃピークは23時でしょ?」

「うん」

「違うよ。ハルでしょ?」

「え、またハルも呼んだの?

修一「嫌がるなよ。一応俺の幼馴染なんだから」

 下手後ろから真ん中辺りにベンチに座る

香織「ねぇ、ハルって小さいときからあんなんなの?

優馬「いや、昔はもっと普通だったよな」

修一「まぁ、不器用だったけどな」フッと笑うように

優馬「例の件でいろいろ言われたからな」

里佳子?「ハルって時々ハイテンションな時あるよね」

香織?「あーあるある!」

みんなで笑っているとハルが上手後ろからやってくる

「あ、きた」

みんな一斉に笑うのやめる

ハル「みんな、ごめん遅くなって。楽しみにしすぎて…やぁ、ごきげんよう

(このごきげんようがなんかすごい薮くん笑)

女子「ほら、それ!」

流れる変な空気(そりゃあな‼)

優馬「はーい!彗星ってなんでしょうか?」

里佳子「はい!星と星の衝突!すなわち、集団疎開!」

優馬「戦時中か!」

里佳子「じゃあ慰安旅行!」

優馬「おっさんか!」

修一「ハーレー彗星だよ!みんなも聞いたことあるだろ? お互いの起動にあった彗星と星がぶつかり合って…」(めちゃ詳しく説明する修一。パンをパンパン焼きやがれ! 言っている子だとは思えなかった←コラ)

香織?「まぁ、綺麗なんだからいいじゃない?」

ハル「綺麗なんかじゃないよ」

「え?」

ハル「綺麗なんかじゃない。彗星の軌道は秒速40キロ。地球の軌道は秒速30キロ。自分の軌道と相手の軌道がずれてぶつかり合って出来るんだ。

むなしい。

でも一番むなしいのは誰ともぶつかり合わず永遠にたった一人で同 じ軌道を回ることだ。グルグルグルグルグルグルグルグル(その場で回るハル。女子ドン引き)

むなしい。むなしすぎる…」

里佳子「ちょーっと雲が出てきたかなぁー?暗くなってきたぁー」 花組ポーズ

香織「ハルの話がむなしすぎたんじゃない?

優馬「でも、俺、初めてあいつらの気持ちが分かったよ!」

「あいつらって?」

優馬「回転ずし!♪は中トロ、コハダ、アジ!へいらっしゃい!」 ベンチの周りを走り出す優馬、香織、女子♪ガリ!ガリ!ガリガリ ガリガリ!まで歌う。優馬壁画っぽいポーズで止まる。

ハル「ごめん!やっぱ、俺、帰る!」下手に走り去るハル

修一「ハル!大丈夫だって!」

「あーゆーとこあるよね」

 

商店街

♪流星のうた(再び)

社長「来なかったぁー」でみんな落胆

 

下手から祖母の居間出てくる。ハル座っている。

祖母「こうして朝昼晩1日3回、血圧を測っているんだ。

どの時間が低いか分かればいつお風呂入ればいいかわかるしね」

ハル「…心臓ヤバいのに元気だよね」(自分の方がヤバかったよな)

祖母「うん!元気元気!あ、上がっちゃった」

ハル「いいなーここで暮らそうかなぁー」寝転がりながら伸び。(かわいい)

祖母「そりゃ無理だ。母さんがあんたを手放すとは思えないね。例の文通はどうなんだい? 本来なら直接やりとりすることはないんだろ?」(ほんとな!それな!普通タブーだろ!)

ハル「うん。でも書かないと母さんがうるさいから…」(かわいい)

祖母「ああ。あれ、本当に高いな…」

えへって顔して書こうとする。

それに気づくハル、机叩いて

ハル「嘘書いても意味ないよ」

祖母「はーい。ハル、手紙は義務じゃないんだ。それならやりたいことをやるんだ」

ハル「やりたいことねぇ…」

 

♪人生は花火だよパーッと生きていたらおばあさん…

 

歌い終わり、ハルがバイバイと手を振る。居間は下手へはける。

 

ハル「やりたいことね…。やりたいことが見つからないんだ」

♪心が望むこと

本当にやりたいこと

それは何

心臓よお前は何がしたい

お前はーあー

 

真由走ってくる

真由がシャドーしてるのを見てるハル

真由「… 知らない人を睨んじゃいけないってママに教わらなかった?」

ハル「あぁ、ごめんなさい」帰ろうとする

真由「ねえ!ここにジムない?」

ハル「…ジャングルジム?」

真由「ボクシングジム! まだこの街に来たばかりで…でもボクシングは続けたくて」

ハル「あぁ…ふーん…珍しいね女の子なのに」

真由「ふーん。そういうタイプなんだ。いいよ。演じてあげる。どんなキャラがいい?」

ハル「癒しキャラかな…あとはモグラキャラ…」

真由「嫌味だよ!何なの?モグラって!」

ハル「なんでボクシング?」

真由「それも散々言われた。出逢っちゃったんだよね!

知ってる? ピアニストはピアノが上手い人がなるんじゃないんだよ! ピアノに魅せられた人がなるんだよ!…感動だよ!

知らないの? 本気と本気のぶつかり合いなんだよ!」

 

♪秘密の鍵

深く何かが目覚めるように

心の奥に火が点って

命が歌う

寝ても覚めても

 

胸が震えて

叫びだしたんだ

命の旅へ踏み出せる

秘密の鍵を見つけたんだと

 

じっとしてる場合じゃない

恐れてる暇はない

周りにどう見えるかなんて

もうどうでもいいんだ

ただ

走る! 走る!

命に、命に突き動かされて

 

この思い、誰かとぶつけ合えば

もっと広い世界に羽ばたけるはず

リングの上ならそれができるかもしれない

 

命がこの夢を求めるなら…

 

じっとしてる場合じゃない

恐れてる暇はない

周りにどう見えるかなんて

もうどうでもいいんだ

ただ走る、走る

命に、命に突き動かされて

ただ走る

 

 

下手に向かう真由に「おう!」っと声と手招きされて

「はい!」って行くハルかわいい。子犬…

 

会社

会話の順番バラバラ(覚えられなかった)

「え!パラダイスワールドついに解体されるですか?」

「遂にね」

母「まぁ、あのままあるよりはいいですけど」

社長「あぁ、15年放置されていたからゴミすごいから頑張って」

「あそこ、他の県からもゴミ捨てに来るやついますもんね」

大川「パラレルワールドってあの廃墟ですか?」

賄賂話

浅野「その賄賂に絡んでいたのがもう一人いましたよね。 大川さんの…」

社長「おい!もう禊は済んだんだ。いいだろ。」

浅野「そうですね」「はーい」どっちか

社長「役員との話し合いがあるから先に失礼するよ」

大川「さっきの話、なんなんですか?」

全員「?」

大川「賄賂の話ですよ!僕の、なんなんですか?

浅野「まぁ、いいじゃないですか!」

大川「新人に冷たいなー」

「だから派遣切りに合うんだ!」

大川「いいですよ…こんな時は筋トレ!」

ジャケット脱いで床に叩きつけようとするも、そんな度胸なく、 椅子に置く。

 

♪筋肉は裏切らない

筋肉は絶対裏切らない~(スクワットしながら)

 

神尾ジムセット下手から出てくる

田中と佐藤サボる。大川来る。筋トレする。

 

美しさより強さが欲しい

生きてるみたいな大胸筋

ガンダムみたいな三角筋

人は見た目じゃないというけど嘘だよ

立ってる姿は冷蔵庫、

 

ハルと真由、上手、2本目の道から来る

 

大川「おぉ!入会希望か!」

ハル「はい!」と元気よく言う(普通のテンションで言う日もあっ た)

思わず言ってしまった。みたいな感じで「あ、」 って口抑えるかわいい。そんなハルを見る真由。(4/2はほらね!みたいな顔していた)

大川「あれ、君、石坂さんの息子さんだよね? ほらお母さんの会社で一緒の…」

ハル「あぁ、派遣の…」

言われっちゃった感で苦笑いの大川「 そうポイ捨てされてこの街でやっと初めて正社員になれたんだ!

あれ、でも君もボクシングやって大丈夫なの?確か…(心臓触る) 」

ハル、食い入るように「あぁ、それは、もう大丈夫なんです」

大川「そうか!ここは3人しかいない。俺と、 初めて持った担任が学級崩壊を起こして休職中の田中さん」

田中「よっ…は…」途切れ途切れに単語発する。佐藤が通訳する。

大川「この人は佐藤さん!ここで一番の古株! でもだれも素性はしらない…」

真由「落ちこぼれ集まれーか」サウンドバック触る。

大川「今日はオーナーがいないから筋トレしているんだ! 効果的な腹筋のやり方おしえてやるよ!」

ガンスルーする真由。ハルにサウンドバック(センター)の方に寄らせる。

真由「右利き?」

ハル「うん」(マジかよ!)

真由「構えはこう」真似するハル。かわいい

真由「ワンツー ワンツー」

ハル「ワンツー…ワンツー」見よう見まねするハル。かわいい。

真由「もっと腰いれて!ワンツー」

ハル「ワンツー」

真由「ガード下げない!ワンツー!」

ハル「ワンツー!」

真由「どう?」

ハル「…わからない…」フーンとつまんなさそうな顔する真由

ハル「でも、好きかもしれない」嬉しそうな真由

真由「2人でやろう!私が知ってること全部教えてあげる!ワンツー!」

2人でシャドーする

下手から出てくる神尾

神尾「お。今日はサボってないな!」

大川「神尾さん!入会希望です!2人も!」

2人見る神尾

神尾「…あの男の子の方はだめだ」

大川「え…?神尾さーん!」

真由に見守られながらシャドーするハル

(背景だけ幕変)

 

上手から修一出てくる。真由、自然とセンターから後ろにはけていく。

修一「何何何しちゃってんの?(嫌味っぽく)サッカーの代わり? あー俺への当てつけ?」

ハル「そんなんじゃないよ」

修一「一度練習に来いよ」

ハル「でももう俺はみんなについていけないんだよ」

修一「あのことなら何度も謝っただろ! あのことは悪いと思っている。今は本当にお前とサッカーがしたいと思ってる。コーチに言ってやるからお前も俺も一緒にサッカーして元どおりに なるんだよ!いいから来いよ。分かったな。」

修一去る、シャドー続けるハル

 

シャドー

一生懸命シャドーするハルを見る母。

 

母「なんでボクシング?運動したいならサッカーでいいじゃない。名フォワードだったんだから」

ハル「サッカーはもう…」

母「そりゃ、全く運動していなかったから最初はキツイだろうけど」

ハル「…」(セット上手にハルの家?ソファーに座っている。下手に神尾ジム)

母「ボクシングって神尾ジム? 神尾さんにボクシングやらないかって誘われたの?」

ハル「まだジムには入会していないんだ」

母「お母さん、神尾さんはちょっと、いつか言わなきゃと思っていたんだけど、お父さんの死に神尾さん少し関係しているの」

ハル「え、お父さんは過労死じゃないの?」

母「この街はバブルの頃、温泉街ですこし賑わっていたの。パラダイスワールドの前は旅館が立っていて、潰れたあと、企業を誘致して工場を建てないかって言ってたんだけど、それを神尾さんがストップしたの。歴史とかを教える光と水のショーをしたいって。それを聞いてお父さん目を輝かせてたわ… 神尾さんが逮捕された後と孤軍奮闘してね…」

 

神尾「ことが進んでた頃には俺はハメられていた」

大川「知ってたのになんでやったんですか?」

神尾「断ったら融資を辞めるって言われてそんなことはできない」

…(記憶の限界)

♪時を止めた夢

ナポレオンも邪馬台国ベルリンの壁

寂れていく商店街閉鎖されていく小学校も

 

ハル「分かったよ…」絶望した感じ

センターで背を向けてしゃがむ。小さい。お尻の小ささ異常。全体的にこじんまりしている。かわいい。かわいい… お顔見えていないのにかわいい…なんで…

 

真由「へーお母さんに言われたら辞めるんだ?マザコン?」

ハル「俺に構うな」横向く

真由「反対なら私だって散々されてきた今だって!」

ハル「うるさい!俺んちはすこし特別なんだよ。二人で戦ってきたんだ。母さんを傷つけたくない。」

真由「戦ってきた?逃げているの間違いじゃなくて?」

寝転がるハル。そんなハルに呆れる真由。

真由「死ねばいいのに。あんたなんで生きてんの? そんなの死んでるも同然じゃない」

(ダイレクトー!普通そんなんで死ねばいいのになんて言わないー!)

ハル「あーーもうお前は何も知らないだろ!」

(フッと小馬鹿にしたような投げやりのような感じで)

「そっちは?その性格じゃはみ出して引っ越してきたってところだろ?」 ちょっと勝った感出してる笑

真由「私は!少なくともあなたが私を知らないってことは知っているっ!!だからあなたのこと知りたいと思っていたのに!…本当死ねばいいのに」言いながらハルの前に来る(ハルは寝転がっているから見下ろしている)。

立ち上がるハル

ハル「もう俺のことは脳みそから消してくれ」

真由「じゃ、そっちも返しなさいよ!」

ハル「は?」

真由「ボクシングのトキメキ返しなさいよ!」

ハル「トキメキ?」

真由「やってみて楽しかったでしょう?そんなキラキラした気持ちもったいない!返しなさいよ!」

ここで多分ハルのスイッチ入る。

♪ときめきなんかなーい この心臓はー

ハル「移植したんだ。心臓移植。この心臓は俺のじゃないんだ

これは他人の心臓だどうせ俺のところになんか来たくなかっただろう」

真由「バッカみたい。ほんと、死ねばいいのに!」 結構マジですごいこと言われているのに動じないし、だから? 的な顔している真由、ある意味すごい。

 

♪そうだよな 俺言われたしな 移植までして生きる価値がお前にあるのかって

 

ハル「町の人に言われた。ごみのように踏みにじられた。」

 

♪傷つかないために<ハルの脳内>

 (ベンチに座るハル、 周りに町人ロボットのようにカクカク動きながら)

こんにちは ごきげんよう 顔で笑って心で泣いて それが生活 それが人生

社長の腰巾着と言われても

夫婦の溝が埋まらなくても

笑って笑ってやり過ごそう

その方が傷つかないから

 (回るベンチスポットライト浴びるハル跪いて片手差し伸べている )

 

目立たず騒がれずそれが大事だ

奇跡を無駄にしたと言われても

笑って笑って笑ってやり過ごそう

みんなから許されるために

こんな小さな世界 雁字搦めの中

生きる道は他にはない

 

(町人に追い詰めらている。見下されている。胸ぐら掴まれている)

「ごめんなさい…ごめんなさい…僕でごめんなさい…でも、僕は母さんのために生きなきゃいけないんだ…!」

 

こんにちは ごきげんよう 笑顔を交わそう 顔で笑って心で泣いて

それが生活それが人生

 

その方が傷つかないけど

・・・・・・・?

初めて知りたいと言われた

頭にきたけど

心があんなに正直になったのは

「初めてだった」

(ベンチ上手の方に座っている)

ハル「母さんは言う。全てが元通りになるからって。今まで通りに生きられるって。でも、おかしいよね。心臓だけじゃ生きられないのに。」

 

♪君に逢えたから

父さんがいないことを気にしたことはない

母さんがいつも笑顔で守ってくれた

だから母さんを傷つけたくないんだ

大好きなサッカー 大好きな友達

「でも病気になって全てが変わったんだ」

(移動ベンチ下手側へ)

自慢の息子になりたいと思った

だけど心臓だけじゃ生きられない

(ベンチの上真由と背中合わせに体育座りをする)

こんなこと初めて言うけど

口にだすのも怖いけど

本当はあの時旅立ってしまいたかった

夢さえ届かないこの空の果ての世界まで

逃げたいんだ 逃げたかった 逃げたかったんだけど

今君に会えた

 

真由「…鏡を見ているみたい」

 

♪君に逢えたから

(真由)こんなこと初めて言うけど

口にだすのも怖いけど

・・・・・・・

思いのままいつも生きられなくて

・・・・・・・

今ハルに会えた

(ハル)今真由に会えた

(2人)今2人会えた

 

 

(ここが好きすぎて次のシーンの記憶が飛ぶ)

シャドーボクシング

鳴り響くトランペット

 

ひたすらシャドーボクシングするハル

 

(真由)シャドーボクシングは自分との闘い

 

真由「ハル、落ち着いてきたから教えてあげる。 ボクシングは本気と本気のぶつかり合いなんだよ!その時は目の前の相手しか目に入らない」

 

祖母と社長

500万の行方がどうのヒロシが死んだ時…その話はするな

ハルがいなくなったとハルの母から電話がくる。

昨日から帰ってなくて…こんなこと初めてだから。

見つけたら連絡するわ

 

神尾、ハル下手から出てくる

母「神尾さん…」

ハル「やっぱり自分で言うよ。

母さん、ボクシングの試合をする事になった。 神尾さんの知り合いで同じくらいに始めた人がいて。 お互いもうちょっと力をつけてから冬までにやることになった。

俺、一枚だけ自分でチケット作ったんだ。これ母さんに…」

母「この日…!」

ハル「そう心臓移植して5年の記念日、この日に僕はまた生まれ変わるんだ」

母「生まれ変わる?ハル、あなたは生きてるじゃない!」

ハル「生きているように見えたのなら… 母さんの目はどうかしている。

僕はこの5年ずっと演じてきたんだ。

幸せそうに見えるように楽しそうに見えるように。

だれか間違って僕を車の前に突き出してくれないかって

カミナリが落ちてそのまま終わらないかって。

自分が誰なのかわからない。

でもある人が言っていたんだ。ボクシングは本気と本気のぶつかり合いなんだ!

でもやりたいことはその先にあるんだ。

本気と本気のぶつかり合いの後に」

 

シャドーボクシング

町の人みんなで大合唱。

 

ボクシングをするハルを見て

♪へたっぴだし。腰引けてるのになぜかかっこいい

(って歌詞で薮君はいつだってかっこいいしかわいいわ!と全私が突っ込みを入れる。)

 

上手から出てきてメンチ切りながら

「なんでボクシングなんだ!」睨む修一。お顔が大変バブい。

女子「目が離せない」

 

シャード~ボクシーングはじーぶんとの戦い

シャードーシャードーシャードーボクシングは自分との闘い

シャードーシャードー

 

みんなでシャードー歌う。

若くて夢中になってたあの頃を思い出す町人のみなさん。

 

♪秘密の鍵<ハル>

 

一幕の終わり曖昧…記憶が…

 

 

 

二幕

ハル、センターでシャドー

 

♪ハル

ハルはじれったいナメクジみたい

でも塩を振っても溶けない

ハルは亀みたい

ウサギの群れのなかでもめげずに走る

そんな自分では嫌なんだろうけど

不器用さも良いかもよ

くじけない君に目を奪われるよ

ハー↑ル↓

真由「あと1分!」

ハル「真由はジムに行かないの?」

真由「うん…私あそこはちょっと…」

ハル「真由も試合をすればいいよ!そうすれば変わるよ!」

真由「偉っそうに!この間まで世界一ネガティブ星人だったくせに!」

ハル「違うよ!(椅子乗る)宇宙一さ!」

とキラキラしながら言い、上手に去っていく。

取り残された真由の寂しそうな感じ。何かがズレ始めていると気づく真由。

 

 

♪スポーツを!

うわさずきのママ友とランチしてネタを集めて

切り刻んで野菜と一緒に炒めましょう

無駄を省け上司は~

お前が無駄だ!

おれが家では粗大ゴミ

年金は期待するな~

ストレスを焼酎で割る

それがこの町で生きていくコツ

ハルを見てると心がうごくあんなに目に光がなかったのに

何がハルを変えたの?

ボクシングか?ボクシングよ

スポーツは身体より心に効くのかもしれない

 

歌の最中にハルが上手下手上手に走り去る

 

スポーツが体にも心にもいいと気づく町の皆さん。市長にスポーツ大会やろう!ってなる。

町のオリンピック!ってすれば人も来る!ってなる。

市長が♪町の小さなオリンピックを~でなんか決まる。

 

神尾ジムで説得

大人達が神尾にオリンピックやるって話をする。神尾は「 いいんじゃないっすか」って普通に答える。それの市長の返事「 君に責任者になってほしい」神尾「え!?」ってなる(そりゃあな )いきなり町内で決まった催事の報告とともに責任者やれって普通にひどいよな。(私なら絶対お前がやれよって思ってしまう)

市長、お前のことが羨ましかったんだ。だから話もちゃんとせずに警察にチクったと懺悔。お前に詫びの気持ち的な感じでオリンピックの責任者を任せたい。と話す。おいおいおい。ぶっとんでるぜ。(心の声ですぎ。黙って私。)

そんな話の最中にジムに来るハル。

筋トレを始める。

上手で横目にこの人たち何話してんの的な冷めた感じでちょいちょい見ながら筋トレ(言えた…!のとき)

リュック置く。メモとる書く。バンテージ右左ちょっと巻き直す。メモ書く。

ハルの筋トレメニュー

腕立て

ゲンコツ腕立て

腹筋

ワンツーステップ

9日ソワレは普通腕立て片足ずつあげて腕立て

腹筋も足上げ片方ずつ

 

 

大人達がいいように盛り上がっている。市長がサンドバックちゃーんといつものように声をかけて遂にキレる佐藤。

佐藤「初めて市長に会った時、顔腫れてるからって話聞いてくれて、でもお前も悪い。お前は男が殴りたくなるような顔しているそれから会うたびにサンドバッグサンドバッグ…!」

いや、社長クソかよ! 男が殴りたくなるような顔ってなんなんだよ! それに対しての市長「え…?嫌だったの?これダメ?」 って無自覚かよ!

