リューン2019考察
やっぱリューン最高だよーーー!
本当今回リューンのチケット取れなさ過ぎてめっちゃ泣いた。売れっ子になって… ここ最近で一番チケット取れなかったミュージカルだったよ…
変更点が演出にも歌詞にもあるってみなさんが各々メディアで言っていたので、変わってほしくないところが変わったら寂しいな~ という気持ちもあったんだけど、ダナトリアとクラートンのヒゲにビックリしたのが一番だった笑
フローとダイの幼さ(特に喋り方)が増したけど、なんだろ、どこか初演の時より成長している感じがあった。
あと、色々セリフが足されたことによって、初演で書いた私の考察 (という名の妄想)も変化するなーって思った。
ここはあくまでも自己満考察なので好き勝手に書いています。なんの確証もないです。
考察項目
・試し斬り
・義手を見るフロー
・たたらの島での終わり
・ファンルンはなぜフロー・ダイ・エルカを殺さなかったのか
・総括(ここでくるまとめ。総括以降の項目は物語に関係ないため)
物語には関係ないけど勝手に解釈したシリーズ
・リューンの時間軸
・風の洞窟、リューンの里(後半ほぼ妄想)
・ポスター
試し斬り
腕斬られる時のフローが「ウワァッーーーーーーーーーーーー!」 って叫ぶのが追加になった。 初演では叫ばなかったのすごい好きなんだけど、あれなのか… 生きることを諦めている感強いからなのかな…(以前のブログでフローはダイを殺すとともに自害を少なからず心に決めているのではないかと思っていると考察)エルカへの対応も斬られる直前の怖がる顔も変わらないけど(初演より怖がっているかな)、叫ぶことによってフローの感情が正常なんだと。生を感じた。
義手を見るフロー
♪いつか虹が見たいrepriseでフローが登場する時、笛を吹く前に義手を見るフローのお顔が…!なくなってしまった切なさと、次に進む為の一歩だと。これでダイを助けられる。って希望が詰まっている愛しさと切なさと心強さとが合わさったお顔がもう、抱きとめたい。フローは何かを得るには代償が必要なんだと潜在意識でやってるの …?もうあなたファンタジー小説の主人公のような生き様だよ…( ※リューン・フローはファンタジーミュージカルの主人公です)
フローが自分の義手を見るのはこのたたらでの終わりと、全てが終わってルトフの里に帰ってきて(フローが発するすべてのセリフが終わってダイがしゃべっている時に後ろで)フローリアとアリーシャと話している時にアリーシャに聞かれて、「あ、これは…」って話す時だけなんだよね。
(ファンルンに拷問されている時に「腕も斬られて~」 って言われてるけど、そんな場合じゃなかったし)あくまでもダイを救うための、約束を果たすための一つの手段としてしか思っていないとすら思える…。本当に“この身を挺しても”なフロー…
でも、全てが終わって劇団を再開させる今、 義手のフローは踊れるのかな…片耳ないけど大丈夫かな…ってめっちゃ心配…
たたらの島での終わり
フロー「あの島の雨も止んだことだし、僕達にもきっと良い事があるよね」(「ね」あったけ…?)