佐藤「案外あっけなく言えた!」

♪卑屈になってーって歌いだす。

そんな大人達をアウトオブ眼中で筋トレするハル。

大人達、いい感じに結束しだす。筋トレするハルに

「ハルくん、俺たちも闘うから!一人じゃないよ!」

ハル「いや、ここには道具を借りにきているだけだし…あ、試合させてもらうことには本当に感謝しています。でも、そういうのはいいんです。注目されるのとかいやだし、じゃあ、そういうことで…」

上手に去る

「付き合い悪いなぁー」

「ほら海外移植の時にいろいろ言われたから…」

「寂しくないのかしら?」

この時あの時にみんなにいろいろ言われたからって自分らの周りの人やで!ハルを孤独にしたのは自分らやで!って心の中で盛大につっこんだ。

 

幕変

上手登場(リュック背負っている)

♪心が望むこと<リプライズ>

この街には真由がいる真由がいればいい

歌っていると修一が下手から歌聞いている。

修一、下手からガン飛ばしてくる上半身めっちゃアディダスなのに勝つスニーカーのナイキ(コラ)

修一「ハル、あいつって誰だよ。

試合あるのは分かるけど、だからって連絡無視はよせよ」

ハル「あぁ…」

修一「俺たち親友だろ。来週の日曜みんなでパラダイスワールドの廃墟に行くことになったから。あそこ今度なくなるらしいから。お前も親父さんが作ったところに最後に見ておいた方がいいだろ」

ハル「修一、もうおれに構うな。あのことは話さないからそれでいいだろ」

修一「はぁ?お前、自分がジョーカー持ってると思ってるかもしれないけど、お前が言ったら俺も言うからただそれだけだから。

…いいか!お前の為に企画したんだからな!絶対来いよ!」

なんか…めっちゃ修一不器用!不器用すぎない!?ツンデレか! ヤンデレか!一周回ってかわいく思えてくるけど、実際修一のお顔が天使のように大変かわいい。

 

廃墟

不気味な雰囲気でみんな怖がる。いろいろ置いてあるゴミの山を見て興味を持つ。

「この演芸広場でショーをやるつもりだったんだって」

「ナポレオンとか?桶狭間の戦いを馬を走らせてとか」

「私は新撰組がいいー!」

「えー。やっぱ海外ネタじゃない?ジャンヌダルクとか!」

 

修一♪何か気配が待ったをかけるここから先へは行かせないと

囚われの国へと誘うように

 

優馬「死んだおじいちゃん!」

修一「あ!俺がいる!」

 

真由が出てくる

ハル「真由!今までどこにいたんだ!?」

 

♪時代の墓場

(馬にのる真由かっけー)

時代に捨てられた~

一列に並びな

ここは時代の墓場だ

利用して捨てられて

お前は何を捨てた?昔は金もうけ~

 

なんかめっちゃジャニーさん好きそうなスタンスの曲。(伝われ)

ゴミを見て逃げるみんな。かわいい薮くん。追いかけられる。

センターに集められる。ハルがセンターでダンス(大勢を従えて舞台の上でセンターでダンスするこの時をずっと待っていた…!やっぱりダンスがめっちゃ上手い)

真由の歌唱力すごい。ラストの方で一度声が出ずらい時があった。

 

廃墟から逃げる。

「はぁはぁ、これが15年の廃墟…こんな怖い所がある街に住んでいたなんて」

「業務用スーパーになるって」

「早く綺麗にならないかな…」

ハル「それでいいのかな」

「はぁ?」

ハル「なかったことにしていいの?」

修一「ハァ?ハル、お前何言ってんの?」

ハル「今まであったものを無かったことにしてそれでいいのか

修一、小さい頃よく暗くなるまでかわら?でサッカーしたよな」

修一「なんだよ。いきなり」

ハル「 楽しかったよなー練習終わった後も二人で残ってずっと練習して」

修一ちょっと思い出して微笑む

修一「あぁ、お前が妖怪がでるー!って言って走って逃げたよな。なんもいないのに」

ハル「あの頃は良かったよな。なんでも言い合えて。

移植手術が終わった後、お前は一人でひっそりと病室に来て俺に言ったよな。治ってももうチームには戻らないでくれって」

優馬「あぁ、そういえば小さい頃はハルの方がサッカー上手かったよな」

ハル「レギュラーの座が奪われるのが嫌だったんだろけど、だからその償いとして俺をみんなの仲間に入れてくれたりして嬉しかったよ。でも。もう、おふくろはその事知ってるんだよ!

もう親友ごっこはやめよう」

修一「お前は今や街のオリンピックのメインイベントでみんなのヒーローだもんな!俺は用済みか?最低だな。だから言われるんだよ!海外に行ってまで心臓を貰う価値があるやつかって!」

優馬「おい!」

修一「みんな聞いてただろ!国内でドナーが見つかったときもそうだ!ハルでいいのかって。 もっとふさわしい奴がいるんじゃないかって」

辛そうな顔するハル

ハル「でも、おれは」

修一「お前自分が何言ってるのか分かってるのか?」

ハル「お前もな。(ここの感じちょっとジョージ・ノワックだった)

募金を集めてくれたことは感謝している。

だけど、

♪ 一度でも言ってくれたことはないお前は生きるのにふさわしいって

友達の価値はなかったのかぁー

お前なぁらみんな喜んで募金してくれたのか♪」

 

下手に逃げようとするハル

修一「待てよ。お前は俺の気持ちを考えた事あんのかよ!」

ハル「お前の?」

修一「毎日商店街に立って募金活動をしていた。

お前のおふくろさんに仲良くしてくれって言われて、だからお前の誕生日パーティーにもみんなを連れて行った。おふくろさんごちそうつくって涙ぐんで喜んでたじゃねぇかよ!手術後人が来てくれたのが初めてだって!」

ハル「気持ちよかったか?良い事して」

修一「お前、自分だけがってそういうけどな?」

 

 

♪ハルが病気になってどうすればいいかわからなかった

手術が成功したと聞いた時生まれて初めて嬉し泣きをした

でもすぐに怖くなった

次は俺の番か

お前の方がサッカーでスターになれたはず

だとしたら生きる価値がないと今度は俺が言われてもおかしくない

ずっと怖かった

 

♪ずっと怖かった

(ハル以外で)♪ハルを見てると怖くなる

次は自分の番じゃないかって

怖い×4

(全員)ずっと怖かったんだぁーーー

(だーの時薮くんだけ声が違うすごい)

傷つけあって落ち込んで帰る若者。

それと入れ替えで来るすさんでる大人

 

 

母「ハルが練習にきてない?」

「ええ。試合ももう近いのに」

「なんでかしら…」

「あの私のツイッターやってるんですけど、 ハルくんのこと呟かれてるんですよ…」

 

ルサンチマン

あの冴えない少年がボクシングの試合?

移植から5年目の誕生日に試合?

また晒し者にされたいのかしら

立ち直れなくなるくらい負ければいい

 

…こえぇーーー!超こえー! 頑張って病気を克服した子に立ち直れなくなるくらい負ければいいってどんな!しかもお前らハルのこと知ってるやろ!こえぇよ! もはやこれ自治体からのいじめだよ…っていうか移植から5年目の誕生日とかつぶやいたヤツだれだよ…そっとしておいてやれよ… ハルはただ試合したいだけなのに、 勝手にオリンピックの目玉になんかして晒し者にしたのお前らや… (超絶過保護)

 

「じゃあ、これを見てハルくんはプレッシャーに負けてるってこと?」(プレッシャーっていうか普通にメンタルやられるってこれ…)

「おい」

「 でも移植の時もみんな面と向かって悪く言う人はいませんでしたから…」

「あの時、石坂さんハルに募金できない人は心が貧しいからって言ってて、ハイ。と答えたんですけど(ハル母が触ろうとするのを避ける)で も、私実家が福島なんで何億もかけて集めるんなら被災地に…って思ってました。だって全部なくなったんですよ。私心が貧しいから…」

ってまさかのカミングアウトーーー!いや!今言うーー!?それは一生石坂親子に言わなくていいやつだからぁーーー!そんなカミングアウトしなくていいからぁー!それ聞いたらハルどんなに傷つくと思ってんの!?今すぐ町から逃げて…石坂親子…傷つけられる町に居続ける必要ないで…あ、でも旦那さんのいた地だもんな…(ここまで秒)

「町のオリンピックなんて… って思ってる人たくさんいると思いますよ」って冷静な突っ込みいれる人もいるけど、全力でそれな。みんながみんな賛成なわけないやろ。

っていうか、自分らそんな小さいコミュニティーTwitterフォローしあってんの…怖くね…?普通ご近所さんで相互しない…あとわざわざ小さい町のオリンピック検索しなくていいんやで…

 

♪最後の一人

♪あの子を守らなきゃ誰が味方で誰が敵?こわいー

辞めさせる?背中押す?あなたならどうする?空から守って~

 

な歌。個人的にスポットライト浴びて怖い~ って打っている姿めっちゃ宝塚舞台だったし、めっちゃロミジュリだった。

 

試合前に緊張しているハル

真由「緊張してる?」

ハル「当たり前だろ」

「逃げ出したくなる。色んな人が俺のことを言う。だって何も解決していないし、道はもっと険しくなるし、それを毎日突きつけられている。俺は何も変わっていない、変わっていないのに変わったと言われる」

真由「私も初めての試合の時緊張したよ。怖った」

ハル「試合はどうだったの?」

真由「ボロ負け!思っていたことなんも出来なかった」

 

♪開会ソング

遂にきたオリンピックの日。ソーラン?よさこい? みたいな感じでめっちゃ祭りって感じの音楽

 

♪試合

ハルの試合会場にみんな来る。ボクシングのセットがちゃんとしたやつ。ドリボじゃない。ロープがレーザーじゃない。

「勝てるのか?ハルは」

「やすあき強そう」(対戦相手)

母「どうか神様お守りを」

祖母「ハル!前を向け!恐れるな! 自分が変わったことを証明してやれ!」

試合始まる

最初にハルが殴る。殴られる。

スポットライト浴びて

♪何が起きたか分からない。記憶が飛んだ。 こんなこと初めてだ!

ハル、ビックリ。

そんな時に下手から来る修一。修一来たー!ヨッ! ツンデレーーー!

多分修一前日に優馬にお前は来ないのか?とか言われてるし、行かない。って意地張ってるしベットの上でうわ~ってなってる。出かけるまでも行くか行かないかでめっちゃ悩んでるし、 玄関でスニーカー履くときまで悩むけど、なんだかんだハルとは親友に戻りたいしで腹くくってクッソー!とか言いながら走って来てる。(妄想)

 着いた修一の一言目が「ハル!なんて顔してんだ!」リング前来る。修一見るハル。

歌でやすあき強いとかカッコいいじゃんとか生きてる証明見せてやれ!って叱咤激励。割と結構ひどいこと言われてる。

ガード下げるな!負けるぞ! からのフルボッコかまりに行く1回倒れる。

♪修一 ~やり直せること教えてやれ!

と激励。あんただけだよ…素直に応援してくれてるの…

試合の途中でリングの後ろに真由が出てくる。歌う。

頑張る姿がこの世で一番美しい的な歌を歌っている。

ハル、形勢逆転したと思ったらクロス。

真由「ダメ!」

ハル倒れる。

リングから落ちる。神尾来る。触ろうとする神尾を止める。(ただ、一番早く来るのは修一だけどな!!!)

ハル立ち上がると後ろに当たる。

祖母「ハル!胸を張りな!」

負けた姿をスマホで取る女を皮切りにみんな負けたハルを写真撮る 。

そんな姿のハルを見る修一。(多分修一はじめ、 同級生はそんな大人たちにドン引き)

ハル「うわぁー!」叫んで下手に走り去る。真由も追いかける。

ハルがいなくなった試合会場で、負けたけど「ハルを誇りに思う! 」と言う祖母。拍手を最初にする修一。それにつられてみんな拍手。そんなみんなに「ありがとうございます」と頭を下げるハル母。

なんか、負けたけど! が最初に入る感じの慰めと激励を言っていて自分らオリンピックの意味知ってんのか?と思ってしまったよね…。ハルは病気を乗り越えてが前提であること忘れてないか?

そして一番最初に拍手してあげる修一やっぱりいい奴だよな?ハルのこと好きだよな?(修一にゲロ甘)

 

試合後ジャージ着てる

下手から来る。夕日の中打ちひしがれているハル。(アベマリアみたいな曲)

ハルを見つけた真由「うわぁー!夕陽が綺麗!…見なよ」

ハル「消えたいもう誰にも会えない」

真由「 あの夕陽がしずむ少し向こうにここよりちょっと大きい街があるの。そこのボクシングジムで初めて試合をして道が開けた!と思ったその帰りにトラックに轢かれて、そのまま…」

???ってなるハル

ハル「…誰の話?」

真由の秘密が話されていく。

そしてお互いがシンクロする理由が分かる。

真由「それ、私の心臓だよ」

(サマースノーーー!?これはクロスハートなの!? サマースノーなの!?って初見の時は大パニック)

大事なこととか、実はそんなに大したことないことに対して

真由「その時は気づかないんだよね」

と悲しそうに言う。消え入りそうな真由を感じるハル。

ハル「真由、行くな…!」

 

ハルが真由をバックハグ。身長差…一瞬ここで私の魂抜ける。

真由去る

 

♪いのちの音

本当はなりたかった

命の音

(みたいな歌詞)

 

幕変

真由の家

娘の死を嘆く真由の父と母。

♪娘への誓い(前半)

そこに、浮かない顔をして入って来るハル。

「すみません。今日は休みで…」

ハル「この写真…」と真由の写真を見つける。

「あぁ、娘です。今日が命日で…」

と説明を受けてやはり…と気づく。

「娘の友達かね?」

「あ、いえ、僕は、娘さんの心臓をもらった…」と話し始める。

「…君か!その傷はどうしたんだい?喧嘩でもしたのかい?」

「ボクシングで…」

「この子もやってたのよ!」で確信。

「まだサッカーはやっているのか?」に心苦しくなるハル、意を決して言う。

ハル「サッカーはしていません。全部嘘です」

真由父「なんだって?」

真由母「ひどい」

真由父「どうしてそんなことしたんだ!理由を言いなさい」

うつむくハル。

ハル「すみません」

真由父「すみませんはいいから。言わないなら帰ってくれ」

ハル「初めて手紙を頂いた時、自分のはこの心臓に見合う人間なのかって。この心臓にふさわしい人間でなくちゃって。この心臓が生きたかったように生きるのがいいんじゃないかって。 そのうち自分はもう死んでるんじゃないかって思えてきて、生きるために嘘を…心臓と生きたくて嘘をついて、でも嘘をつく度に心が死んで…だから…この5年頭と心臓が別々のような気がして…僕はこの心臓と一つになりたかった」

土下座する。ハル「本当にすみません」

真由父「もういいから座りなさい」

 

「なぜボクシングを?」

真由が来る。下手から前を通ってハルの後ろにいる。

ハル「ある人がやっていてその姿がすごくカッコよくて…その人が言ってたんです。ボクシングは本気と本気のぶつかり合いだって。拳と拳それしかないんだよって…。

…手紙。これからは嘘じゃなく本当の事を手紙に書いて送ります。他に何かできることがあったらなんでもします!」 必死に言うハル。

真由父「何もしなくてもいいんだ…。ただ、心臓の音を聞かせてくれないか?」

ハル「はい」

ハルの心臓の音を聞く真由の両親。

そんな姿を見守る真由。

鳴り響く心臓の音。

♪娘への誓い(後半)あの事故は忘れられないけど立ち止まらずに 生きる

舞台の後ろに消えていくセット。

 

ハルが一人で歌う。

 

♪決意

どんな人を愛せるほど俺は器用じゃない

でも愛は信じてる

ぶつかりながらぶつかり合いながら

命ひとつ抱えていく

 

勝利とか敗北とかそれより大事なものがあるはず

強さや弱さでは測れない

傷ついても守りたい

俺は俺を手放さない

ぶつかってもいい ぶつかってもいい

俺の命投げ出さない

悔しさを飼いならすな

立ち上がれ歩き出せ

命ひとつ抱えていけ

 

 

歌い終わるといつもの街並み。ハルの後ろにいる同級生たち。ハルに近寄る修一。微笑みかける。そしてハルと一緒に仲間たちの元に行く。

きっとこれがハルがこれから生きる道。

 

END

リューン2019考察

やっぱリューン最高だよーーー!

本当今回リューンのチケット取れなさ過ぎてめっちゃ泣いた。売れっ子になって… ここ最近で一番チケット取れなかったミュージカルだったよ…

変更点が演出にも歌詞にもあるってみなさんが各々メディアで言っていたので、変わってほしくないところが変わったら寂しいな~ という気持ちもあったんだけど、ダナトリアとクラートンのヒゲにビックリしたのが一番だった笑

フローとダイの幼さ(特に喋り方)が増したけど、なんだろ、どこか初演の時より成長している感じがあった。

あと、色々セリフが足されたことによって、初演で書いた私の考察 (という名の妄想)も変化するなーって思った。

 

ここはあくまでも自己満考察なので好き勝手に書いています。なんの確証もないです。

 

考察項目

・試し斬り

・義手を見るフロー

・たたらの島での終わり

・ファンルンはなぜフロー・ダイ・エルカを殺さなかったのか

・総括(ここでくるまとめ。総括以降の項目は物語に関係ないため)

物語には関係ないけど勝手に解釈したシリーズ

・リューンの時間軸

・風の洞窟、リューンの里(後半ほぼ妄想)

・リューンのファンタジー論(主にハリー・ポッターとの比較)

・ポスター

 

試し斬り

腕斬られる時のフローが「ウワァッーーーーーーーーーーーー!」 って叫ぶのが追加になった。 初演では叫ばなかったのすごい好きなんだけど、あれなのか… 生きることを諦めている感強いからなのかな…(以前のブログでフローはダイを殺すとともに自害を少なからず心に決めているのではないかと思っていると考察)エルカへの対応も斬られる直前の怖がる顔も変わらないけど(初演より怖がっているかな)、叫ぶことによってフローの感情が正常なんだと。生を感じた。

 

義手を見るフロー

♪いつか虹が見たいrepriseでフローが登場する時、笛を吹く前に義手を見るフローのお顔が…!なくなってしまった切なさと、次に進む為の一歩だと。これでダイを助けられる。って希望が詰まっている愛しさと切なさと心強さとが合わさったお顔がもう、抱きとめたい。フローは何かを得るには代償が必要なんだと潜在意識でやってるの …?もうあなたファンタジー小説の主人公のような生き様だよ…( ※リューン・フローはファンタジーミュージカルの主人公です)

 

フローが自分の義手を見るのはこのたたらでの終わりと、全てが終わってルトフの里に帰ってきて(フローが発するすべてのセリフが終わってダイがしゃべっている時に後ろで)フローリアとアリーシャと話している時にアリーシャに聞かれて、「あ、これは…」って話す時だけなんだよね。

(ファンルンに拷問されている時に「腕も斬られて~」 って言われてるけど、そんな場合じゃなかったし)あくまでもダイを救うための、約束を果たすための一つの手段としてしか思っていないとすら思える…。本当に“この身を挺しても”なフロー…

 でも、全てが終わって劇団を再開させる今、 義手のフローは踊れるのかな…片耳ないけど大丈夫かな…ってめっちゃ心配…

 

たたらの島での終わり

フロー「あの島の雨も止んだことだし、僕達にもきっと良い事があるよね」(「ね」あったけ…?)

ファンルン「そうかなー。そう簡単に運命は変えられないと思うけど」

エルカ「なーにを知ってる風に」

フロー「目指すは風の洞窟だ」

 

フローがたたらの島の変化を知ったことによる、次もしたたらの島に言った時の「あの時の笛できっと…」 っていう私の妄想が打ち砕かれる笑

ここで、ファンルンが運命はそう簡単に変えられないっていうのが、自分がそういう(スパイ)運命から逃れられないってもうわかっている。もしかしたら変わりたいと思う時があったかもだけど、(ルトフの里に身を置いたらこんなに平和な世界があるんだ… と思うだろうし)人を殺すのが好きな自分はもう変えられないって知っているからなのかなって。あとは、もしかしたらここでダイを殺しに行くフローの運命も変わらないと思っているかもしれない。やっぱりどこか冷めていて一線引いている。距離感が感じたのもこの瞬間。

 

たたらの締めくくりで次の目的地言うの個人的に良かった。

(超個人的だけど、前職で受付をやっていた時に場所移動する時は次に向かう場所を先に伝えると相手はどこに連れて行かれるのか分かるから安心するってすっごい指導されたなごりがある笑)

目的地を言うことによって場所転換の切り替わりができてよかった 。(ルトフの里にいる時には風の洞窟に行くっていうワードは出てこない。たたらの島でダナトリアとクラートンが話しているけど、フロー達の口からは出ないからフロー達どこに探しに行くの?って思う

 

あとずっと気になっていた「たたら」ってなんだろう… っいう疑問を調べた。(今更)

【たたら】…何人かが足で踏んで空気を送る、大型のふいご。(【 ふいご】… 金属の精錬や加工に必要な火を起こすのに古代から用いられた送風 器)[参照:三省堂 新明解国語辞典第五版]

ちなみに【たたら製鉄】っていうのもあった。

日本において古代から近代にかけて発達した製鉄法で炉に空気を送 り込むのに使われていた鞴(ふいご)が「たたら」 と呼ばれていたために付けられた名称。 純度の高い鉄を生産できることを特徴とする。 近代の初期まで日本の国内鉄生産のほぼすべてを担った。[参照: ウィキペディア

とあった。

♪たたらの島は武器屋の島~♪そのものだった。 このたたら製法には1000年の歴史があるので、 そうするとリューンの世界観もその1000年の歴史の中の600年のあたりなのかな…(でもたたら島の歴史とルトフの歴史は違うか)ってちょっと思ったり。

純度の高い鉄を生産とか、国内鉄生産のほぼすべてを担った。ってあるのが、ドルデンの魔剣をダナトリアンに渡す時に「 この島でできる最高の技術を駆使しました。つまりこの星一といっていいかと」 とカーロンが言っていたのにめっちゃ納得。でもやはり思う。なぜ!たたらの島は奴隷の島から解放されないの…どこの統治下なの… 対等に武器の取引できるようになったら暮らしは豊かになりそうな のに…だからなのかな… カダとかナダージアは武器の島からの逆襲恐れてるの?いやもうその前にリューンの里みたいに滅ぼされるか…?

 

今回フローが「雨も止んだことだし」 って言ってのがたたらへの希望が垣間見えて締めくくりとして素敵だった。

 

ファンルンはなぜフロー・ダイ・エルカを殺さなかったのか

洞窟でいつでも殺せるタイミングはあったよね。あ、エルカは穴に落とされたからある意味マジで殺そうとしてたわ… でも、トドメはさしていない。(女性に対するフェミニズムなのかな…ドラマで戦時の軍隊って斬りはしないけど、 崖から投身させるとかは見たことあるから)

エルカはわかるとして。フローにトドメを刺さなかったのはなぜだろうか。人を殺すのが好き、恐怖に歪む顔が綺麗って歌っているから耳斬って舌斬って… っていうのは分かるんだけど、あんだけ拷問して最終的には「 もういいや…」ってトドメ刺さずに去るのはなぜか。

① 少なからずともファンルンの中にフローへの仲間としての意識がある(潜在的に)

② フローのダイとの約束を守るという意思の強さは知っていたと思うから、拷問にも屈しない姿を見て興ざめした

③滅びの剣を止める手立て(風の魔法使いの血を引いているフローが歌うことで力が収まるのでそのフローの舌を斬って声を出なくさせた)を失くさせたからもういいやと思った(そうだったとしたら 爪が甘いので感情的には②から①になったとも思える)

④出血もすごいだろうし死ぬのは時間の問題として、舌斬ったからもう止める手立てもないし絶望して息絶えろって思ったか

このどれかかな~って思っている。

ファンルンの癖を考えたらフローにはトドメ刺すより、“ 何もできない”という絶望の方が“死” をあらわすので肉体的な死よりも精神の死の方がダメージが大きい から④と考えてまぁ、死んだら死んだで…って感じかな~。

(後でエルカと再会したときに「無事で良かった!ハハハ!」って言ってるけど、内心すごい焦ってそうだったのに対し、フローには「いたのか…」 って生きてることを少なからず想定していたようにも思えるから)

いや、まあ、それでもドルデンの魔剣は持ってとけ… アウトオブ眼中すぎやろ聖剣… 両方持ってた方が身のためにはなったはず… スパイの仕事にドルデンの魔剣なかったからか? 滅びの剣を止めてしまうからいらないにしてもだったらそれこそ封印しとけ…手にした他国から奇襲されるで… っていう突っ込みしてしまうのは解釈した故の疑問なので許して… 。

 

ダイを殺さなかったのは、まぁ、無理だわ。 ホイホイ殺せたらフローの頑張り水の泡だし笑

そう思うとダナトリアにはきちんと剣を刺して殺そうとしたし(未遂に終わったけど)、ダイ(憑りつかれてる)にも剣は向けたし( 速攻で止められたけど)、エルカも穴に落としたけど(ある意味ちゃんと殺している)、フローにだけは身体に刃を付けて大量に血を流させたけど(肉も斬ったし)、刺せるはずのトドメは刺さなかったんだよね。

“調和の里” ルトフの里に言ってフローとエルカと旅を共にして本当に心の片隅 に情緒が芽生えてたらいいな…(興ざめの方が強そうだけど)

 

ファンルン死んだ時に手下から「あーあ」で済まされてさっさと帰られるのかわいそうだよなー。 でもこれが多分ファンルンの代償だよね。 誰も信じてなさそうだったし… ファンルンの死を嘆いてくれる人ナダージアに一人だけでもいいからいてくれ…

 

 

総括

・変更点のところでも書いたけど、フロー・ダイ・エルカの調和のトリオは幼さが増した。しゃべり方とかボディータッチとかが子供っぽい。女の子の方が大人びている感じも(フローの手を繋ぐあたり)。ここは変わらないけど、かまど亭のテーマの時にエルカがフローの腕もって揺れるの(ダイはフローリア)も弱そうなフローの面倒見ているというか(一角狼座で一緒だから距離感近いのもあるけど)。

でも幼さは増したのにキャスト自身が各々経験を積んで成長しているのが滲み出ている。幼いんだけど、根底が成長している… っていうのが、第一の感想。

 

・ストーリーは変わらないけど、ファンタジー味が増した。(これは体感的に)

 

・オビオテ語の法則教えてほしい。(初演から変わらない感想)ラシッドの話し方かわいい。声かわいい。やっぱりオビオテ族不憫。ドラゴンが飛んでくる映像の絵本感好き。合体ドラゴンの息の合わせ方好き。

 

・焚火のシーンはやっぱりふと垣間見える青春の1ページ。

・今回のフローとエルカにはまだ恋心芽生えない距離感。

・ファンルンの距離感、一歩引いてる。フローいじめないで!(笑)エルカいじるファンルンのフローの牽制感好き。 あのフローはめっちゃ男だった。

 

・ ダイの幼さからの滅びの剣を持った後のサイコパス感の変化すごい 。

 

・ エコーミュージックのフローの動き変わっちゃったーー梅吉感減ったーーー(銀二貫の丈君の役名)

・トゥーヌ・シェーナのイタズラかわいい。

・ルトフの里の仲の良さ滲み出てる。めっちゃ楽しそう。

・クラートンとダナトリアの関係は割とちゃんと信頼関係?主従関係がある。

・耳と舌斬られるフロー痛い… あの斬られた舌出すのがフローの絶望感すごい。 ダナトリアからの腕斬られるのは代償とドルデンの魔剣を得るため だって思えるけど、ファンルンからはただの拷問だし、仲間だったしでもうな…斬らなくてもいいじゃん… 人体斬るのがなんか現代って感じしないよね…

 

・全てが終わった後のドルデンの魔剣どうするんだろう…ファランディーアの泉にしまえないしな…長老管轄で預かるのかな…魔法道具使える人いないし魔法の力でしまえないもんな…

 

物語には関係ないけど勝手に解釈したシリーズ

 

リューンの時間軸

ストーリー全部知ってから観て思うと、最初の勉強のシーンで魔法とは… っていうシーンで今はこんなに想像上のように話しているけど、数時間後には体感するハメになるし、みんなが♪3がテーマの宿屋 ~って歌っている時にはこの平和もあと数時間… ほとんどが死んでしまう…!って思うしで時間軸に泣く。1幕って実は1日の出来事の話なんだよね…ツライ… 風の舟でルトフの里から旅立って全てが終わって帰ってくるまでの期間ってどれ位なんだろう…ってずっと思っている。数日の話なのか数ヶ月の話なのか数年の話なのか。(数年はないか)

ルトフからたたらまではきっとそんなに経ってないよね。ダナトリアが脚作っているし、下手したら翌日長くても1週間以内かな…そこから風の洞窟までは数日では厳しいと思うのよね。 オビオテ砂漠あるし。ルトフの里がある東大陸からたたらの島、たたらの島から西大陸行くまでも時間かかりそうだもんね。(ナダージアからたたらの島近いけど、カダからはめっちゃ遠いから武器の調達とかすごい大変そうだよね 。距離的にナダージアの方がたたらの統治下っぽいよね。でもそうするとダナトリアの脚を作れないから世界的に奴隷なの? )

 

 

風の洞窟、リューンの里

地図を見て気になる、リューンの里と風の洞窟ってどこだろう…

ダイスが風の魔法使いはこの砂漠の向こうにいる…!って言っているから西大陸のオビオテ砂漠の横にある山なりが風の洞窟だと思っている。

地図上に風の洞窟が書いていないのはなぜか。 魔法が関係するから地図上に残らないようになっているのかな。

それか、フローとダイの里がリューンの里(風の里?)だとして、このリューンの里が風の魔法を継いでいるからそこに風の洞窟もあるのかな。そうするとリューンの里は10年前に滅びているから地図上からも消し去られているからオビオテ砂漠の横の空白に納得。

戦争孤児になって途方もなく歩いてフローリアに拾われてルトフの里に来るってなったら5歳の歩ける距離を考えるとリューンの里は 東大陸かなと思っていたけど、エルカが♪ ある朝旅からママが連れて来たの2人♪ って歌っているからフローリアが西大陸まで旅に出ていたのも辻褄 が合う。

ルトフの里の近くにも里がありそうだけど、そこにリューンの風の洞窟とかあったら、砂漠で行き倒れるダイスがかわいそうだからやめよう…。

そもそもフロー達と合流するなら一緒に行けば…?って思っていたけど、そもそものダイを殺す旅に出るのゴールが風の洞窟だとは旅立つ時に知らなかったパターンであればダイを殺すためにたたら行くフロ ーと風の魔法使い探しに行くダイスの行先が違うのは納得。(フローは南の空に消えたダイ目指してそうだし)

腕斬られた後、ダナトリアやカーロンから教えてもらってそうじゃない?

(※妄想)

腕斬られて義手を装着してもらっている時に(エルカは号泣)、

ダナトリア「おい、ルトフの民(もしくはリューンの生き残り)。お前の名前は何という」

フロー「リューン・フローだ」

ダナトリア「お前達、ドルデンの魔剣を手にした後どこに行くつもりだ」

フロー・エルカ・ファンルン「…え?」キョトンとする3人。カーロン呆れてため息ついてる。

ダナトリア「フハハハハ!お前達はどこに行くかも検討がついてないのか!どこまでも呆れたもんだな」

エルカ「ちょっと!なんで知らないのよ!」ってファンルンとかド突いている。

ファンルン「はぁ?俺が知るわけねぇだろ!」

ダナトリア「風の洞窟だ。滅びの剣は風の魔法使いを倒しに行くだろう。そこに行くはずだ」

フロー「あ、ありがとう。でもなんで…?」

ダナトリア「なぜだろうな」

って去る。できっとカーロンに風の洞窟とか聞いている。

もしくは西大陸の詳しい地図貰う。

そこからはいろんな人に聞いて…ってやってそう。

(一度人を殺すダイを見かけていてほしい)

旅路の途中でフローが体調悪くなって休むターンとか、ある里でかわいい女の子にめちゃめちゃ言い寄られるターンとか、もうどうしようもないような里で足止めくらっていて… っていうどうしようも救いのないターンも欲しい。

なんか、 フローがある日いなくなった幼馴染のダイを探しに行くっていうのが、私の中で雪の女王とめっちゃリンクする…(デ〇 ズニーじゃなくてアンデルセンの方ね。女の子が雪の女王に連れ去られた隣に住んでいる男の子探しにいくやつ)

 

(でもダイス知ってるだろ?うーん。謎。たまたまなのかな。いやでも劇で滅びの剣は風の魔法使いが~ってやっているからフロー達も知っているはず…)

 

きちんと知っているパターンも考えたけど、なんかそれはフローリアしか知らなさそうじゃない?長老だけが受け継がれる秘密にありそうじゃない?知らないけど笑

あーでも、10年前まではリューンの里あったんだから大人はみんな知っていたのか。(風の洞窟は知らないとしても)それか、美女と野獣みたいに魔法の力でリューンの里の記憶消されてる?笑 (それはない)

 

 

リューンのファンタジー論(主にハリー・ポッターとの比較)

どうしてもやりたくなる、ファンタジー物語との関係性。ここでなぜ、やたらとハリー・ポッターが出てくるかというと私がポッターマニアだからである。あとはちょいちょい出てくる物語もほぼイギリス文学なのは私がイギリス文学大好きだから。そう!ここは自己満の節!(このブログ全部が自己満である)

 

ここでは、ドルデンの魔剣(ある意味聖剣)を持ったフローを善、 滅びの剣を持ってしまったダイを悪として進める。

フローはただ“道を誤ったダイを身を挺して救う” という約束の名のもとに個人的にダイを殺すための旅をするけど、結果的に世界を救うことになるので善。ほら、ドルデンの魔剣が聖剣に見えてくる… エクスカリバーに見えてくる…(王様の剣エクスカリバーはちょっと違うけど)

 

ダイは故意的ではないけど、滅びの剣を持ってしまったために世界の全てを滅ぼす実行犯になるので悪として。(ダークサイド堕ちた感すごいけど)

 

なんか、この関係性(血は繋がっていないけどある分身感)ってハリー・ポッターとヴォルデモートみたい(いきなりのハリポタ)7巻とかのヴォルデモートの考えがハリーの頭にダイレクトに流れてくるやつ。(めちゃくちゃコア。ハリポタ読破勢なもんで… ちなみにお互いの思考がリンクするのは5巻から。)

ちなみに、6巻(謎のプリンス)終わりからハリーはダンブルドアに命じられてヴォルデモートを倒すために分霊箱を壊しに行く旅に出るように命じられ7巻(死の秘宝)で旅に出る。そして全てが始まったホグワーツ魔法学校で決闘をする。リューンは、滅びの剣が生みの親である風の魔法使いを殺しに行くために生みの親がいる風の洞窟に行ってフローとダイが決闘する…。(ルトフの里がガンドラと呼ばれていたころのガンドラ王が始まりなので実はルトフの里が始まりの場所なんだけどね…都合よく解釈←)

あと、“生き残った男の子”ハリー・ポッターは自分の生まれ故郷のゴドリックの谷の家は崩壊し、親は殺されハグリットに連れ出されるし、17歳でヴォルデモートを倒しに行くための旅路で故郷に行く。

リューンの里が風の洞窟と同じ場所と仮定した場合だけど、十分可能性はある。

 

ダイをヴォルデモートとしても結局ヴォルデモートって境遇はハリーと一緒なので同じように考えられる。

ヴォルデモートの本名トム・リドルも孤児。(親を殺されたわけではないけど)トムは強い力を幼い時から持っていて孤児院の子の物を盗んだり、親を憎んでいたりと擦れている性格ではあった。(ホグワーツにいた時は優等生の仮面被っていたけど)どこかでずっと何かを企てていた(秘密の部屋と分霊箱)。これは、修行していたし、復讐の火がどこか消えていないダイとも通じる。

滅びの剣が蘇る時も、もともとガンドラ(ルトフ)で生まれた剣が同じ地で蘇る。一度力をなくしたヴォルデモートが再度力を戻すのもハングルトンの墓地といってリドル一家の墓地がある場所で、ある意味トムの始まりに関する場所。(墓地に用があったのは蘇るのに父親の骨が必要だったため)

 

(もしくはトワイライトの狼族… あれは同じ狼族なら頭の中の声が通じるってやつだから、同じ一族のフローとダイならこっちでもありえるけど、ドルデンの剣を持ったフロー(フローはダイ個人を救いに行くつもりだけど、一応世界を救うことになるので善)、 滅びの剣を持ってしまったダイ(世界の全てを皆殺しにするので悪 として)の関係を考えるとハリポタ要素になるのかな…)

 

ホグワーツで問題起こしがちトリオことハリー・ロン・ ハーマイオニー、男子2人女子1人の構図も一緒だし旅をする時はダイはヴォルデモートとしてもファンルンが入るからこの構図は結局変わらないよね。

エルカをハーマイオニーと見立てられる(エルカがそこまで頭いいかは分からないけど、謎解きをしたという点では合致。)

 

あとはリューンでは兄弟じゃないけど、ファンタジーの法則で兄弟の三番目は裏切るっていうのがある。(ハリポタでいえばウィーズリー兄弟のパーシー、ナルニア国物語でいえばエドマンド)旅のトリオだとファンルンが裏切るからちょっとおっ!って思った。兄弟の法則は裏切るけど、味方に戻るっていうのがあるからどちらかと言えばダイの方がこれに当てはまるな…ルトフのトリオは三兄弟のようなもんだし。

これはちょっと言いたかっただけ。深い意味はない。3という数字が調和としているルトフには合わなかったけど、ファンルンはルトフじゃないし…っていうループ。

 

年齢についてもちょっとだけ。これはたまたまかもしれないけど、15歳の共通点。

幼少期に親を殺され(ハリーは1歳、フローとダイは5歳だけど) 、そこからしばらくは“死”とは離れる(幻影(トラウマ)はずっと付きまとうけど)。そしてどちらも15歳の時にまた“死” と関わる。ハリポタはハリーの名付け親(ハリーの父親の親友)で両親の死後、唯一信頼をおけた家族のシリウス・ブラックが死に。(っていうそれっぽいこと打った瞬間に思い出したーーーシリウスの前に14歳の時にセドリック死んでたーーーヴォルデモートに殺されてたーーーごめんセドリック…!!!!)

フローとダイは15歳で2回目の皆殺しに会う。(ダイが殺すんだけどね!!!)どちらも肉親じゃないけど、家族のような存在との死の別れが15歳で起きる。(それっぽくまとめた)金八先生で15歳は志学の時。という一つの節目だって言ってたからそれなのかな~って思いたかっただけ。(セドリックごめんな…)

 

死の共通点。

皆殺しもだけど、決闘をする上で訪れる主人公の死についても共通点。

ハリーはヴォルデモートを倒すために自分が死ななくはいけない。(幼少期にハリーを殺そうとした時にヴォルデモートの一部がハリーの一部になってしまい、ハリー自身が分霊箱になってしまった為)ハリーは一度死の淵に立つけど、生きる道を選び生き返る。

あとはハリーはホグワーツに入学してからずっと命を狙われていたし、話が進むにつれて殺されそうになるリスク高すぎる。

フローは、最後の♪約束♪ でダイを止めるには自分の身を挺さないと。と思い身を投げ出す。 (死なないけど)ずっと言ってるけど、フローはダイが道を誤った時点で死を覚悟してる節があるし、どんどん死に向かっていく気持ちも強くなっていただろうからそこもある意味死へ近づいていた。

 

恩師の共通

ハリポタだと、分霊箱を壊す為、杖の力を譲渡させるために戦いの為に恩師であるダンブルドア校長が死ぬ。

リューンだと、二人の恩師である(恩師だよね?)ダイス先生が滅びの剣を止める為に死ぬ。

ここもかなー。ちょっと内容薄いけど。

 

逆に全然違うのは魔法の質。ガンドラ王国時代は普通に魔法があったけど、一度あの世界ほぼ滅亡してるから魔法使いもその時に殺されたということにしたら魔法の力は0のようなもんだし、風の魔法が使える一族が残ったとしても風の魔法は戦闘向けじゃないだろうしね…現にカダ王国に滅亡させられてるから弱いよね…。

 

これは本当に元も子もないんだけど、ダイス一人だけが残った世界でどうやって人類増えたんだろう… って思ってしまってこれはさすがに無理だ… と思って世界を皆殺しにといいながらやっぱ生き残った人はいるんだろうな…と。させてもらった。

 

ポスター

ところでなんで今回はどのポスターにも【 ファンタジー冒険活劇ミュージカル】の文字がなかったんだろう。あの表現めっちゃ好きだったのにな…って思っていたんだけど、なんかないのも納得。

今年のポスターの感じと一度内容を知られているからなのかな… 内容が一緒だけど確かに今回は【ファンタジー冒険活劇】の印象よりもっと初演で切り開いた上での戦いというか葛藤としていた感じがした。(体感的に)

初演はパンフにもあったけどがむしゃら感があって本当に道を切り開いていくって感じがして色で例えると本当赤黒茶色… ってフライヤー2種類そのままな感じで【ファンタジー冒険活劇】 感だったし、今回は水色白エメラルドグリーンってルトフの里で風に吹かれているというか爽やかな感じがしつつ、風の洞窟の中での対峙感もあるの不思議(フライヤーの印象そのまま真に受けるチョロい)

(何これ最後にめちゃめちゃ内容薄い項目入れる)

 

…かな~これで考察し尽くしたはず… 書いていて途中からハリポタ出てくるとは自分でも思わなかったけど笑

いろいろ初演の時や変更点、レポと被っているところはあるけど、あくまでも自己満なので…

妄想も毎度ながらあるけどあくまでも勝手な自己満なので…

 

でもこんなに楽しい考察できたリューンは本当に見応えのあるミュージカルだった。根本的な話はダークだったりグロかったり… と重めなんだけど、それに負けない最初の和さ明るさと少年少女の青さと成長が物語を根底で支えているバランスがすごい作品だと思った。

 

そしてやはり願わずにはいられない平和のありがたさを感じた。

 

再再演と円盤化、音源化もぜひ!!!お願いします!!!