ファンルン「そうかなー。そう簡単に運命は変えられないと思うけど」
エルカ「なーにを知ってる風に」
フロー「目指すは風の洞窟だ」
フローがたたらの島の変化を知ったことによる、次もしたたらの島に言った時の「あの時の笛できっと…」 っていう私の妄想が打ち砕かれる笑
ここで、ファンルンが運命はそう簡単に変えられないっていうのが、自分がそういう(スパイ)運命から逃れられないってもうわかっている。もしかしたら変わりたいと思う時があったかもだけど、(ルトフの里に身を置いたらこんなに平和な世界があるんだ… と思うだろうし)人を殺すのが好きな自分はもう変えられないって知っているからなのかなって。あとは、もしかしたらここでダイを殺しに行くフローの運命も変わらないと思っているかもしれない。やっぱりどこか冷めていて一線引いている。距離感が感じたのもこの瞬間。
たたらの締めくくりで次の目的地言うの個人的に良かった。
(超個人的だけど、前職で受付をやっていた時に場所移動する時は次に向かう場所を先に伝えると相手はどこに連れて行かれるのか分かるから安心するってすっごい指導されたなごりがある笑)
目的地を言うことによって場所転換の切り替わりができてよかった 。(ルトフの里にいる時には風の洞窟に行くっていうワードは出てこない。たたらの島でダナトリアとクラートンが話しているけど、フロー達の口からは出ないからフロー達どこに探しに行くの?って思う
あとずっと気になっていた「たたら」ってなんだろう… っいう疑問を調べた。(今更)
【たたら】…何人かが足で踏んで空気を送る、大型のふいご。(【 ふいご】… 金属の精錬や加工に必要な火を起こすのに古代から用いられた送風 器)[参照:三省堂 新明解国語辞典第五版]
ちなみに【たたら製鉄】っていうのもあった。
日本において古代から近代にかけて発達した製鉄法で炉に空気を送 り込むのに使われていた鞴(ふいご)が「たたら」 と呼ばれていたために付けられた名称。 純度の高い鉄を生産できることを特徴とする。 近代の初期まで日本の国内鉄生産のほぼすべてを担った。[参照: ウィキペディア]
とあった。
♪たたらの島は武器屋の島~♪そのものだった。 このたたら製法には1000年の歴史があるので、 そうするとリューンの世界観もその1000年の歴史の中の600年のあたりなのかな…(でもたたら島の歴史とルトフの歴史は違うか)ってちょっと思ったり。
純度の高い鉄を生産とか、国内鉄生産のほぼすべてを担った。ってあるのが、ドルデンの魔剣をダナトリアンに渡す時に「 この島でできる最高の技術を駆使しました。つまりこの星一といっていいかと」 とカーロンが言っていたのにめっちゃ納得。でもやはり思う。なぜ!たたらの島は奴隷の島から解放されないの…どこの統治下なの… 対等に武器の取引できるようになったら暮らしは豊かになりそうな のに…だからなのかな… カダとかナダージアは武器の島からの逆襲恐れてるの?いやもうその前にリューンの里みたいに滅ぼされるか…?
今回フローが「雨も止んだことだし」 って言ってのがたたらへの希望が垣間見えて締めくくりとして素敵だった。
ファンルンはなぜフロー・ダイ・エルカを殺さなかったのか
洞窟でいつでも殺せるタイミングはあったよね。あ、エルカは穴に落とされたからある意味マジで殺そうとしてたわ… でも、トドメはさしていない。(女性に対するフェミニズムなのかな…ドラマで戦時の軍隊って斬りはしないけど、 崖から投身させるとかは見たことあるから)
エルカはわかるとして。フローにトドメを刺さなかったのはなぜだろうか。人を殺すのが好き、恐怖に歪む顔が綺麗って歌っているから耳斬って舌斬って… っていうのは分かるんだけど、あんだけ拷問して最終的には「 もういいや…」ってトドメ刺さずに去るのはなぜか。
① 少なからずともファンルンの中にフローへの仲間としての意識がある(潜在的に)
② フローのダイとの約束を守るという意思の強さは知っていたと思うから、拷問にも屈しない姿を見て興ざめした
③滅びの剣を止める手立て(風の魔法使いの血を引いているフローが歌うことで力が収まるのでそのフローの舌を斬って声を出なくさせた)を失くさせたからもういいやと思った(そうだったとしたら 爪が甘いので感情的には②から①になったとも思える)