 

またルトフの里に出逢えることを願って…

 

リューン

 

リューン〜風の魔法と滅びの剣〜2018レポ2幕

二幕

 

♪たたら労働歌♪

2番の♪600年の止まない雨♪で上手から出てくるのは同じ。雨に降られながらワーってくるフロー・エルカ・ファンルン。マントで雨避けるフローがかわいいんだー!

ファンルンマジで雨嫌そう笑

エルカ「私達にも武器が必要でしょ?」

フロー「 この島のカーロンって人に会うようダイス先生に言われたんだ」

ファンルン「へぇ~。もう雨冷てぇ!」

ファンルンのエルカへのイジリ

ファンルン義手(手だけ)をエルカに投げる。(初演は義手(腕まであった)を持ったままエルカの肩に置く)

エルカ「ふざけないでよー!」

ファンルン「えーふざけさせてよぉー」のファンルンの背後に島民。義手で襲われる。逃げるファンルン。

 

ドルデン

クラートンひげ!どうした!長っ!2度見したわ!(ちょっと話入ってこなかった)まじないの呪文増えた?

ダナトリアとカーロンが話している横(上手)でフロー・エルカ・ファンルン来る。前より来るの早い?そんなことない?めっちゃ聞き込みしている。

その横でダナトリア「この法外な値のする剣だ… 試し斬りをさせてもらう」

ねぇ…ルトフの里にそんなにお金ある…?ってめっちゃ心配したよね。

ダナトリア(下手)暗転。

フローエルカが島民(ダンドイさん)に2人揃って「ありがとうございます!」ってペコってする。90° お辞儀。幼稚園児なのかな?かわいい…。 ファンルン後ろで雨嫌がっている。

ファンルン「どうだった?」

フロー「カーロンはこの島の長だって」からのミリアン来る。 カーロン達来る。

ファンルン「何も知りません!」

カーロン「???」

エルカ、ファンルンのことめっちゃ叩く。「あっちに顔のまぁ~ るい子行きましたよ。へへっ(*^-^*)」

コーリオ来る。ミリアンの父とわかり、フロー口パクで「 父さんなの?どうする?」って言ってる

 

♪いつか虹が見たい♪

♪斬られるのは~♪でフロー笛出す。センター上手からセンター階段へ。座るかわいい。座ると体がマントで全部隠れる。小さくてかわいい。 座りながら笛吹くフロー。スナフキン

ミリアンパート♪清き神よ~♪でフロー立つ♪空を見上げて♪で座る。

この歌ツライ。 脚本の篠原さんが中東とかの戦地訪れて聞いたこと感じたことなんだろうな…とめっちゃ思わされる。

 

試し斬り

カーロンに見つかる。父子どっちが試し斬りされるかで拉致があかないときにエルカ、プッツン。

エルカ「そんなに試したいなら自分ですればいいじゃない!」 腕を斬る仕草する。

みんな振り向く。怒った顔でファンルン指さすエルカ(劇中劇でフローにやったのと一緒。)

気づいたファンルン、エルカに突っ込みいれる。 動じないエルカやっぱ強い笑

 

ダナトリア来る

フローVSダナトリアでフロー最初に飛ばされる(よく飛ばされるなこの子)からセリフ。ファンルンがダナトリアの剣を受けてめてくれてるのは変わらない。立ち上がってしゃべるフロー。ファンルン腕プルプル。 ダナっちの力に負けそう(そりゃあな)。

フロー「代償とか復讐とか正義とか報復とかは僕には分からない。けど、リューン・ダイを救いたいんだ!」(このセリフすごい好き 。)

ダナトリア「殺すことでか?」

フロー「あぁ」

ダナトリア「いいだろう。だが試し斬りはさせてもらう。… お前でだ」

初演は後ろ向いて確認していたのが、チラ見程度で今回はすぐ戻るフロー。

フロー「…あぁ」の決意の顔

焦るコーリオとミリアン(そりゃあな)

フロー「君達の為じゃないよ。自分の為なんだ」が優しい。好き。 歳上のカーロンにも君達って言うのが距離置いてる感じして好き。 (それともミリアンを主体にして言ったからなのかな)

ファンルン「報酬は俺達が貰うからな」 の言い方が普通のテンションになっていて残酷さ出てる。(永田ファンルンの時はめっちゃフローが仲間って感じの感情移入だった) (いや、そもそもフローの腕だから報酬全部フローのものだけどな )

腕を斬られるフロー「 この先歩けなくなるのは困るから左腕がいいな」の選択の仕方よ…

斬られる箇所を選択出来るのはせめてもの慈悲なのかな。

斬られるフロー、 エルカに優しい眼差し向けるのは変わらないけど、 ちょっと恐れが前より出てるかな?フローの「 ウワァッーーーーーーーーーーーー!」って叫びが追加。(初演がダナトリアの斬る時の雄叫びしかなかった。ただ斬られることを受け入れるフローで、自分は二の次。 本当にダイとの約束を果たすためだけに生きているっていう感じだった。こちらの方はフローの儚さというか、ちょっと人間から離れている感じ(魔法使いの血を引いてるし)が出ていて好きだった。今回はちゃんと“生きている”、 少年って感じがしてそれも好き。)

フローの叫びが追加されてもう私の胸が張り裂けそう。

暗転

 

♪いつか虹が見たいreprise♪

ミリアン「どうして雨やまないの…」でフロー後ろ下手から出てくる。(暗転)

曲で笛吹く。笛を吹いた後の儚く強い顔。空見る→義手見る。義手を見て、これでダイを救えるって思ったのかな… 一歩進んだって思ったのかな… お願いだから義手になって自分の腕の喪失感も味わって… 自分を大事にして…(超願望)

エルカとファンルン来る。ここの演出変わったかな?前は陸の上設定だったのが海の上なのか海岸沿い設定なのか波(布)が見える( ダイはそこにいる上手一番後ろ)

ファンルン「な~んで報酬まで渡しちまうかなぁ~ お前の腕の代金だろうが!」

フロー「だってあの人達の生活が!」

ファンルン「このお人好し!」でフローの義手を上げる。 イテテテと痛がるフロー(やっぱつけたばっかりの義手痛いよね) 、「ちょっと!」っと怒るエルカ。

フロー「僕はこの剣があれば十分だ!…これでリューン・ ダイを助けられる!」 キラキラした目でドルデンの魔剣を見るフロー。全私がフローを保護したかった。抱きしめたかった。

(ここから付け足されたセリフ)

フロー「あの島の雨も止んだことだし、僕達にもきっと良い事があるよね」(「ね」あったけ…?)

ファンルン「そうかなー。そう簡単に運命は変えられないと思うけど」(すごい冷めた声で言 う)

エルカ「なーにを知ってる風に」

フロー「目指すは風の洞窟だ」

上手に向かって歩いていく3人。

ファンルン、このセリフあるだけでだいぶ運命を諦めている感じするし、フローとエルカ2人との距離感を感じる。そして私の中で宿命は変えられないけど、運命は変えられる!ミカエル!出番だよ!っていう叫び声が…(いい加減クロスハートから離れて)

 

オビオテ族

喋る時の手ぶりがすごい。こんなにあったけ?ラシッドの声と話し方が好き。特に「バラバラ」の言い方がめっちゃ幼くて好き。

ダイスめっちゃキラキラした感じで「私も1000年以上生きてい ます!」って言ってオビオテ族に笑われてポカンとするけど、そりゃそうだぜ。

ドラゴンの奇襲。ドラゴンはリューンって単語に反応して来たのかたまたまなのか気になる。そしてこのドラゴン怖いんだよね。 みなさんの動きはマジですごい。よく揃うよね・・・ 白布の中から見えるファンルンが仕事人感あって好き。 ダイの奇襲。ここも動き増えたかな?わかんない。 相変わらず身体が柔らかい。(ゆまコンのFunky8紹介ダンス参照)

ラシッドの必死の抵抗に

「そうだ…!その憎しみだ!その声だ!その音だ!それがもっとほしい!もっと俺を憎め!世界を憎め!」って言うところが、滅びの剣って魔法使いを殺した剣が滅びの剣になるけど、魔法使いに対する憎しみでできているものだから誰かが憎しみを込めたらもっともっと強くなるのかな…と。そして自分の仲間を殺されて少なからずとも憎しみが生まれないわけないからどんどん力を増すんだろうな…

(そう思うとファンルンってマジで滅びの剣と気合うよね。)

 

ダイのダイスへの「ダイス先生!やめてくれ!本当におれはあんた を…」「殺せるんだぁっ…」 のダイから黒い獣への切り替えのすごさ。ノーマルからサイコパスになる瞬時の変化が本当にすごい。

 

 

砂漠での会話(焚火)

フロー「リューーーーーーン!」 からのスローに回っていく感じが好き。

エルカ「どうしたの?」

フロー「リューン・ダイが泣いている声がして」

はい。ここ。テストに出ます。(出ない)実は滅びの剣を手にしたダイ(恐らくノーマル)の心情が唯一表される場所。ダイはきっとまだノーマル部分が結構あって色んな人を殺してしまう度に泣いていたんだろうな…。そしてそのたびにフローには聞こえていたんだろうな…

 

フローとエルカの会話微笑ましい。

エルカ「フローくんはこの星一番の歌い手ってことになりますね」 (エセインタビュアー感弱め)

フロー「そうだったら良かったんだけど」ストレートに言うけど、 拗ねた顔するフロー。芸人だし、 この星一番の歌い手だったら良かったと本当に思っているよね。でも、フローお歌お上手だから自信持って!私の中ではこの星一番の歌い手だよ!(丈くんの歌声で堕ちた人より)

フロー「調和の3はエルカのことだ!エルカがいてくれたらなんで もうまくいくような気がする!」 ってキラキラしながら言うフロー。照れるエルカ。フローちゃん、こういうこと誰にでもサラッと言えちゃいそうだから怖いわ… そんなこと言われたら女イチコロだからね… 勘違いする女たぶんいるわ…。 フローが普通の学生生活送る若者じゃなくて良かった。(なんの話)絶対その気になって好きになる女子何人かいて、 一瞬恋心抱くけど、エルカという最強幼馴染の存在しって玉砕するやつ…(だからなんの話)

エルカの推理の時の話し方のあの地味にどこかにおっさん潜んでる ?って感じの話し方するのがすごい好き。 眠いからなんだろうけど、なんかキャピキャピ女子が一切出ないあの感じがめっちゃ好き。

ファンルン、手下と落ち合う時、手下の笑い声足されていた。バレるで。(マジレス)フローに聞こえちゃわないかなぜか私がソワソワしたで…ちょっと離れた所で会っていたんだろうけど…

 

♪黒い獣♪

この時のマッピング映像の文字が形成されていくやつがめっちゃ好 き。

大澄さんのあの声ほんとすごい。ダイの歌もうまいし。 一番いいのが歌い終わった後のサイコパス最絶頂で笑ってからの「ハァッ…」 って超低音で唸って獲物を探すような感じで歩きだすところ。サイコパス極めていて好き。ここでいつもはっすんの演技力の高さを思い知る。

 

♪エルカのエコーミュージック♪

上手でフローとファンルン怯えている。(ファランディーアの泉の時のフローとダイ思い出すよね。ここ)でもファンルン怯えているのは最初だけ。いや、ビビッてないかも(永田君の時はめっちゃビ ビってた)。エルカが「おーい」と呼びかけるとトゥーヌ・シェーナが登場。今回は出てこれて良かったね!!「ダ…イ」 のエコーくだり、ファンルンがエルカのマネをする。ファンルンめっちゃ楽しそう。今回のファンルンめっちゃメンタル強い…。

「ララララ~」で最初だけファンルンも歌う。 エルカの動きのマネする。フローが止める。(やっぱ今回のフロー 、エルカに近づく・イジるファンルンを止めようとするよね。思春期きた?)

エルカ右手にファンルン、左手にフローを自分に寄せて2人の肩に手を置いてジャンプする。かわいい。エルカに台にされても動じない2人の男子感…(男子なんだけど伝われ)

曲始め、転びそうになりながら入る。☈こんな感じの動き。わぁ~ !ってわたわた。風に押されてる?それ見て楽しくなったファンルン、フローを勢いよく押す。わーっ!って入るフロー。 自ら楽しそうにひゃっほーい!って飛び込んでくるファンルン。めちゃめちゃ楽しそうだな。

♪歌 歌 声 声♪で踊りながら進むエルカのマネして踊るフローとファンルン。フローは特に。めっちゃ見様見真似でマネするけどへたっぴ。 あれ…一角狼座の芸人… おサルのマネするフローがめっちゃ顔うるさい丈一郎… この時だけ儚いフローが消える笑マジで消える笑

トゥーヌ・シェーナがフローとファンルンを風を使ってイタズラで操る。クルクル回したりする。一番好きな風に引っ張られて動く仕草は少し残ったけど前ほどじゃない。2番でエルカのマネしながら飛び跳ねるのもあるにはあった けど、可愛さ減っちゃったのが残念… でもお姉さんたちに遊ばれるフローはかわいい。多分トゥーヌ・シェーナも楽しいと思う笑

梅吉感減っちゃったの残念…

♪もし叶うなら~♪ の時のフローの気づきと微笑みが風のイタズラ中で微笑むまでの余韻が少なくあっさりめ…ここがめっちゃ好きだった…

 

エルカとファンルンの乾燥肉の掛け合いは変わらず。

 

洞窟内

フローとエルカ基本手繋いでいるかわいい。

手繋ぎ→ライト当たっている部分(障害物)を飛び越える↷ 手繋ぐ→障害物(エアーで)跨ぐ→ 手繋ぐってやるフローとエルカ。なんかフローだけ動きが拙い笑ぎこちなくて鈍臭そう笑でめっちゃ かわいい。障害物ある度に手離して先にエルカが行って、 越えるのを心配そうに見守られて終わったら手をすぐエルカに繋がれるフローめっかわ…保護者…? 笑連れてかれている感ハンパない笑

かわいすぎて保護したい… この幼さが残るこの子が世界最強の剣と対決するんだよ… ギャップ…

選ばれし勇者ポジション…

 

吹き矢

フロー「誰?」のかわいさプライスレス。

吹き矢の動きは変わらないかな。

吹き矢当てられてコケる時にポケット?カバン?から多分舌落ちる (客席に落ちる)赤かったから舌だと思うけど、耳の可能性あり。

この瞬間(スペアある?なくてもイケるだろうけど、 舌出すグロさまでが拷問だし、耳だったらファンルンが歌う時にない…!でもまだシーンあるから きっと大丈夫だよね?ってめっちゃ思った。 これで落としたの舌でも耳でもなかったらどうしよう笑)

最後にうわぁ~!って抵抗して笛ブンブン振り回すフロー絶対運動 できないタイプの動き方。子供の抵抗って感じでかわいい。

吹き矢で当てられてセンターに倒れる。顔にマントがかかる。2人 が取ってくれる。(めっちゃありがたかった)

フロー運び方カウントがめっちゃズレる笑2番目と3番目どっちが どっちか分からなくなって1…1…2… ってなってる笑フロー薄らニヤけている笑

 

エルカとファンルン

お互いめっちゃ食い気味で話している感じだったな。眠くてダルそうなエルカ。突き落とされてトゥーヌ・ シェーナに助けられる時のエルカの動き。 身体柔らかいというか運動できる人の動き。横向きで腰を浮かすのすごい自然ですごい。からの風に操られてサァ~ッって上手に去って行くのが好き。

 

拷問

またフローが拷問される時がきたよ…動き一緒。手下が鞭で覚醒するくだりがなかったかな。

♪ 快感なんだ次々殺したい♪ でフローの股下入ってヘドバするの変わってなかった。 ロープ切られて転げ落ちるフロー。めっちゃ勢いよく回る。布が靡く。好き(布の靡きかた好きなタイプの人間なんで)。それにしてもよく転がる。前より転がってない?って思うほど転がる。転がる動き結構体力奪われるから、これずっと(時にはマチソワ)する丈君めっちゃ体力の消耗激しそうで心配になった。(観点ヤバイ)

客席に落ちた舌、拾われていなかったけど、やっぱスペアあった! 良かった!

舌斬られた後、苦しがるフロー圧巻。 布渡すのが女の人から男に変わった。めっちゃ心配そうに布顔にかける。あの布がせめてもの慈悲だよな~。

しばらく苦しむフロー。 本当に苦しそうで役に入り込む丈君に私はもう…(言葉にできない )

 

♪地球の呼吸♪

ここのフローの瞑想、覚醒、決意のシーン大好き…

センター上手寄りに置いてあるドルデンの魔剣を拾いに行くフロー 。

(なんでファンルン持っていかなかったんだろう。 ドルデンの魔剣だと滅びの剣を滅ぼしちゃうからと思ったのかな。あくまでも滅びの剣を奪い取るのが目的だし。それかアウトオブ眼中だったか)

剣を持ってセンターに来た時の決意の顔。強い眼差し。好き。

ドルデンの魔剣持って走るフロー。下からライトに照らされて本当にまっすぐしか見ていない顔して走 っているのが好き。走るフォーム前より良くなった。

 

決闘

ダイとの再会。剣の鞘を上手に投げるフロー好き。剥き出しの剣持つしかできないダイとの比較だよね。鞘から剣を自ら出せる。ダイを殺すっていう意思。

殺陣のキレすごい。スタウォーズ健在良かった。 殺陣の動きが基本的に速くなっていた。 スローになるところの動きが少しかわったかな?でもあのスローの 動き大好き。

ダイ「歌え!歌うんだ!フロー!早く歌えって!」

頭フルフルするフロー

ダイ「!もしかして歌えないのか!」(意外と察しがいいダイ)

うんうんうなずくフロー。殺陣再開。フロー倒れるダイが斬りつけようとするとエルカが来る「リューン !」(リューンって言葉なら誰でもいいのか?あ、 でもエルカはトゥーヌ・シェーナに認められたからか)で止まるダイ。エルカと一緒にトゥーヌ・シェーナ来る。 ここでエルカがいることに驚くダイの「エルカ!どうしてお前がこ こに!こっちに来ちゃダメだ!」 が好きお前呼びがなんかめっちゃ好き。

(なんかフローならこんな危険な場所にエルカを連れて来るはずな いって思わせてくれる。この3人の関係性が垣間見えて好き)

隙見て飛び込んで来るファンルンと手下3人。トゥーヌ・ シェーナが3人をクルクルと風で操る。訳分からないファンルン。

エルカ見て驚いて焦りながらしゃべるのに対してフローに対しては 「いたのか」って切り捨てるファンルン。 もうここは完全に関係が切れてる。

エルカ「あなたには見えないのね」

ファンルン「誰かいるのか⁉」(トゥーヌ・シェーナまさかの見えない設定「お友達?」 のセリフがなくなるよね)

ファンルンがエルカを人質にする。ダイスが大きい鳥?も連れて来る。舞台上にいるメンツ、割とカオス笑ダイスフローを介抱。 解放されたエルカをトゥーヌ・シェーナが守るように両サイドに立って盾になる。

懲りずにダイに襲いかかるファンルン「コイツ、バケモノかよ」2 回目くる。良かったあのセリフ地味に好き笑

風のレクイエム歌って治まりつつあるダイに奇襲するも片手で阻止 されるファンルン。命大切にな…。 手下今回下手センター寄りにいる。女が死ぬ。

ダナトリア来る。6/1はあったけど6/6はフローへの「小僧」 がなかった。若そうなダナトリアからの小僧呼び良かった。

ダナトリアのファンルン殺し、持ち上げるのなくなる。そうだよな…今回のダナっち細身だもんな…マーナム同様、腕の筋 3回斬られて剣持てなくされて投げられる。あれ、マジで痛そう。 手下「あーあ」で上手へ。6/1一人捌けすぎて舞台上にいなくて ビックリしたわ。マジで。 戻ってこなかったのこの舞台袖の先に道が続いているように思えて話の景観損なわなくさせたのさすがすぎた。

ダナトリア「どうしても俺を殺したいらしいな」(そりゃあな!この話の根源だから!)でダナVSダイ。

ここのレベル高いバトルに無力のフローめっちゃついてくる。(ウロウロしてくる)多分あれ、足手まとい…いや、決してダナの応戦じゃないからあれだけど、多分、絶対ダナからしたらめっちゃ邪魔笑ダナにダイが殺されないように邪魔しているかもだけど、めっちゃ無力。力の差ヤバいって。そしてまたホイホイ転がされるフロー…軽そうだもんね…

ダナトリアの殺され方、ダイの表情は初演と一緒。フロー、ダナトリアに飛ばされる(ダイスに介抱される)。このダナトリアがフローを庇おうとして死ぬのが好き。 なんか敵対関係にあるし超絶憎しみあってるけど、ふとしたことからどこか親子的な存在になって最後は父親が息子守 って死ぬ的な感じが垣間見えて好き。(実際めちゃめちゃ敵だけどな)

ダナトリア「一番恐ろしいのは自分の行動を理解していない蜂だ。 …蜂のことはわからんか…」(ここ、少なからずこの蜂の話したキャスヴィル思い出してそうじゃない⁉ なんか懐古しているような言い方だし(多分走馬灯始まってる))

クラートンにフローの舌を治すように言う。(お願いだから腕と耳も治してあげてーーー!)命じられたクラートンにめっちゃ話すダイス。手ぶりめっちゃしている。多分しなくても通じるで… 言われていたし…手振り話は民族のあれか…???

初演はいつの間にかシレっとやってくれていたクラートンだったけど、今回はめっちゃ時間取ってる。呪文もめっちゃ言ってる。ライトも浴びている。呪文は聞き取り不可。「ウヒィィィー」 みたいなすごい高い声だった。やっぱりめっちゃヒゲに目がいく。助けて。

声を取り戻したフローの「うっ…あっ…あっ…エルカ…!」 の第一声がやっぱ恋。その後ろでダイスがクラートンにめっちゃありがとう!って手振りしている。ちょっとおもしろい。クラートンがダイスのことちょっとアウトオブ眼中なのがさらに面白い。

クラートン「ダナトリア様の願いーそれがー」で去る。下手前から去る。めっちゃ力使ってボロボロになっている。腰に手をあてて杖ついている。いきなり歳とったビックリした。まぁ、それだけ強い魔力ということで…ゆっくり休んでな… でもやっぱ腕と舌治してくれないかな…(しつこい)

 

♪約束♪

♪歌が聴こえた  フローリアの歌が♪でトゥーヌ・シェーナが♪願ってる平和~♪ とハモリ。まさかすぎてビックリ。きっとこのトゥーヌ・シェーナが歌っていた歌詞がフローリアが歌っていた歌詞なんだと思う。かまど亭のテーマの歌詞だし。

フローの動きも少し変更。

滅びの剣がダイを蝕むかのように苦しみ唸るダイを哀れむような悲しそうな目で見るエルカとフロー。フローはそんなダイを見て決意するような表情に変化する。

 

♪もし怨み晴らせば 続くだろう 復讐の連鎖が♪からだんだんダイに近づく。(ここは一緒)

♪だから風の 歌を歌う 約束だね♪でだいぶダイに近くなった。

♪キミを止める♪ 剣を置く

エルカ「何をするつもり!リューン・フロー!」 ダイの方を向いて両手を広げる

暗転

フロー「約束したんだ!道を誤った時は!」同じ動きをする。(ダイの方を向いて再度両手を広げる)

暗転

フロー「僕が身を挺してキミを救うと!」 両手を再度思いっきり広げる。顔をダイから背けるように客席の方に向ける。お目目ギュってつぶっている。

後ろから控えていたダイスに飛ばされるフロー。(フロー最後まで飛ばされる…)

初演では、暗転する度に一歩ずつダイに近づいていくフローだったけど、今回はもう最初の時点でダイに近い。近づくのではなくその場で手を広げてダイを待ち構えて、運命を受け止めるかのように約束を果たそうとする力強さが出てい る。でも最後にお顔を逸らしているのがやっぱりちょっとは恐怖もあるのかな…ってさらにこちらの胸を張り裂ける演出で私の胸がもう、 張り裂けすぎた。

 

ダイス死

ここでみんなでダイスを囲って走るのが不思議の国のアリスの身体を乾かそう!のシーンみたいでかわいくて好き。(舞台の場面ではめっちゃシリアス)

 

決着の時

ここが変更。ダイスの死後、風の魔法使いリューンがトゥーヌ・シェーナを引き連れて出てくる。めっちゃ締める。

リューン「悲しみの声は風になり、この洞窟から抜け、未来へと吹いていった。だが償いは終わらないだろう。しかし、未来は決して暗くない。お前達は運命と闘った。闘わないという方法で。」

(メモに「蘇るだろう」とあるのが何か分からない…滅びの剣?)

全てが終わったと。ニッコリ微笑みいつもダイとやっていた腕クロスをしようとするもお互い力尽き倒れるフローとダイ。(ダイ フロー の立ち位置でクロスしようとして倒れる、立ち位置逆になる)

エルカ「ダイ…!フロー!」(ここはダイの方が名前呼ぶの先なのね。ダイを探しに来たもんな…)

 

ルトフの里

変化は特になし。

帰ってきたフロー、成長というか力強さを感じる。最初、長であるフローリアにもアリーシャにも目もくれず、一直線にアルムスに一角狼座の登りを渡しに行く。「 またやりたい」が強いもん…。きっともう剣を持つことを選ばないダイの居場所作りってこともあるのかな…。

エルカとアルムスの「こっち!あっち!こっち!」がなくなった。これから報告するであろうフローのために空気を読んでか、立ち止まらないと決めて次に進もうとするエルカ。最後まで天真爛漫な女の子でもう…。

フローリアに報告。「ダイス先生が身を挺して… 先生のおかげで僕はリューン・ダイを殺さずにすみました。… でも先生は…!」で泣きそうなフロー。(泣いている)

フローリア「そう…でもあの子は帰ってくるのねっ!!!」 ダイスが死を選ぶのをきっとわかっていたんだろうな。そしてあえてすぐ唯一の希望のダイが帰ってくるのねと言ってあげるフローリア。

フロー「…はい!いつかきっと…!」

ダイ、下手から杖持って登場。変わらず。 ダイが話している後ろでアリーシャに義手を見られて「これは…」 と話す。フッ…って愛しみさえ出てきたような顔で話す。そういえば腕を斬ったのが旅の一番最初の思い出だもんね…。やっぱり「いいんだ…。これは…」って感じで話しているのかな。アリーシャの子供見るフロー。かわいい。見れて良かったね…。

話がひと段落したのか、センターから下手へ行くフロー。空を見て笛を取り出す。

笛を吹いて風を吹かせるフロー。素敵。

ダイ「リューン!」

笛を吹きながら漂う。下手からセンター上手側へ。後ろを向き、歩いて終わる。

 

カーテンコール

フローの料理する振りが前より小さい。

変わらずだけど、♪お芝居見る人や♪ で上手から下手上まで客席全部さしてみんなだよ!ってして観劇したみんなもルトフの一員だよ!って思わせてくれるところ本当好き 。

あと♪楽器買う人♪ で笛吹く姿最後までちゃんとフローを残していてくれる姿も好き。

最後に見られる調和の里のすばらしさを感じて幕を閉じるリューン最高。

 

 

Fin

 

リューン〜風の魔法と滅びの剣〜2019レポ

前回の記事で変更点を書いた大好きなリューンのレポ(6/6マチネ)を。

(プレビュー初日メモ持っていなくて全然残せてない。)

文字起こしじゃなくて考察と突っ込みを備えたレポートなのでめっちゃ長い。ほぼフローの記録。

 

一幕

 

調和のシンフォニー

フロー上手側の椅子。右手上げたまま静止。漂うように動く2人。フロー下手ダイ上手に移動。

フロー「僕達が調和のシンフォニー?」

ダイ「でも…だったらなぜ戦争が起こるんだ!」

♪ソララッラ…♪でマッピングが宇宙の映像から戦場に変わる。斬ったり燃えたり…からグルグル。 洗濯物もフローリアが出てくる。マッピングは草原の映像(ルトフの里基本映像。風が吹いているグレーの草原)

戦争を思い返すシーンでフローとダイの立ち位置が変わる。

フラッシュバックでダイは うわーっ ってなる。フローは耳をふさいでうずくまる。ダイスに手を取られる。

フローの幼さ大勝訴。かわいい。産んだ。

 

ダイの「ダイス」呼び捨て注意。初演はフローが「ダイス先生!」って注意だったのが今回はフローリアが「ダイス先生!」と注意。おかん…それを受けてダイ「ダーイースせんせー」と言いながらダイスの後ろから左右にピョコピョコ顔出す。

 

魔法道具の話で「杖も!」 で手にするダイから杖を奪い大事そうにするフローかわいい。本当に魔法を大事にしているというか希望を託している。

 

フロー「風が何か訴えているんだ。分からないけど。呼ばれている気がするんだ。リューンって」

この不思議な儚い感じが大好きすぎて横から見守りたい。

 

エルカ登場

3人揃って「いえーい!」(挨拶)がかわいい。3人それぞれジャンプしながら左右に腕クロスするように合わせ飛ぶ。チップとデールかな?かわいい。微笑ましい。

 

フローリアに追いかけられる

エルカ「どいてどいてどいてー!」でダイとフローを使って壁を作る。ダイも回ってどいてどいてー!とマネをする。(楽しそう)フローがおい!ってツッコむ。丈橋か。走り回るエルカに微笑む2人好き。

 

ダイスをお誘い

ダイ「悪役だけどね」の言い方めっちゃ好き。 変わらなくて良かった。

フロー「~普段から修行をしているから様になるんですよ!」のくだり、初演はダイの剣取り出し、ダイがエヘッと照れていたのが、今回出した後「えいやっ!」 て右から剣を振りかざす。左からも振りかざす→少し動いて側宙→フローと2人で手広げて「ヤーッ!」(フローはダイの後ろに立っている)とダイスに見せる。止まるダイス(何か反応してあげて)

 

♪僕達の魔法♪

フローの低音めっちゃ出る…!ミュージカル俳優さんみたい!!! 前のギリギリまで出していたのも大好きだったけど、今回は本当に歌うまくなったなーって思った。

 

♪三つのかまど亭のテーマ♪

相変わらず素敵な世界観。♪だから竈も三つなのさ♪ で足上げるエルカ(ももクロみたいなやつ)身体柔らかい。かわいい。

下手からダイ、フローが来る時、ダイの後ろでペコペコしなくなったフロー。走って息切れ。 一番下手側の机でへばり2人の大人に見守られている。から移動。

 

アリーシャに「気分はどうですか?」でお腹なでるのがわざとらしく?大げさ?(寝盗られ宗介のジミー参照)だったのが少し自然に!(少しね!)

エルカ「もうすぐで2人の愛の結晶が…」の時、3人で「わーっ! 」みたいなフローは「あー!」みたいな反応。3人とも思春期になったよ☆彡

 

♪調和と笑顔が/大好きな♪でエルカ指揮。三拍子(↓↙︎→↖︎)とる。フローガン見しながら思いっきり顔で指揮やる(両手がお皿と スプーンでふさがっている)。かまど亭にみるみんなも小さくだけど顔?首で三拍子やる。かわいい。ルトフの里みんなかわいい。

(♪戦争孤児育てる~♪はエルカのパートだった。 ずっとフローリアだと思っていた)

♪やっぱママ大好き~♪でフローリアをバックハグするエルカ。かわいい親子。からの走るエルカを笑うフロー。恋。

エルカ「私達あと3ヶ月で通過の儀だもん!」でダイ(エルカ右手 )とフロー(エルカ左手)を両脇に持ってくるエルカ。フローリア「通過の儀がどんなものか知ってるの?」でフローリアの隣いるフロー近いし怖いしで両手ハンズUPで怯え てる。かわいい。腰引けてるかわいい。(ダイ・エルカ・フロー・ フローリアの並び)

酔っ払い「もう大人だもんな!」絡まれるエルカ。みんなが「アッ !」って言う。フロー「あれっ!」って感じで後ろの人に言う。初回のような無意識の怒りの表現は少なめ。報告って感じ。あれどうにかしてって感じなのかな?

マーナムの活躍

薄くて大きい…突っ込んでくる取っ払いをジャンプで避ける。 酔っ払い机に突っ込む。ダイ「さすがは!」 で椅子の上に乗るダイ。「マーナム!」でみんな片手上げる。

♪平和のために~♪ で下手から上手へ歩くマーナムに合わせて椅子に逆に座りながら動くダイ。マーナム見上げるキラキラした顔♪ 後継者にはダイがいい♪で嬉しそう。それを見ていたフローも「おっ!」って嬉しそう。周りのみんなに「あれっ!」って感じで言ってあげてる。優しい好き。

 

ファンルン登場

♪3つ穴の~♪でダイがフローに「ねーねー」てして行く。 みんな集まる。ユンナ・フロー・ダイの並び楽しそう。

ダイス♪ドラゴン1匹倒せ♪でダイスから離れて歩いていき、 無理難題だと気づいて戻っていくファンルン♪そりゃないでしょ♪ でフッ遊ばれてるよって呆れと微笑むフロー最高好き。

 

フローのフォークの持ち方民族持ち変わらず。 コップの持ち方大人。スタバか。上の部分持って飲むスタバか。 ギャップ。あのコップにわたしはなりたい。

 

ファンルン♪滅びの♪でトリオ後ろ向く(エルカ・フロー・ダイの並び)♪剣を~♪でトリオセンターに振り向く。ダイ「 滅びの剣…?」

空気止まるかまど亭。

 

フロー「いつまで経ってもいなくならないよね。あぁーいう人」

って冷めた感じで言うのめっちゃ好き。

 

フローがセンターで「あ!(客席上の方指さし)ダイ!稽古の時間 (いつもの時計見る芸)だ!遅刻だ!」で「わーっ!」 ってなるトリオ。フロー・パン1個、ダイ・パン2個持ってる笑

エルカの「あとで行くー!」が手伝わなきゃいけない感あって好き

 

ルトフの里

フロー右手、ダイ両手にパン持ったまま走る笑そして歌う笑

ダイの両手ぐる~ん変わらず、フロー歌上手い。走る(ジャンプ) しながらあの低音出すのすごいよね。

フロー♪ま~ほ~う~さ~~♪の「さ」でパンかじる→後ろ向いて去る。 (幕上手に走っていく)

 

一角狼座

チャーミーめっちゃ色気あるオンナやーー!ウィルトスと腰くねくねする、みんなもマネする笑やめい笑

ウィルトス「かわいいね。今日のお客さんかわいいね」(まさかのシラける)

フロー・ダイ、うわぁー!って来る。

皆「遅いよ!リューン!」(同じ苗字だから便利だよね笑)

2人「こいつです!こいつ!」お互い指さしめっちゃ言う。「 こいつ!」

皆「どっちもだよ!リューン!」

フロー上手へ大好きな丈くんのダンスが垣間見れる瞬間。 平和を願って僕は歌い踊るよと心に決めているフローのキラキラさが出ているのが本当好き。手足が伸びていてでも気を抜かずに細部まで魅せるダンスなフロー好き。ダンス振り変わらず。キレッキレに踊る丈君好き!

エルカ下手から走って来る。チャーミーとバトっている笑あの2人女の戦い絶対ある。看板娘の座を奪われたチャーミーと現看板娘、気の強いエルカの底知れない水面下での女の戦いある。 表にも出てるけど、それとは別の戦いが絶対あるんだよ… ちなみに表だってやるバトルだとなぜかフローが被弾してそう笑(しらんけど)

 

劇中劇

劇団員歌唱トリオ前より音合うようになった。

トリオ下手から登場(フローダイエルカの並びエルカは後ろの方に いる)

フロー「緊張してる?」

ダイ「当たり前だろ!」

フロー「そういう時は役の名前を書いて飲むといいよ!」

エルカ(劇の様子見ながら)「今夜空いてる?」

2人(お面つけながら)「うん」

エルカ「ちょっと付き合ってほしい所があるの」

フロー「何?」

エルカ「内緒~言ってからのお楽しみ♪」

フロー「えぇーー」嫌そうな顔する笑 (多分ろくなことないって思っている)

エルカ「ホラ!ガンドラ王!出番よ!」でダイを見送る。フローも急いで役名飲んでスタンバイ。エルカもスタンバイ。

 

ダイ出てくる時ウィルトスに背中押されてる。 あの仮面前より声籠らなくなった。良かった。

ダイのガンドラ下半身だけ動かす変なダンスなくなる。なんか片言?に演技(♪民よー民よー)

 

魔法使い「お待ちなさい!」めっちゃエレガントー!飛鳥様!声の艶!しなり!すごい素敵!

♪私はそれをただ助けるだけの者~♪ でエルカの手をひくフロー王子様じゃん…

一時停止ちょっとブレ気味なフロー手と体の角度がかわいい。

一角狼座暗転中演技、魔法使いめっちゃ魔法かけてる。 フワッとしてシャララ~ってかけてる。ウィルトス、ダイの身体叩かないであげて笑

「ガクッ」って死ぬのかわいい。客席に笑われていたよ。

死んだ魔法使いの身体の息遣いがなくて本当に動かなかった(フロ ーのお休みタイムになってほしい)あんなに動かない死体はドリアン・グレイの肖像の優馬以来(私比)。

ロープのくだり

エルカめっちゃぴょんぴょんしたりロープ浮かせたりしていてかわいい。エルカの危機を察知するフローの匍匐前進がかわいいんだ… うんしょ…!うんしょ…!って伸びるフローめっちゃかわいいんだ …

ダイが風の魔法使いの仮面取る。エルカフロー花落とす。やっべー !ってなってサーナをはじめみんなが近寄る。フローが「違う!違う!」って焦る横でエルカ、シレっとフローに指さししている笑エルカが自分に指さしてるの気づくフロー「オイッ!」って割とキツめにエルカをド突く笑。次にチャーミーが近寄る(激おこ怖い)またシレっとフローを指さすエルカ(ここは絶対負けられないもんな)。めっちゃ焦るフロー横見たらまたエルカが自分をさしていて2度見する。エルカ見る。動じずシレっとしているエルカ笑強い笑

ラストの歌始まる急いでセンターへ向かうフローとエルカ。

♪まつげの雫は

 風にさらわれて

 未来へ運ばれ

 光になるだろう

 

並びが下手から6/1はチャーミー・エルカ・ダイ・フロー・ウィルトスだったのが、ダイとウィルトスが近寄りすぎて入れなくてチャーミー・エルカ・フロー・ダイ・ウィルトスになっていた。 多分ここで一回チャーミーとエルカバトってる。

 

劇終わり

背景赤、下から白いライトの中笑顔で行進する一角狼座。下からライトって怖いはずなのにめっちゃかわいい。フロー5歳の顔。その場で足踏みもはける時も笑顔で行進する。今回ははける時椅子持たない。上手へはける。

 

カダ王国

いや、ダナトリアめっちゃ変わってますやん。 めっちゃビジュアル系スマートかっけぇー!細い!髪長い!あとなんか、絶対同期、 もしくは歳下だけどめっちゃ付き合い長い後輩辺りにダナっちとか軽々しく呼ぶヤツいそう。なんか呼ばれていそう。でもそいつもめっちゃ強い(策士か超剣強い)かなんかでなんだかんだダナトリアも認めてそう。「ねぇ~ダナっち?」「 その呼び方やめろ!」とか微笑ましいやりとりありそう(※妄想)

キャスヴィル相変わらず素敵。アリーシャからの変わり身さすがです。

さっきまで♪願ってる平和  次の世代に渡すんだ未来を~♪って歌っていたのに今、まさにルトフの里の平和も未来も潰そうとしているの精神的に大変そう。

 

♪人を殺す正義♪ の一番好きなところは曲の歌いはじめで手下の烏天狗(違う)達の行進。みんなあんなにいかつい格好しているのにその場で足踏みしているのめっちゃかわいい… 右左からの両足のかかとあげてぴょんぴょんってするのかわいいから。両サイド同じことしてるのかわいいからあそこ私の中で地味にトキメキポイント(まさかの)

なんだかんだ健気な歌だよね。若き陛下の為って絶対ダナっちより陛下の方が圧倒的に若いじゃん。多分息子位の年齢差ある。(岸さんの時めっちゃ思った。)

 

かまど亭~打ち上げ~

サーナとずっとくっついていた奴、あの2人付き合ってると今回やっと知る(多分)

ダイスの走り方。ヘン。めっちゃヘン。めっちゃコメディー。その場で腿上げしてるみたいな走り方。初演、6/1ではそんなダイスをみんなで「ヘンな走り方~」 と言うのが今回はウィルトスの「ヘンな走り方」 と超そのままマジレス。そして思う。ダイスやっぱ歳取った?

 

ファランディーアの泉

上手でビビるフローとダイ。フローの方がビビっている。

エルカ「あんた男でしょ!」

ダイ「ビビるなよ!」

フロー「うるせーよ!」(ダイをド突いてた?)