④出血もすごいだろうし死ぬのは時間の問題として、舌斬ったからもう止める手立てもないし絶望して息絶えろって思ったか
このどれかかな~って思っている。
ファンルンの癖を考えたらフローにはトドメ刺すより、“ 何もできない”という絶望の方が“死” をあらわすので肉体的な死よりも精神の死の方がダメージが大きい から④と考えてまぁ、死んだら死んだで…って感じかな~。
(後でエルカと再会したときに「無事で良かった!ハハハ!」って言ってるけど、内心すごい焦ってそうだったのに対し、フローには「いたのか…」 って生きてることを少なからず想定していたようにも思えるから)
いや、まあ、それでもドルデンの魔剣は持ってとけ… アウトオブ眼中すぎやろ聖剣… 両方持ってた方が身のためにはなったはず… スパイの仕事にドルデンの魔剣なかったからか? 滅びの剣を止めてしまうからいらないにしてもだったらそれこそ封印しとけ…手にした他国から奇襲されるで… っていう突っ込みしてしまうのは解釈した故の疑問なので許して… 。
ダイを殺さなかったのは、まぁ、無理だわ。 ホイホイ殺せたらフローの頑張り水の泡だし笑
そう思うとダナトリアにはきちんと剣を刺して殺そうとしたし(未遂に終わったけど)、ダイ(憑りつかれてる)にも剣は向けたし( 速攻で止められたけど)、エルカも穴に落としたけど(ある意味ちゃんと殺している)、フローにだけは身体に刃を付けて大量に血を流させたけど(肉も斬ったし)、刺せるはずのトドメは刺さなかったんだよね。
“調和の里” ルトフの里に言ってフローとエルカと旅を共にして本当に心の片隅 に情緒が芽生えてたらいいな…(興ざめの方が強そうだけど)
ファンルン死んだ時に手下から「あーあ」で済まされてさっさと帰られるのかわいそうだよなー。 でもこれが多分ファンルンの代償だよね。 誰も信じてなさそうだったし… ファンルンの死を嘆いてくれる人ナダージアに一人だけでもいいからいてくれ…
総括
・変更点のところでも書いたけど、フロー・ダイ・エルカの調和のトリオは幼さが増した。しゃべり方とかボディータッチとかが子供っぽい。女の子の方が大人びている感じも(フローの手を繋ぐあたり)。ここは変わらないけど、かまど亭のテーマの時にエルカがフローの腕もって揺れるの(ダイはフローリア)も弱そうなフローの面倒見ているというか(一角狼座で一緒だから距離感近いのもあるけど)。
でも幼さは増したのにキャスト自身が各々経験を積んで成長しているのが滲み出ている。幼いんだけど、根底が成長している… っていうのが、第一の感想。
・ストーリーは変わらないけど、ファンタジー味が増した。(これは体感的に)
・オビオテ語の法則教えてほしい。(初演から変わらない感想)ラシッドの話し方かわいい。声かわいい。やっぱりオビオテ族不憫。ドラゴンが飛んでくる映像の絵本感好き。合体ドラゴンの息の合わせ方好き。
・焚火のシーンはやっぱりふと垣間見える青春の1ページ。
・今回のフローとエルカにはまだ恋心芽生えない距離感。
・ファンルンの距離感、一歩引いてる。フローいじめないで!(笑)エルカいじるファンルンのフローの牽制感好き。 あのフローはめっちゃ男だった。
・ ダイの幼さからの滅びの剣を持った後のサイコパス感の変化すごい 。
・ エコーミュージックのフローの動き変わっちゃったーー梅吉感減ったーーー(銀二貫の丈君の役名)
・トゥーヌ・シェーナのイタズラかわいい。
・ルトフの里の仲の良さ滲み出てる。めっちゃ楽しそう。
・クラートンとダナトリアの関係は割とちゃんと信頼関係?主従関係がある。
・耳と舌斬られるフロー痛い… あの斬られた舌出すのがフローの絶望感すごい。 ダナトリアからの腕斬られるのは代償とドルデンの魔剣を得るため だって思えるけど、ファンルンからはただの拷問だし、仲間だったしでもうな…斬らなくてもいいじゃん… 人体斬るのがなんか現代って感じしないよね…
・全てが終わった後のドルデンの魔剣どうするんだろう…ファランディーアの泉にしまえないしな…長老管轄で預かるのかな…魔法道具使える人いないし魔法の力でしまえないもんな…
物語には関係ないけど勝手に解釈したシリーズ
リューンの時間軸