ここ超ビックリ。あのフローが「うるせーよ!」だと⁉ どうしたの?フロー⁉お口悪くなってるぅぅぅぅー!と私の中で大絶叫。

 

箱を持ち出したエルカに「やめよーよ」言うフローかわいい。ダイはワクワクしている。

ファンルン出てくる。

ファンルン「そのリューンってなに?」

エルカ「何って名前よ」

ファンルン「ふーん。じゃあ2人は兄弟?」 

エルカ「違うわよ」

ファンルン「え、でもリューン?」

フロー「僕達の里ではみんなリューンって言うんだ」

ファンルン「ほーじゃあ2人はこの里の人じゃないんだ」

エルカ「そうよ。どうだっていいでしょ!」

 

ファンルン「リュー⤴︎ン?」(手付き)

フローダイ「リュー→ン!」(フロー(→)ファンルン(←)ダイ)とファンルン挟んで手を水平にしてまっすぐのイントネーションを伝える。

 

フロー「調和が戻るんなら!」で合掌。ダイもふざけて合掌する。「ちょ!」ってなるフロー。

 

エルカ「あ、開いた!」でエルカから紙を取り上に上げながらセンターで読むファンルン「 この呪文は3つの声で唱えよ」上に上げている紙を「オイ」ってマジボイス(とは。低音ね。本気のヤツ)で紙をペッと取り上げて睨む(メンチ切る)。からの何事もなかったかのように2人の 元に戻るダイ、超闇属性って感じでワクワクした。

エルカ「ほらー!やっぱり3人で来て正解だった!」

ファンルン「3人?俺は?」

フロー「どう考えても今一番関係ないよね」

ファンルン「仲間はずれにしないでー」フローの肩組む

エルカ「そもそも仲間じゃないし!」ファンルン突き飛ばす

ファンルン「じゃあ、合図係やる!」

フロー「いる?」

ファンルン「いるっ!」めっちゃ勢い

ファンルン「Are you ready?」トリオ白い目

トリオ シーン

ファンルン「Are you ready?」(めげない)

ダイ「…イエーイ!」ダイとファンルンで腰グイグイする。

フロー、ダイに「おい」(何してんだよって感じで)突っ込む。エルカ白い目する。

ファンルン「よし!じゃあせーの!!って言ったら言ってね★」トリオ、めっちゃシラーとした目で見る。

フロー「おい」(いい加減にしろよって感じ)

ファンルン「せーの!」

トリオ シーン

フロー「…せーの」

トリオ「シャルレ・ヴレ・ラピア ヒュルラ・ヴレ・サリヤ!」

(ファンルン→座り込む・フロー→逃げ腰・エルカ→ うっってする。耳あてる・ダイッ→剣構える)

エルカ「…なーにも起きないじゃなーい!」でフロー飛ばさないで笑

風が止む

フロー「ねぇ、おかしい。風が止んだ」

滅びの剣出てくる。

エルカ「あなたは入ってこないで」とファンルンに言う時の操られてる、魅せられてる感好き。

黒い獣との声低くなった。殺陣の基本的動きは変わらない。ちょっと多いかな?変わらないかな?

ファンルン「これが滅びの剣の力…すげぇ!」 がめっちゃ欲しそう…狙ってる感ある…。誰か気づいて…

ここの剣術心得ているダイと徴兵経験があるファンルンがエルカに応戦しているのに対して(ダナトリアの時にも)フローは心得てないから飛ばされながら何もできない感じがかわいくて好き。なのになんやかんや一番力発揮するフロー(呪文読んだだけ)。

力収まった滅びの剣を見つめるダイ。エルカの心配するフロー。走ってくる大人達。燃える里。「マーナム団長がいるのに!」って心配と焦りと怒りとやるせなさが出ているダイのセリフ。 マーナムへの絶対的信頼。(でもマーナム一人で襲撃に対応できるとは思えない。どんだけ強いねん…ちょっと人任せ感あるよな… でも調和の里だからそんないつでも応戦的なことはしないからもどかしい…カダ王国奇襲してくんなよ(ストーリーが進まない))

思わず滅びの剣を持って走るダイ。ダイのまたかよ!ってやるせない感じが好き。

(あれって直に触れなければ大丈夫なんだね… この感じがマジファンタジー… と初演から思っていたことをまた思う私)

 

マーナムVSダナトリア

マーナムぅぅぅぅー頑張ってーーーー!訳分からないまま戦うの大変だけど頑張ってーーーー!あと数時間(下手したら数十分後)で子供が生まれるからぁぁぁ~!という心の叫び。

圧倒的力の差。やべぇ。ダナっち強い(馴れ馴れしい)。ダテに将軍じゃなかった。殺し方。マーナムの腕の筋3回斬るアレ、ナニアレ、めっちゃ恐ろしい。多分筋痛めて剣持てないから戦えない守れない絶望感めっちゃ味わって殺されるやつ…こわっ!(この筋斬るやつ調べてみたけどなん も出てこなかった。なんか剣術のちゃんとした戦法?でありそうだよね。ちょっと怖くて調べるのやめた)

 

ずっと気になっていたんだけど、奇襲するカダ王国の兵士たちが顔守るため&見られないため&恐怖心を表すために烏の鎧被るの分かるんだけど、ダナトリアとキャスヴィルはつけないのなんで?立場が上だから?顔バレしてるから?でも危ないから付けた方がよくない?それともそんなに戦わない気でいるからなのかな?ってめっちゃ思っている。上の立場になればなるほど、鎧の装飾すごそうじゃない?ルトフの里格下だから?リューンの里襲う時も付けてないし、だからダイに顔バレするんやで…(皆殺し にするからいいんだろうけど)なんか、ドラマだとこういう時、顔は隠していたけど、ふとした時に鎧の隙間から目が見えて目を覚えてアイツだ…!(もしくは顔全部見ちゃう)ってなるパターンよく見るけど。いろいろガッツリ危なくない?それとも余裕なのかな。

 

襲撃されているかまど亭

怖いよね。いきなり来んなよ…(いきなりじゃなくても来ないで)

一発芸担当が初演チャーミーからサーナに変更。

日替わりネタだけど、最初の入りは一緒だと思われる。

「ズンズンチャッズンズンチャッ!」でロックダンス

「リューン…風呂―」(6/1はまさかの「土!」だった)

右側を前にして両手で桶かける仕草。

ウィルトス「風呂場かよ!」(多分この突っ込みすごいありがたか ったと思う)

 

逃げようとする一角狼座に立ちふさがるダナトリア。 マーナムの斬られた頭投げるのマジエグイ。

マーナムキャッチするウィルトス。精神的にマジツライ。ここで投げられて頭!って分かった時に驚いても頭落とさないウィルトスの優しさ。「マーナム…」って泣きながら言うのがもう… あぁ…(語彙力の限界)

 

キャスヴィルに椅子で殴りつけるユンナ。痛がるけどそんなに動じないキャスヴィルつえぇ。マジつえぇ。そんなキャスヴィルにエヘってやるユンナ、内心ヤベーって焦ってそう(マジで命の危機)。その後ちゃんと? キャスヴィルに蹴られてる。斬られなくて良かったね。なんか女は女同士肉弾戦の方が戦っている感あるのなんでだろ。

 

個人的にこのシーンのかまど亭の窓から見える星空と燃える炎(里が燃やされている)のコントラストが綺麗で好きなんだよね…。星の誕生みたいな色をしていて青と紫とピンクと赤がうまい具合にグラデーションになっていて好き(里は燃やされているし絶対外は血祭でヤバいけど)。窓は二つあるうち左の方が赤多め。

(まさかの窓がおすすめポイント)

 

ダナトリアとの再会

下手から走って来るダイ。見た瞬間に「ハッ」 としてワナワナする。5歳で顔覚えてるってマジで復讐したいと思 ってるよね。フローはそこまで「ハッ」としていなかったし(フローは忘れたいと思っているだろうけど)、ダイに教えられているし。会った瞬間のあの「ハッ」 が恋愛だったらどれほど良かっただろうか…

応戦かのように走ってくるファンルンとフロー(フローは剣術的には無力)が好き。やってやるぜ感イイ。

 

♪血塗られた記憶♪

マッピング変わらない。良かった。ダナトリアは今回用に変更されてる。最初の映像マジアレで怖いけど、慣れってすごい←

(初演の時ここの映像でベットの下でうずくまるフローの映像が映 し出されてあ、これ丈さん映像撮ったんだ…!別の場所でお仕事していたんだ…!良かったね!貴重な経験だね!とか思わせてくれてめっちゃ感謝した)

シルバーアクセ大好きだったからいろんな十字架が見れてちょっとワクワクする(ここの時の歌詞は涙声のフローが「 穴を掘って母さんの肉埋めた」 でフローとダイが土を掘っているのでマジでそんなこと考えちゃい けないけど。)

♪空翳した手は~♪で後ろ向くフロー

♪幸せを掴むため♪でスポットライト掴む(後ろ向いたまま)

ここめっちゃ好き。

「殺してやるぅ~!」からの滅びの剣を抜いたダイ。 キャスヴィル「なんだこのガキ」が好き。

殺陣増えたかな。止めようとして跳ね返されるフローコロコロ転がるのがかわいい好き。めっちゃ回る。力なさすぎてかわいい。好き。

 

風のレクイエム

トゥーヌ・シェーナ出てくる。

アルムス、みんなを置いて行くのがいつも「おい!」 って思っていたけど、危険を知らせに行ってるor手伝いに行ってるのかなとやっと思った2019初夏。(遅い)

一度ダイが止まってフローがなだめているのに後ろから来るダナトリア。なんで来るんだよー!一度撤退してくれよ… 多分今ならまだ滅びの剣手放せたよ!(だからストーリーが進まない)

滅びの剣、多分殺気を感じて後ろ向きで剣をとるダイ。 あぁー力復活…黒い獣来る。(やっぱり着ぐるみ)ダナトリアの脚引っ張る。ダナトリア軽そう。マジ軽そう。脚細い。(脚斬られた ダナトリアどうやって帰ったんだろう…キャスヴィルいないし)

ダイがトドメさそうとした時に赤ちゃんが産まれて産声で止まる。キーワードである「リューン」じゃないけど、きっと奥底で師匠のマーナムの子供ってわかったのか、やっぱ赤ちゃんの力は偉大なのか、調和の3になるはずだったマー ナム家(苗字なんだろ)の最後の調和の力なのかは分からないけど、我に返って止まる。(止まるな殺れよ…望んでたんだろ…!)

なぜ!殺したくない里の人達を殺しちゃったのに(ガッツリ憑りつかれていたから)!大本命のダナトリアで留まる!!!(それがストーリーだから)なぜ!真っ先に殺さない!!!最初にダナトリア殺せよ!そしたらフローが一度止めた時に全てが収まったわ!(だからストーリーが進まない)

まぁ、それが皮肉なんだよな…犯した罪の代償なんだよな…

 

フローの決意

ダイの空飛び滞空時間伸びた?(分からないけど)

めっちゃ泣くフロー。守ってあげたい。

めっちゃ打ちひしがれるけど、決意するフロー。心の強さ。好き。

エルカも行くって言った時のフローの心境気になる。

抜擢されるファンルンにエルカ「行くの?行かないの?」(じれったくて怒ってる笑)ファンルン「行くよー(行きます)」で渋々承諾。(エルカ・ファンルン・フローの並びになる)

フロー、ファンルンに握手(手出す)「よろしく!」(口パク)

ファンルン握る。強め。フロー「イテテテテ」ってなる。いじめないで!ちなみに6/1の時はマジで痛そうで声聞こえていたしめっちゃ動いていた(いじめないで!)

準備しにいくフロー・エルカ・ファンルン。(上手へはける)

フローリアとダイスの会話。変わらず。祈り?も変わらず。

風の笛出てきた時、初演の時よりレベルアップしすぎていて超ビックリした。全然違いますやん!めっちゃ強そうですやん… 初代のあの木の枝に羽根つけたようなやつから風、雲がまとっているかのような強そうな魔法感ある笛に変わって超ビックリ。

 

♪風の舟♪

風の舟のフローが本当、超超超超美人!!決意したフローから放たれる前を向く熱い視線。キリっとした目元に映える緑のアイシャドウ!(濃いめ)アイライン下も入れてるの大正解!私は風になりたい!(なんで)

やっと冷静になって見えるフローとエルカと並んだファンルンデカイ!(頭1個分くらい違う)

ダイスの♪魂は~♪の時に横を向くフローの横顔めっちゃ綺麗!!!(メディアの方々!ここを写真に撮って下さい!!!!って何万回も思った。)

 

強い眼差し。決意の表情、愁いを帯びた儚い顔。力強いセンター。この瞬間、あの豪華なキャスト陣はフローが引っ張ていた。

(そして私はセンターに立つ丈君を待っていた!!!)

 

進む為に力強く終わる一幕。壮観美。圧巻。

 

 

とここまででやっと一幕のレポが終わる。

 

 

リューン〜風の魔法と滅びの剣〜2019 変更点

2018年2月  リューンという舞台を観劇して衝撃を受けた。 ストーリーの素晴らしさ、歌の綺麗さ、キャラクターの個性、凝った衣装、カツラ、映像の使い方、そして素晴らしすぎる役者さん… どれをとっても私の中で突き刺さるものが多すぎて心が揺さぶられすぎた舞台。それがリューン~風の魔法と滅びの剣~だった。円盤化されずひたすら願った再演希望。そんなこんなでもう年も暮れようとした12/22その報告がきた。リューン再演!あんなに喜んだ再演報告はなかった。ほぼ同じメンツでの再演。(ファンルンとダナトリア、アルムス、マーナム残念だった(マーナム今フランス革命しているから…(レミゼ)ただそっちでもリーダーで死ぬからもう、マーナムは生き延びられないの⁉ってめっちゃ心の中でシャウトした。レミゼ観劇しながら))

 台本もらって前回と変わってる場所もある~とご本人たちから申し出があったのでどこが変わるのかドキドキしながら待ち望んだ君と僕の6ヶ月(違う)。

 

今までのブログ読んだことある方は分かるかと思いますが、私は文章が長いすこぶる長い。こういうこと書いているのが長い。

とりあえず今回は変更だけをピックアップ。

(分かる範囲で。しかも完全フロー寄り。(私は藤原担))

 

 

フロー

衣装変化なし

ただし化粧がめっっっっっっっっっちゃくちゃ綺麗!本当綺麗!超美人さん!丈君の目の大きさ綺麗さが際立つ!アイラインガッツリ!目じり下ラインもガッツリ!そしてあの大好きな黄緑色のアイシャドウが前回よりも濃いめだしこちらも目じり下のラインまでガッツリ!目の形に添って入っているのが本当!綺麗!色味マジョマジョ、ラインの引き方KATEみたいな!(主観。伝われ)美しさ増していて、、純粋にビジュアル良い!ってなった。(長い)

喋り方も動きも初演より幼くてかわいい。

 

ダイ

衣装腕のバンドの紐の色が黒→黄色に変化。なぜだろう。ダイもお化粧が濃くなった!

劇の宣伝してフローに「様になるんですよ!」って褒められるところでちっちゃく側中してフローと「ヤーッ」ってしてるのが増えた。

あと、滅びの剣を最初に手にした時の殺陣増えた?

 

エルカ

ブーツが薄茶色のショートブーツから赤いエンジニアブーツに変化。去年あのヒールでリューンやるの足痛くなりそう… ってめっちゃ思っていたからノーヒールになて良かった… って思った。相変わらずエルカのアイシャドウの発色の良さ… お願いだからメーカー教えてください…(去年からずっと言っている)

帰ってきた後アルムスとのテント「こっち!あっち!こっち!」がなくなった。

 

ダイス

これは本当あれなんだけど、自分のメモに書いてあったんだけど、ダイス先生前回より歳とった…? ってくらい話し方がおじいちゃんみたいななんかゆっくーりカタコトになっていた。あと手の動きが多い。オビオテ族やクラートンと話す時めっっちゃ動いている。

 

ファンルン

フロー、エルカに対する距離感が永田君の時よりある。一歩引いている感じがするし、フローもエルカにイタズラするファンルンに若干牽制している感じがしたかな…

 

ダナトリア

いや、めっちゃビジュアル系…!最初3度見位したわ。めっちゃ細くてスマートかっけー!若い!髪長い!アイメイク超ビジュアル系!岸さんのダナトリア様が漢って感じの力強さがあったけど、原田さんだと聡明って感じ…頭脳派な感じ。 同じセリフ言っているのにこうも感じ方が変わるのか… って思ったよね。あと殺し方がマジ怖い。トドメ刺す前に相手の腕の筋斬ってる。三回斬ってからのトドメ。何あれ…腕痛くして剣持てなくして絶望感味合わせてるの?マジ怖い。

 

チャーミー(リューン)

めっちゃオンナ!って感じの色気。溢れ出てるわ。女を武器にしている感ある。細い色気エロイ。エルカと張り合っている。女の闘いが水面下である。初演でチャーミーはエルカに看板娘のポジション取られて敵視しているってあったけどそれが今回めっちゃ納得するバトル。大人の女 VS若い女の子。どっちも気が強い女。フローが見たらアワアワするやつ笑

 

マーナム

デかい!笑薄くてでかい!

3つのかまど亭のテーマで酔っ払い退治が変更。上山さん酔っ払いの背中の上で側転みたいに回るけど、泉見さんは突進してくる酔っ払いを机から高くジャンプして交わして机に激突させる。

 

クラートン

毛!あれも気づいた時3度見した。セリフ全然入ってこなかった笑あの毛はなんなん…(ご本人いわく 鼻毛らしいビックリ。)

風の洞窟でフローの舌直すとき、前はシレっとやっていてくれたのが今回ガッツリ。呪文唱えてスポットライト使って… って感じそしてまじないかけた後めっちゃ疲労困憊で去っていく。 あれ結構心配している私。大丈夫かな…死なないでね…

 

トゥーヌ・シェーナ

トゥーヌの衣装これはまりゑさんがご自身のSHOWROOMで仰っていたけど、スカートの丈が変わった。

2人が出てくる回数が増えた。風の洞窟でこだまで遊んでいる時に現れるようになった。エルカのエコーミュージックで初演では風に操られていたフローと ファンルン。今回は見えてない設定のトゥーヌ・シェーナが2人で 遊んでいる。

今回ファンルンにはトゥーヌ・シェーナは見えていない。

約束での歌も増えた♪歌が聞こえたフローリアの歌が~♪の時に♪ 願っている平和~♪とユニゾンになる。

 

アルムス

前回よりどもるの少なくなった。割と普通にしゃべっている印象。

 

フローとダイの対峙

最初の殺陣増えたかな?

フラッシュで場面変わりながらフローが決意をしていくところが変わった!

前は一歩ずつ進みながら「約束したんだ! 道を誤った時は! 僕が身を挺して  君を救うと」で近づいていくのが、今回はもう約束を歌い終わるところでダイに近い。手を広げて受け止めようとしている。三回目で首を横にずらすけど、それまでは手を毎回広げて(スポット変わるたびに広げなおす)待ち構えている。

 そして全てが終わったらリューン(魔法使い)が「 お前達は闘った。戦わないという方法で」 って締めるのが話のメリハリというか闘いが終わったんだ。もうフローとダイは苦しまなくていいんだ。ってわかって良かった。

 

フローとエルカ

今回役的に幼さを出していたからフローとダイもだけど、エルカともスキンシップが増えたなーって印象。手繋いでいる(エルカに繋がれている)のが多くてかわいい。洞窟のシーンとか障害乗り越える旅に短い距離なのに手繋がれて連 れられているしフローちょっと障害乗り越えるのヘタでかわいい。

 

フローとダイ、エルカは幼くなり、ファンルンとは距離ができた。

ルトフの里は全体的にかわいくなった(本当に仲の良さが溢れ出てる)印象。

人が変わると役も印象変わるし、同じセリフなのにこうも変わるのか。とめっちゃ思った。

 

フローかわいいしか言っていなくて本当すみません。

 

 

リューン考察

 関西ジャニーズJr.藤原丈一郎くん大橋和也くんW主演

 

ファンタジー冒険活劇ミュージカル

リューン〜風の魔法と滅びの剣〜

 

観てきました。

市川プレビュー初日で始めて看板見た時、題字の上に“ファンタジ ー冒険活劇ミュージカル”ってあってなんかすごい煽りだな…と思っていた開演前の私。

見終わった後、「マジでファンタジー冒険活劇ミュージカルだった…」

となりました…。

日本のオリジナルミュージカル、すごい…正直ナメてた…

ファンタジー大好き芸人の私にはたまらなかった…

リューンは一度でも楽しいけど、回数重ねて観るとより良い…

 

魔法使いが滅亡した世界

調和がなくなり起きる戦争

戦争の犠牲者 15才のリューン・フローとリューン・ダイは10年前に里を焼かれて戦争孤児となり、身も心も傷ついていたところをルトフの里の長、 フローリアに拾われ中立の立場で戦争とは無縁の“調和の里”であるルトフの里で兄弟のように育った。

 

  平和を愛し、一角狼座の一員として歌い踊るリューン・フロー。

とっても優しく、穏やかで素直。 戦争で傷ついた心が哀愁として表れており、 里が焼かれたことを思い出すと聴こえてくる戦争の音に耳をふさいでしまう。(そりゃそうだ)

魔法があれば戦争はおきなかった。魔法があればいいのに…と理想というか幻想を抱いている。 

  もっと力があれば里は焼かれなかったと強くなる為剣士の修業をするリューン・ダイ。

活発な感じで、(ワァーって走ってぶつかりそうになったりするのをフローが謝ってたりする)褒められたら照れる素直さはあるけど 、戦争で傷ついた分、ちょっとスレてるかな?って感じ。

里が焼かれ、どこか悔しさと力が欲しいと思ってる。

 

“光”“陽”のリューン・フロー

“影”“隠”のリューン・ダイ

 

パンフレットでウォーリーさんも仰っていたけど、 設定的には本当丈橋、逆じゃない…?

って思うの。最初。絶対。でも、これはこれで合ってるのよ…

むしろ回数を重ねると、この配役で正解だったと思う。

(逆パターンで観てみたい気持ちももちろんあるけど!)

出番が多くて、物語の芯になってるのがリューン・フロー

出番は少し少ないけど、見せ場があるのがリューン・ダイ

って感じかな。

 

丈くん、この役本当に、ほんっっっとうに大変だったんだろうな… って思う。

確かにフローはダイよりも目立たないのよ… むしろルトフの里でいたらフローの方が“影”があるように思う。

戦争というワードで過去を思い出した時、耳を塞ぐフロー

ベッドの下でうずくまる5歳の時のフローがずっといるのかなって 。

でも強くなりたいと願うダイに、

「剣は人を傷付ける道具だよ。忘れないで。」

と伝えたあと、

「大丈夫!俺にはお前がいる。 もしも道を誤った時はお前が俺にはを救ってくれる。そうだろ?」

「うん。約束する。この身を廷してでも!」

と約束する。

この約束がフローを光にしたのかなと。

 

リューン・ダイは、フローの存在が光。

焼け野原歩いていた時奪おうとしたパンを分け与えくれたフローが光なんだろうなって。

がっつりずっと影があるってわけではなく、

唯一影があるとすればずっと思っていた里を焼かれて何も出来なかった自分の無力さが悔しくてちょっとスレてるところある感じ。

だって“調和の里”ルトフにいたら、争いはないしそもそもダイはトラウマはあるけど、復讐をするという気持ちは無かったと思うからこの気持ちをどこに向ければいいのか。それをマーナムにルトフの里の民を守るという方に何年かかけて変えてもらったように思うし、だから自分に道筋を作ってくれたマーナムをめっちゃ慕っている。 (マーナムがエルカ救った時の紹介で椅子の上に乗って手上げながら「マーナム!」って尊敬を込めつつキラッキラした表情や、♪ 後継者にはダイがいい やる気も才能も見える♪で褒められた時のうっれしそぉ~な顔!)

でも、ファンルンが出した“滅びの剣”っていうワードで根底にあった闇に火が付いて、実際に滅びの剣を見つけてしまったのと宿敵ダナトリアに会ってしまって一気に炎上した。

ダナトリア、カダ王国以外には殺意は全くないのに滅びの剣の魔力でみんな殺すようになってしまうけど、それはダイの気持ちじゃないから影はダイっていうより滅びの剣に取り憑かれたダイ。

大事なルトフの里のみんなも殺してしまう。フローが名前(リューン)を呼ぶと滅びの剣の力が収まる。

のが基本システム。

調和のシンフォニーで宇宙に漂うフローとダイが幻想的だし、歌詞でも月が2つとこの地球、神と人の間に竜を造った、政治と芸能の間にあるべき魔法は…? というのが地球だけどパラレルワールドなのかなと。

 

フローと藤原丈一郎

フローって丈君に近い存在であると思うのよね。 あの儚い感じというかちょっと自己犠牲をする感じ。 あと周りのことを見ていて考えてフォローしている感じや物事に対するひたむきさ。

初日観てる途中でこれ、丈君はダイの方がしっくりくるのでは…? って思ったし、ダイのほうがおいしい役割では…?(ってさっきも書いたけど)って何回も思うんだけど、やっぱり、フローは丈君なんだよな。内に秘めた強さがすごいの。 丈君メンタルあんま強い方じゃないと思うんだけど、 その分のひたむきさは色んな(事務所以外の)先輩方もとても評価しているしその努力がもう愛くるしいんだよね。その感じがリューン・フローに出てる。

基本的人見知りで意外とあんまり大人たちとの距離を縮めるのがすぐにはできなかったり、真面目過ぎて役にバカになれなかったり(パンフレット参照)でもちょっとおどけるのは忘れない。(そっちに本質があるからともいう)

  はっすんは観ていてとてものびのびとしてやっているなーって思うのに対して(めっちゃいい意味で)、 丈君はめっちゃ考えて考えて苦労したんだろうなぁ…って思うのよね。それがリューン・フローにマッチしている。しすぎている。

そしてリューン・フローの“約束”を守る気持ちがすごい強い。同じ里で生まれ戦争で生き残り出会った2人。5歳で共に死を覚悟したダイとの絆がフローが生きていく上で最も大事なものであり、 たぶんそれ以外も大事だけど格別のものなんだよね。(ダイもそうだけど)

だから、ダイとの“道を誤ったときはお前が俺を救ってくれる”“ あぁ、身を挺してでも”の約束が基軸であり、それがすべてなんだよね。

 半分は不可抗力だけど、道を誤ってしまったダイを止めるのは自分であり、ダイを救う唯一の方法が“ダイ”を殺すことだと知るけど、ブレずに“救う”という約束を守るためにダイを殺す旅に出る。そしてそのために“身を挺して”約束を守ろうとする。フローの身を挺してが言葉の意味そのものすぎる。

いくら約束とはいえ、ドルデンの魔剣を譲ってもらう条件の試し斬りを受け入れ(ダナトリアからの脚を斬られたルトフの里への代償でもあるけど)、しかも試し斬りの代金をすべてもともと試し斬りをしてお金を稼ごうとしていた親子に全額渡し、この剣さえあればダイを救える! って意気揚々と言える?普通言えないよ! 左腕斬られるときだってエルカに大丈夫って言っちゃうんだよ!? 意志強すぎるよ…

 ダイはあれだけダナトリアを殺したくてたまらないのに、フローは「代償とか復讐とか、正義とか、報復とかはよくわからない。ただ、リューン・ダイを救いたいんだ。」ってこれ、面と向かって言える? しかも宿敵に敬称までつけて!

 その後フローはファンルンの裏切りで拷問受けて右耳と舌も斬られるし身体ボロボロすぎるよ犠牲が多いよ。自担がこんな身体斬られる日がくるとは思わなかったよ…

 ファンルンの謎解きはフローがいないところでだったから多分、フローは拷問の時か、♪歌を失くし迷うものよ  耳を澄まし  地球の声を聞け♪で自分が風の魔法の一族の生き残りであり、その力を持っていると知り、もしくはどこかしらで感じ取っていた。滅びの剣を風に戻すために剣を生み出す固めた心の逆を歌いその過程でまだ力が残って苦しむダイを見て滅びの剣の最期は(風の魔法使いの血を引いている)自分が殺されることなのだと気づき、自らの命を差し出そうとする。

その時でさえも、“もし 恨み晴らせば続くだろ 復讐の連鎖が”と歌い告げ意を決する。フローっ!!!! って心の中でめっちゃ叫んだ。 でもこの旅で身体のいろいろな部分を失い自己犠牲をしてきたからこそ、ダイを殺すという一番ツライ選択を迷うことなくしてきたからこそ 、ダイを救えたのだなと。ダイスは自分の型を付けたところあるし。

ダナトリアでさえお前みたいなやつが一番恐ろしいと思ったと言わせるし助けられるしで人の心を惹きつける、なんとかしてあげたいと思わせるフロー。たまらなく愛くるしい… 。そしてそういう強さをもっている人が一番強い。 知ってる人からしたら一番すごいのはこいつだと言われるタイプだし本人はなんにも気にしていない。 そんな輝きを出せるフローを演じきった藤原丈一郎さんすごいよ…すごすぎるよ…

ご本人も自分は絶対天才型じゃない。って言っていたけど、その分努力できるのってすごいから… 今は苦しむことが多いと思うけどこの先でとんでもない開花するから私はとても期待しています…。

あの頃の丈君って本当にめちゃめちゃもがき苦しんでいた分、人としての輝きがすっごくて(少クラ、春松竹の公式写真参照)一番好きなビジュアルの期間でもあった…(いつでも好きなんだけど !こう、違うんだよね!(伝われ))これはたぶん藤原担みんな言ってるやつだよね。

もがいている感じが出ていて何度も抱きしめたくなる気持ちになったし、ジャニーズアイドルとしている時はカッコよすぎていろいろ強かっ た…いろんな意味で強かった…本当強かった… 丈君の未来に幸あらんことを…と願うばかり。

(ここで話しが長くなってしまったのは私が藤原担だから)

 

 

ダイと大橋和也

 多分ほとんどの藤原担が思っていたと思うんだけど、 ダイの大橋くんに嫉妬したよね…おいしすぎるあの役、役の重み、そしてその才能に…例えていうなら、ガラスの仮面月影先生が、 姫川亜弓北島マヤの演技を見たときに衝撃を受けるあの感じ… あのオクターブの声をのびのびと出し楽しそうに歌うはっすん…

あんた、その才能ずっとどこに隠してたの⁉(いや、 本当に今までスポットが当たらなかっただけなんだけど)って感じ。本当、月影先生もビックリだし、 はっすんの紫のバラの人何人かできたと思うし、きっと今頃、 紅天女の候補に挙がってる。(わかりづらい例えですみません…ガラスの仮面好きなの…)

本人じゃないけどなぜか藤原担がめっちゃ羨ましがっていたと思うの。リューン・ダイ演じるはっすん見て、とれ関での情緒一定って言葉がぴったりだったし、 そしてその情緒一定を一番羨ましがっているのは丈君だとも思う…と感じた (想像)。考えに考えこんで苦しい時にはっすんのあの空気感はとても救われたと思うし、悔しくも感じたと思うのよね…(想像)もちろん、はっすんもめっちゃ苦しんだと思うけどね。

ダイも親が殺された、 里が焼かれたというコンプレックスがあるけどフローが魔法があったら…と願うことに対し、強くなってどうにかしたい。という思いの方が強い。それがもう復讐という気持ちが少しは芽生えている。でも“ 調和の里” ルトフで気持ちが浄化されているのもありそれに反発したい気持ちも少なからずあってモヤモヤしている感じもあると思うのよね。

思春期の時期だからでもあるけど。そのもどかしいところにフローがいたから保てたんだろうな。

 滅びの剣を見つけた時、これがあれば… っていう気持ち芽生えたはず。そして里が燃えているっていうかつての故郷と同じ境遇に合いこれ があれば!と確信になって奪って走る。

いつかいつか…のいつかが来てもう考えとかじゃなくて本能で行動してる。フローによって止められてふと自分に戻った時にフローにすぐ約束の話をしたあたり、どこかでいつでもそうなってきてもいい覚悟があったのかなって。やっとダナトリアを殺すことが出来たのにほとんど滅びの剣に憑りつかれていて、やっと…とか喪失感とかそういう感情がなくなっているのがかわいそうなところだよね。全てはダナトリアへの復讐心からできたものなのに。ある意味これが代償なのかな。全てが終わった後ダイは里に帰ることなく弔いの旅に出る。俺が殺してしまった人はあまりにも多すぎていつ終わるかは分からない。フローリアは帰ってくるのね!って言っているけど、ダイはルトフの里に帰ってこないことが自分への戒めでもあると考えそうよね…(フローも多分ダイと同じような気持ちを感じ取ってる)

ここがパンフレットではそれぞれに結末を考えてくださいとあったのがリューンの粋なところ。

 

フローとダイ

 光と影の2人だけど、お互いがお互いにとって光だし自分は影でもある。アイツがオレでオレがアイツでみたいな。ずっと書いているけどもうこの2人にはルトフの里のみんなという家族がいるけど、本当の心の繋がりはお互いなのよね。歌でも♪ この里が好きだ人はみな優しいし♪ って歌っていてどこかで一歩引いたところにいるのよね。まぁ、そこはトラウマというか思春期というか子どもでもあるからなんだけど。2人がフローリアに拾われた時ルトフの里のみんなが眩しく見えただろうし残酷すぎる場面見てそんな他人に興味持てるとは思えないしで殻に閉じこもって同じ経験をしたお互いしか心通わせられないところもあるだろうし。

 ダイとの身を挺しても救うという約束を実行すべく、ダイを殺しに行く旅に出るフロー。実際はダイスが身を挺して(ダイスはダイスの過去と2人への代償を取りたいからなんだけど)事は収まる。しかし、もしもこれが当初の約束通りだったら?と考えた時に、ドルデンの魔剣でなんとか追い詰めた時、絶対揺らぐじゃん…ダイは多少は正気には戻れるからそこで戻って殺れっ…約束だ!リューン・フロー!って叫んでフローも覚悟を決めてうぉーーー!と雄たけびあげながらダイを殺す。(もしくは正気に戻ったダイが自らドルデンの魔剣に刺さりに行くでもよい)その後よ。そのままフローはダイを埋めてエルカと帰るか?と考えた時に、多分、きっとフローはダイの後を追うと思うのよね… お前が死ぬときは俺も死ぬときだ。じゃないけど、そんな気がするのよね。 ダイを殺してフローが笑って暮らせるわけないし、(もしそうなったらフローはきっとルトフの里からいなくなると思う)自分にとって光であったダイがいなくなることこそ心は闇だし。生き残ったリューン一族を終わらせるときは一緒だ。というところまでいきそう。滅びの剣が蘇ってダイがいなくなった後、ダイを止めるにはダイを殺すことと聞いて「わかった僕がリューン・ダイを止める」 って拳握りながら力強く言った時、フローは己の死も覚悟したと思う。そう思うと試し斬りで腕斬られる時も心のどこかで自分の命はきっともうすぐで終わるから…って踏ん切りもつくし… って考えついた。

で、フローのすごいところは死を覚悟していて、いざその時がやはり来た。ってなった時に最後、

♪もし 恨み晴らせば 続くだろ 復讐の連鎖が だから風の歌を歌う 約束だよ 君を止める♪

って歌うところ。復讐の心があったダイに復讐は連鎖しかないから誰かが止めないといつまでも続くよって伝えるし、(映画アンドロメディアみたい… 胸熱)自分が死んでもしダイが生き延びた時、ダイにはもう復讐する人がいないけどフローを失ったという自分への怒りで自害しそうなのを自分への恨みで自分への復讐で命断たないで、この歌で止めようって意味合いにも感じられる。全てはここで終わらせようって最後の最後まで争いを失くしたいと思っているところ…。

全てが終わったとき、倒れるフローとダイを見たときはこれどっち!?ってとても思った。

ブラッドブラザーズみたいに2人とも死ぬのか(力尽きて)クロスハートみたいにわだかまりが消えて現世では二人とも生き残れるの!?って一瞬で考え巡った。

 

 実際に演じた丈くんとはっすんも初めてのミュージカル、初めての主演(先輩もいない)っていう状況できっとリアルにフローとダイだったよね…まりゑさんのブログで『 稽古場はじめましての時、2人が童謡の♪ ドナドナに出てくる荷馬車に乗せられた子牛のような瞳していた』って表現されていたくらいだし、ミュージカル俳優の先輩方というルトフの里に放り込まれた孤児(新人)。そして新人同士の2人(シンメだし)でお互いに悩んで、あいつがいて良かった…とリアルに思える環境でもあった。

 (まりゑさんのこのドナドナ例えがとってもツボに入り、ドナドナ歌うたびに(歌ってるのかよ)不安そうな丈橋の顔が出てくるし、子牛見たときも同じ感想持つようになった)

 今では一番初めの時しか思わなかったけど、 フローとダイって逆では?案件は丈君が普段みんなをめっちゃ笑かす人だし歴的にもほとんど の人が後輩だしでカースト的にも強いからドーン!と切り込んでるし、はっすんはにこにこペコペコしながら丈君や先輩の後ろ歩いていたのが強いイメージだし(中山優馬歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ Tour DVD、ジャニーズWESTのLIVEDVEパリピポ参照)で逆 …って思ったんだけど(本当ごめんあんまり知らなかったの)。 実際ははっすんの方がドーンと行けるし(危ない意味で。銀ニ貫の時大御所の方々と共演するとき文ちゃんがマジで心配していたし、丈君や淳弥、龍太君に気を付けさせろと言ってたしね。 強味でもあるんだけど…ここではごめんねはっすん。)丈君はそんなはっすんの行動をシバきつつ(笑)、こいつがすみません!って後ろで頭ペコペコ下げてるから、フローは丈君でダイははっすんなんだなーと公演中にめっちゃ思っ た。

(ダイスのこと呼び捨てにしたダイに注意するときとかかまど亭に入る時わー!って走るダイの後ろですみませんって感じでペコペコしているの見ながら)

 

エルカ

 身も心も傷ついたフローとダイにとってエルカって希望だったよね。拾ってくれた母フローリアが光だったと歌っているしフローとダイには希望の光の親子…

エルカがほんっとぉぉぉーにお転婆というか! めっちゃいい意味で現実的で最高!やっぱ物語での女の子って理想も含まれるし言葉遣いも女の子っぽくなりがちなんだけど、(時代背景とか育ちの設定だと違うけど) 現実は別にみんな「~だわ」「~よ」 とか全部にはつけないじゃん…そういうのが無理になくていい!言葉遣いが良すぎず悪すぎずでめっちゃ良いー!なんか、女の子の女の子らしさ押し付けられてなくてめっちゃ良いー!

あとはこちらも良い意味でがさつさがあるのも観ていて気負わなくて良い。(登場人物になりきりながら観るなよ)冒険ものでの女の子の存在ってよっぽどなんか力持ってない限りは付属感というかお荷物感というかお節介焼くちょっとおかん的な要素だしてくるのが私嫌なんだけど、エルカには!それが!ない!! むしろ地図見て引っ張ているし、私がはじめてしまったことだから… とけじめつけに行く強さはあるし(兄弟のようなフローとダイを救いたい気持ちがあるけど)、誰よりも喧嘩っ早い(笑)でも引くところは引く。守ってあげたくなる女の子として設定されていないエルカ!こういう子を待っていたよーーー!(なんなの私)

ダイもイタズラ好きそうな雰囲気あるけど、あのトリオの場合実行犯ってエルカじゃない?企むのもエルカだと思うし(笑)ファランディーアの泉探す時も「男でしょ!しっかりしなさいよ!」 と言って引っ張たりファンルンに「うっさいわねー!」とか強気なのも、試し斬りに対して「あんたが腕出せばいいでしょ!」とか喝入れちゃってフローとファンルンがあわあわする感じ。でもずっとあの夜のことを後悔していて叶うなら戻りたい。と、実はずっと心の中で嘆いていたエルカ…それに対してもう泣かないって誓ったのは前を向くためっていうのと、自分よりフローの方がよっぽど泣きたい心境だと思うから自分が泣くべきじゃないって思ってるだろうし、フローやダイ、みんなに対する懺悔というか自分に対する戒めでもあると思う。( ここでフローは明るく振舞い、今でさえも楽しそうに歌っているけど、エルカの気持ち知って胸打たれたような複雑な顔するのがすっごく好きだった。エルカに対しての気持ちが変わったところでもあると思う)

  エルカがちょいちょい怒るのって9割フローに何かされた時なのよね…(たたらの島でファンルンが義手でエルカつついたのと試し斬りのカーロンに対して「あんたが腕だせばいいでしょ!」の時以外 )ルトフの里にいた時はずっと一緒のダイも必然的に一緒になるけど。

・ファンルンがフローとダイにリューンって何? 君たちはこの里の人達じゃないの?と2人にとって心の傷をつつくようなこと聞いてきた時

・ファンルンがたたらの島でふざけてフローの力にならない時

・フローが腕斬られる時

・腕斬られたばかりのフローの義手をファンルンがつつきながら「 お人よしだね~」って言う時(フローはあんたとは違うの!ってお人よしに対しても怒るし、つけたばかりで痛いであろう義手を触ることにも怒る)

・ファンルンがフローの舌斬ったと知った時

…いや、ほとんどファンルンが原因じゃん。

エルカはきっと戦争孤児として連れてこられたあの日からフロー(とダイ)を護りたいという気持ちがあるのよね…だから怒る。フローの心の強いところも知っていたとは思うけど、旅を通して意志の強さとかを再確認して心が惹かれているよね…。そして舌斬られたフローが魔法道具で戻してもらった時に最初に発した言葉が「エルカ」これにときめかない人いないわ…(耳も戻してあげて…ってめっちゃ思ったのはここだけの話)

もうひとつのときめきとしては、砂漠での夜フローと話している時のフローからの「調和の3はきっとエルカのことだ。エルカがいてくれたらなんでもうまくいくような気がする!」ここでフローとダイという2人の大きな絆をずっと見てきたエルカ、きっとどこかで2人の間には入れない…と蚊帳の外に感じることもあったでしょう…それが認められた感じがしてたまらなく嬉しいよねきっと…(想像)

エルカとフローはお互いがお互いを好いていて、いつくっつくかしら…って里にいる大人たちがモヤモヤすることになるでしょう(妄想)

 

ファンルン

 裏切り者のファンルン…ってなってしまい、 殺される末路にはなるんだけど、ファンルンも戦争に翻弄された人でもあるよね。

永田君がリューンが終わった後にブログで書いていたんですが、脚本の篠原さんからファンルンという役についてお話を聞いたことがあり、『 ファンルンは実際に目にした子供兵士の子が元になっているそうです。反社会勢力に誘拐され子供兵士となる、最初の仕事が自分の親を殺害するとありました。』この背景からファンルンを読み解くとファンルンも同じように自分の親を殺害して生き延びざるを得なくなり、心が歪んでしまったのかなと。(スパイなのは実力買われたとかで)もしくはナダージアは徴兵制で戦地にも行ったことあるって言ってたからそこで歪みきってでも生きなくちゃだしで人を殺すことに快感を得る…

スパイでだけど、いろいろあって同年代のルトフの里トリオと話す機会が出来て、フローやエルカと合図出す係やる!とかでわちゃわちゃしていた時ってすごいファンルンにとっては新鮮で心のどこかでは本当に楽しいひと時だったかもな…と(本当マジでひと時なんだけど)そして旅のお供にされ、本当に必要とされた時にとまどいと喜びも少なからずあったよね。

でもやっぱりスパイとして裏切るからあの末路だよね…殺されそうになってすぐダナトリアの懐に入ろうとしてたし。

きっと今までもすごい残酷な殺ししていただろうし…笑顔で拷問するのは本当なかなかな量やっているよね…多少は心を開こうとしていた時もあっただろうそんなフローの耳を斬ったり舌を斬ったり…今まで観てきた作品でここまでがっつり斬られるのは初めてだったよ…

あぁ、ファンルンもスパイじゃなくて本当に研究でルトフに来ることが出来たら楽しかっただろうな…絶対ダイと悪ガキ同盟組んでるし、フローいじってエルカに怒られるし、そんなエルカに好意もって気にしてほしくてわざわざエルカが怒る源のフローいじりするんでしょ?(※妄想)

 

 

ルトフの里の運命

エルカが滅びの剣を蘇らせなければ…と一生後悔する反面、滅びの剣があの時蘇っていなければルトフの里って全滅だったと思うのよね…。 あとはどっちに転んでも成人の儀でダイの滅びの剣への欲望も絶えることはないかもしれない…

さっきも書いたけど、ダイはどこかで復讐したいという気持ちはあってでもどうすることも出来なく…それがファンルンによって滅びの剣という具体的なものがあると初めて知ってしまい、自分の気持ちに気づいてしまうのよね…ただ、どっちにしろ成人の儀で3日3晩里の話聞くことになるから知らずにすむっていうことはないからどこかで気持ちに着火はしてしまうんだろうけど…

滅びの剣があの時蘇っていなければ、燃えているルトフの里にみんな戻り(もしくは最初からかまど亭で打ち上げしている)ダナトリアと対面。 みんな殺され里は焼き尽くされてルトフの里そのものがリューン一族と同じように絶えてしまう。

だからあの時滅びの剣が蘇ったおかげで里と少しの人間は助かることが出来たけど、その分他の民族や里が犠牲になってしまったのが…あぁ、もどかしい。

滅びの剣があってもなくてもたくさんの人が死んでしまう…どうしようもできない…あぁ、ミカエル来てくれないかな…(クロスハート参照)

 

リューン一族と風の魔法使い

 2人ともリューン一族だけど、全編通してもダイが風の声を聴くのは本当にラストだけなんだよね。フローは「最初に風が変わった。風が何か訴えている」って言っているし、ファランディーアの泉で呪文唱えて何も起こらないじゃーん! ってなった時も「ちょっと待って!おかしい!風が止んだ!」ってすぐ分かる。ダイスもフローに風の呪文教えているし。(劇の役の関係もあるだろうけど、 多分フローがもうちょっと小さいときに教えてそうじゃない?)風の洞窟で舌斬られた後、

♪歌を失くし迷うものよ 耳を澄まし 地球の声を聞け 今 さぁ♪

と助言が降ってくる。風の魔法使いからなのか、“地球” からなのかは分からないけど、そういう力が助けてくれるのは、フローが風の魔法の力持っているからだし、フローはあの時、ゾーンに入ったよね。

リューンの一族が風の魔法を使えるんじゃなくてあくまでもフローだけなの?ってなったり。 フローが風の魔法使いのリューンの血を引いているってファンルンが謎解きしていたから、風の魔法使いの家元的なところの強い力をもっている血を引いていて、ダイは分家というかあくまで一族の方の血を引いているのか。それとも力はきっかけがあったら発症するパターンでフローが早くに力を発症して風の声とかが分かる。ダイは魔法なんて…って言っているタイプだったし、滅びの剣に目がくらんでしまうから、全てが終わったときに、フラットになって風の声を聴こうという気にもなれてやっと風の声が聴こえるようになるのかしら…(あとは、弔いの旅という果てしなく長い旅を一人でするであろうダイに一人じゃないよ。と励ますため、聴こえるようになったのかな…)と。

 後者かなー風の魔法使いの一族だからきっとカダ王国に目付けられて滅ぼされたんだろうし。

 リューンという一族が風の魔法使いの末裔ということは世間的に知られていたことなのか、一族のみが知っている掟なのか。フロー達はそもそも知っていたのか、っていう疑問。話的に知らない感じだったからフロー達はそれを知らされる前に一族が滅んでしまって知らずにいた。(成人の儀とか、言い伝えを知らされるという機会があったけど年齢的にまだだったとかで)ダイスはずっと生きているからリューンがそういう一族だと知っていたし、だからフローに風の呪文教えたし、どことなくちょっと2人に苦手意識持っている感じすらした。カダは調べたらリューンがそういう一族って知って滅ぼしたのかな 。

あぁ、リューン一族がどこに住んでいたか、地図にめっちゃ描いてほしかった…

 

ルトフの里

 ルトフの里って女が強いよね。長がフローリアっていうのがあるけど、もう次の長はアリーシャよ!ってなっている辺り、継承は女なんだろうな。フローリアだけがダイスがルトフの里の伝説のガンドラ王だったことを知っているのが、長に言い伝えられる伝承なのか、それとも調べた時に辿り着いてしまった答えでずっと胸にしまっていたけど遂に言ったのか。どっちなんだろうか。ってめっちゃワクワクした。

 

 フローとダイがルトフの里に来た頃、心閉ざす5歳達に大人は世界の温かさを押してくれた。フローは一角狼座の人達に見てみろ! 俺たちは泣く子も笑う一角狼座だ!って強引に連れられて見る羽目になる。でもフローには輝いて見えて心に響いて観終わってどうだった?って座長に聞かれてお話すると、エンターテイメントは平和だからできる。平和を願ってみんなを楽しませるんだと聞いて、自分の目指すものはこれだ!と入団する。ダイも見させられているけど、もうちょっと具体的に何かしたいと思っているダイにはしっくりこなかった。でもフローもエルカも芸の稽古しているしでちょっと、 ちぇっ…ってふてくされている。自分には何もないって落ち込んでいる時にマーナムに会う。 剣持っているしでトラウマで怖いんだけど、剣持っている奴ってだけで、めっちゃ罵倒する。落ち着いた時に、マーナムに里が焼かれたことが悔しい、みんなを殺した奴が憎い。復讐してやりたい。でも何が正解か分からない。って相談する。すると、「ダイ、俺たちは守るために修行をしている。着いて来い」って言いながら歩き出す。道中でマーナムは「 俺たちが剣を振って稽古をしているのは調和の里ルトフを守るためだ。守るということはとても強さが必要なことだ。 剣術だけでなく、心のな。」ここで自営団の稽古場に着く、そして「ダイ、強くなれ。」 って言って修行するみんなを見せられて「すっげぇ!」 とか言いながら目が輝いている。そしてダイはマーナムに惹かれて剣士の修行に励む。

 自衛団に入ることをフローに告げると、剣で親を殺されたのに、その道に行くの?とめっちゃ心配される。ダイはマーナムに言われたことを伝え、平和を願うために剣を磨いて守るんだ。と言う。もしかしたら、この時にフローに剣は人を殺す道具だよ。忘れないで。って一度言われてるかもしれない…

 

 一週間ぐらいした時の晩、アリーシャが「ダイはどうなの? 戦争孤児に剣の修行って大丈夫なの?」 って少し心配するとマーナム「大丈夫さ。それにダイは守るというすごさを知っている。あんな小さいのに毎日頑張っている。良い剣士になるよ」とか言って我が子のように微笑んでる。

(※全て妄想)

ダイが去り、フローやエルカも旅に出た後、ルトフは滅びの剣でほとんどの人が殺されて、かつてのガンドラだった頃から立て直した時みたいに頑張るんだろうな…

 

ルトフの里の衣装

 ルトフの里の衣装が個人的にツボすぎてたまらない。あの色彩感!布の量!カラーレースの贅沢遣い!フローリア、アリーシャ、エルカの髪飾りのレースが本当に好き!かわいい!!

 コアなところでときめき案件はエルカのスカートの前掛け?みたいなところの布の色合いと柄が、フローの左腰辺りにかかっている布と限りなく近いの…ダイにはこの布ないの…これ、 エルカがフローにあげたやつなのかな…って。 めっちゃ思っている思いたい。

・傷ついた2人が来た頃に、これあげる。って言って初めてのエルカからのプレゼントとか

・エルカの服作る時に余った布でフローリアが兄弟みたいな3人だからってお揃いで渡してあげて、フローはそのまま付けて、ダイは剣の修行あるからふだんは部屋に置いてあったりとか

・エルカが多少なりともフローに恋心寄せていて、この柄、気に入ってもらっちゃったー多くもらっちゃったから少しあげる!って言ってフローがえ?いいよ。エルカ持ってなよって何の気もなく断るけどエルカがいいの!って腰につけるとか(ありがとう!エルカ!ってニコニコしながら受け取ってそのまま自ら腰につけるでも良い)

・ 一角狼座での公演で緊張していたフローにお守り代わりにあげて大事にずっと持っているとか

ってめちゃめちゃ妄想膨らますくらいにはあの布一枚にときめいた。(※全部妄想)

 

 

 

たたらの島

フロー達が最初に行く場所。ドルデンの魔剣をゲットしに行く。ここがフローの最初の試練でもある。ダナトリアと初めて会話をする。

滅びの剣がが蘇った夜に会ったときは残虐にあったあの恐怖を再度思い出され、嘆くことしか出来なかったけど、今はダイを救うという進むべき道があってダナトリアとの対面もその通過の一つでしかないんだよ!残虐にあって、でも報復とか復讐とかよくわからないけど!とか言えちゃうんだもん!あの耳ふさいでいたフローが!そこで精神的に勝ったのも一つだし、ダイを救う為に肉体的な代償を受けるのもたたら…

奴隷の島でどうすることも出来なくて600年降り続く雨になにかあるとしか思えない心境になる。ワンピースの逆っぽい感じで親近感(アラバスタ編)だけど、たたらの生きる代償ツラすぎない?武器の島で武器作ったり、戦争があるからで義手義足作るまでは分かるけどその試し斬りで肉体斬るって…っていうか、普通武器を扱っているところって栄えてる方じゃない?戦争がある限り売れるわけだし。

ずっと思っていたけど、たたらの島、絶対あの義手義足のスキルあれば医療に強い国とかに協力できるし、よっぽど稼げるよ…だって義手義足の技術ってそもそもが高度だし、それをすぐ歩いたり手を使えるようにするってすごいよ⁉ 特に義足の方は合うのが大変だって高校生の時、英語の教科書に載ってた!(まさかの英語の授業)それって相当な技術だよ…その技術あれば切り開けないの!?切り開いてあの生活水準なの!?

たたらの島でフローがダナトリアに試し斬りに指名されて、お金もらった時に、コーリオがあの人達のおかげでしばらくは生きていける…って言ったのはちょっと引いたよ…フローは自分の意志だから気にするなって言ってたけどさー、他人に腕斬ってもらってお金まで全額もらってあの人達…って確かに初対面だけどさ、こうもっと何か思えよ… 生きるのに必死でどこか諦めて生きていたから仕方ないのかな…ミリアンがどうして雨やまないの?の方がよっぽど気にかけてるように思えるわ…そしてフローが風の笛鳴らしてあげて雨止ませてあげたのに誰も気づかないで去る…フローは見返りなんて求めてないしきっとこのたたらの島に平和を…って気持ちだけで吹いているんだけどさ!誰も知らないところで人助けしているこの美しい精神プライスレスだよ…

(ちょっとドルデンの魔剣が必要で作ってもらう…ってなったときにお金どうしていたんだろう?あの里お金あるの?って思ってしまったけどな…)

 

とりあえず、全て終わってルトフの里に帰ってきたフロー、しばらく休んだ後、たたらの島に行って義耳作ってもらってね…そのままでも良いってフロー言いそうだけど、これから一角狼座で演技するしね、あったほうがいいよね。(たたらの島に義耳があるかは謎)耳作りに来たフローが待っていたのは、かつての奴隷の島で貧乏だったあの島が多少なりとも経済発展していて活発になっている島であってほしい。フローを見つけたミリアン達があの時はありがとうございました。ってフローに感謝を伝える伝えろよな。(圧)無料で義耳作れよな…(圧)で、どうして耳も?って聞くんだろ。フローはそういうの言わないから笑って流すし、逆に「島はいきなりどうしたの?」って聞いて、ミリアンがフロー達が去った後、いきなり雨が上がったの!とか言ってフローはもしかしたら、風の笛のおかげかもしれないって気づくけど、それは言わずに「良かったですね。」ってあのキラキラした笑顔で言うんでしょ…エルカが一緒にいたらエルカが言いそうになるけど、それを制してやっぱり、キラキラした笑顔で良かったですね。ってやっぱり言うし、そんなフローにエルカは帰り道、「あれ、 きっと風の笛吹いたからじゃない?言わなくていいの?」ってちょっとイタズラに言って、(フローがそんなこと思わないって知っているからわざと言ってみる)

「良いんだ。みんなが幸せだったらそれで。」 ってフローが笑っていってエルカ胸きゅんするんでしょ!それかイタズラに言ったあと、「ファンルンが言いそうー」って笑って「このお人好しが!って耳つねられるわね」って懐かしむんでしょ。そしてまた風の笛吹いて、たたらに幸あらんことを…って帰るんでしょ!?(※ここまで全て妄想)

 

オビオテ族

 ごめんそんな書くことないけど、(本当ごめん)あの民族がこのお話で一番の犠牲者だよな…ダイス拾ってお話していたら襲われる…ダイスが風の魔法使いの名前言って見つかった感あるしな…ここの民族も戦争でバラバラになってしまってダイみたいに力を求めるものがいたから戦争はどこでも起こってどこでも同じ心境にさ せるんだろうな…と痛感。

ダイにボーガン撃った子のあの恨むような表情を見て滅びの剣がその憎む表情だその顔が欲しいって言うのが、恨むっていう表現はかつてのダイだし、滅びの剣のあの感情はどっちかとうとファンルンだしで、本当にどこでも同じように重なる。争いと無情さと弱者の非力さ…

ストーリーとは混ざらないけど巻き込まれる弱者の象徴に感じた。

あと、他民族でも物語あるあるの言語はなんとかなっちゃうでしょパターンがここでは通じない。本当に他国語。めっちゃ現実的。スクリーンの字幕で話進めるのビックリだわ。来日もののミュージカル的な感じでビックリ。オビオテ族の言葉っていろんな言語混ぜた感じだよね? 中国語と英語とヨーロッパ混ぜた感じ?(ほとんどじゃないかよ)

エルカの性格といい、こういうところに現実的なリューン、本当最高っ!!(どこに嬉しがっているんだよ)

 

 

調和のトリオの恋愛事情(※まさかの全て妄想)

フローリアに拾われてルトフの里に来た頃、戦争でボロボロになってきっと心閉ざして誰とも話さなかった2人にきっとエルカあの調子でグイグイきて2人の心こじ開けて笑わせるようにしたよね。いつかの夜に2人にとって何をしてあげられるだろうか泣きながら悩んでたよね?(想像)2人が涙も出なくて無表情でいる中、2人の代わりに泣いたよね?そんなエルカの優しさに2人はずっと感謝するんだよ…

そして滅びの剣が蘇らなかったら絶対なっていた三角関係…エルカは少し守ってあげたくなるような、自分のお転婆を受け止めてくれるフローに16歳位で恋心抱くし、フローはずっと愛しいと思っているけど口には出せない。ダイもきっと同じような気持ちを持っているからと。2人が幸せなら…と身を引こうとしているし、ダイはある日突然自分の気持ちを知って告白するんでしょ?そんな17歳を3人は過ごすんでしょ?そしてダイはある日エルカはフローのことが好きだと気づくし、フローは身を引こうとしているしで、ある夕暮れにフロー呼び出して「本音言えよ!」って殴るんでしょ?「エルカを幸せにするのはお前だ!」って言ってフローをエルカのもとへ行かせるんでしょ?で、失恋したダイは剣の修行だ!とか言って少しの間放浪するとか言って2,3年帰ってこないし無事にフローとエルカが結婚することになって結婚式挙げている時にフラッと戻ってきて笑顔でよぉ!とか言って2人を祝福するんでしょ!?(結婚式あげる一週間前とかに星見上げながらダイにも来てほしかったなーってエルカはフローに言うしフローはそうだね…って複雑な笑顔を星空に向けながら言ってる)で、花嫁姿のエルカに一発殴られてエルカはダイを罵倒しながら泣くし、フローは薄っすら涙浮かべながら微笑みながら2人のこと見るんだよ。あぁ、これが僕達が築いた調和の3だ…と。

ただ、実はフローはダイが帰ってきたこと知っていて多分結婚式前夜に黄昏ている時にダイが「フロー。」とか普通に声かけてきて今までのこと話していたんだよな。でもこれは2人だけの秘密なんだよな!?そんなこと思いふけりながらいたらエルカに腕掴まれて、もうすぐ成人の儀だもんね!とか言っていた15歳の頃みたいに3人で笑うんだよね!?それ見てルトフの里のみんなが泣きながら笑顔になってダイ!このー!とか殴られているし、エルカ、フローおめでとう!とか言われていてあぁ、今日も調和の里、ルトフは平和でこれからも平和なんだろうな…

っていうところまで思い巡らせたんだけど(※ここまで全部妄想) そんなことは起きない。タッチ方式の三角関係になる前に滅びの剣によって崩れるし、ダイはいなくなるわ…あ、でもいなくなるのは死んでしまう(上杉)和也と一緒…あれ!?ダイも(大橋)和也…!あれ!?“和也” に掛かってる!?(超絶アホ発言)

これはパラレルワールドで起こってほしいルトフ案件…

  フローとダイがエルカへの気持ちに気づくのが、ナダージアから魔法考古学研究しに来たお調子者ファンルンにエルカにちょっかいかけられてモヤモヤして、さんざんファンルンに振り回されて、ファンルンがナダージアに帰る時に2人に爆弾落として気づくのでも良い…

まぁ、どっちにしろエルカはフローと結婚するよね…あんな大冒険した2人に愛が芽生えないはずないし。あ、でもきっとフローはダイが帰ってくるまでは…とか言ってなかなか結婚しようと言えなくて25歳過ぎたあたりとかのちょっと年月経ってから結婚しそう…

(※何度も書くけど、ここまで全部妄想。何この茶番の段落)

 

最後まさかのめっちゃ妄想で終わるけど(笑)

ここまで考察、妄想(妄想8割)できるのもなかなかないのでとても楽しい。

リューンという作品はファンタジーだけど、魔法シャララララ~♪ って感じの明るいものではなくて、根底に戦争があって戦争孤児がいて、残虐にあって、拷問や奴隷の人達がいて、決して楽しいだけの話じゃない。けれどもその中で調和を愛することがどれだけ大変で尊いものなんだろうかとも思えた。

個人的にはこういう作品は学生にも観てほしい。よく学校である芸術鑑賞にリューンはとても向いていると思った。楽しさと残酷さが兼ね備えているから見やすいし、あ、でも腕、 耳、舌斬られるのはちょっと小学校高学年向けかな…ってすごく思った。

 

観てから内容的にはジャニーズ要素すごくあるなって思ったし、ある意味王道ジャニーズを主演でできた丈橋、 めっちゃジャニーズ…という感想すら出た。(ジャニヲタでごめんなさい)

 ※ ジャニーズの創作する作品のほとんどには戦争や争いにの無残さついて触れているし、戦争を知らない僕達は二度とその過ちを犯してはいけない。その負の歴史を決して忘れてはいけないということを時代、国、 性別、年齢を問わずに様々な視点で伝える演目がなにかしらである。【2004年SUMMARY、滝沢歌舞伎、ジャニーズワールド系、 ジャニーズアイランド系(系なのはジャニーズとワールド、 アイランドの中に各名称が入っているから)、少年たち(2015年以降からは戦争に焦点を当てている。それまでは、対立での争いについて)】

 

作品としてもファンタジー、友情、 冒険といった要素がふんだんに入っており、個人的にツボにハマりすぎだし、長年スポットライトを浴びることのなかった自担が10年以上の時を経て初めて掴み取った“主演”というチャンス! こんなに興奮することはないよね!!!しかもその公演中に誕生日が入っているなんて!持っているよ!! 丈君!!って初日も誕生日公演の時のサプライズも東京千秋楽も泣けた。 あの期間、私は最大の喜びと幸福を噛みしめて生きていた。 ありがとう。丈君。ありがとうリューン。 ありがとうそしてありがとう!

 パンフレットではっすんがリューンのシリーズ化を希望していたけど、本当にそれよね…舞台で難しければ、派生本でいいんでスピンオフとかアナザーストーリーとか出してほしい…あ、もちろん本作を主体にして出版もしてほしい。

でも、願っているのは同キャストでの再演!そして円盤化!!!

今回もとっっっても円盤化、音源化してほしかった… 本当にしてほしかった…。

偉い方々、本当にお願いします…!!!

 

またフローやダイ、エルカ、 ルトフの里のみなさんに出会えることを願って…

リューン