ストーリー全部知ってから観て思うと、最初の勉強のシーンで魔法とは… っていうシーンで今はこんなに想像上のように話しているけど、数時間後には体感するハメになるし、みんなが♪3がテーマの宿屋 ~って歌っている時にはこの平和もあと数時間… ほとんどが死んでしまう…!って思うしで時間軸に泣く。1幕って実は1日の出来事の話なんだよね…ツライ… 風の舟でルトフの里から旅立って全てが終わって帰ってくるまでの期間ってどれ位なんだろう…ってずっと思っている。数日の話なのか数ヶ月の話なのか数年の話なのか。(数年はないか)
ルトフからたたらまではきっとそんなに経ってないよね。ダナトリアが脚作っているし、下手したら翌日長くても1週間以内かな…そこから風の洞窟までは数日では厳しいと思うのよね。 オビオテ砂漠あるし。ルトフの里がある東大陸からたたらの島、たたらの島から西大陸行くまでも時間かかりそうだもんね。(ナダージアからたたらの島近いけど、カダからはめっちゃ遠いから武器の調達とかすごい大変そうだよね 。距離的にナダージアの方がたたらの統治下っぽいよね。でもそうするとダナトリアの脚を作れないから世界的に奴隷なの? )
風の洞窟、リューンの里
地図を見て気になる、リューンの里と風の洞窟ってどこだろう…
ダイスが風の魔法使いはこの砂漠の向こうにいる…!って言っているから西大陸のオビオテ砂漠の横にある山なりが風の洞窟だと思っている。
地図上に風の洞窟が書いていないのはなぜか。 魔法が関係するから地図上に残らないようになっているのかな。
それか、フローとダイの里がリューンの里(風の里?)だとして、このリューンの里が風の魔法を継いでいるからそこに風の洞窟もあるのかな。そうするとリューンの里は10年前に滅びているから地図上からも消し去られているからオビオテ砂漠の横の空白に納得。
戦争孤児になって途方もなく歩いてフローリアに拾われてルトフの里に来るってなったら5歳の歩ける距離を考えるとリューンの里は 東大陸かなと思っていたけど、エルカが♪ ある朝旅からママが連れて来たの2人♪ って歌っているからフローリアが西大陸まで旅に出ていたのも辻褄 が合う。
ルトフの里の近くにも里がありそうだけど、そこにリューンの風の洞窟とかあったら、砂漠で行き倒れるダイスがかわいそうだからやめよう…。
そもそもフロー達と合流するなら一緒に行けば…?って思っていたけど、そもそものダイを殺す旅に出るのゴールが風の洞窟だとは旅立つ時に知らなかったパターンであればダイを殺すためにたたら行くフロ ーと風の魔法使い探しに行くダイスの行先が違うのは納得。(フローは南の空に消えたダイ目指してそうだし)
腕斬られた後、ダナトリアやカーロンから教えてもらってそうじゃない?
(※妄想)
腕斬られて義手を装着してもらっている時に(エルカは号泣)、
ダナトリア「おい、ルトフの民(もしくはリューンの生き残り)。お前の名前は何という」
フロー「リューン・フローだ」
ダナトリア「お前達、ドルデンの魔剣を手にした後どこに行くつもりだ」
フロー・エルカ・ファンルン「…え?」キョトンとする3人。カーロン呆れてため息ついてる。
ダナトリア「フハハハハ!お前達はどこに行くかも検討がついてないのか!どこまでも呆れたもんだな」
エルカ「ちょっと!なんで知らないのよ!」ってファンルンとかド突いている。
ファンルン「はぁ?俺が知るわけねぇだろ!」
ダナトリア「風の洞窟だ。滅びの剣は風の魔法使いを倒しに行くだろう。そこに行くはずだ」
フロー「あ、ありがとう。でもなんで…?」
ダナトリア「なぜだろうな」
って去る。できっとカーロンに風の洞窟とか聞いている。
もしくは西大陸の詳しい地図貰う。
そこからはいろんな人に聞いて…ってやってそう。
(一度人を殺すダイを見かけていてほしい)
旅路の途中でフローが体調悪くなって休むターンとか、ある里でかわいい女の子にめちゃめちゃ言い寄られるターンとか、もうどうしようもないような里で足止めくらっていて… っていうどうしようも救いのないターンも欲しい。
なんか、 フローがある日いなくなった幼馴染のダイを探しに行くっていうのが、私の中で雪の女王とめっちゃリンクする…(デ〇 ズニーじゃなくてアンデルセンの方ね。女の子が雪の女王に連れ去られた隣に住んでいる男の子探しにいくやつ)
(でもダイス知ってるだろ?うーん。謎。たまたまなのかな。いやでも劇で滅びの剣は風の魔法使いが~ってやっているからフロー達も知っているはず…)
きちんと知っているパターンも考えたけど、なんかそれはフローリアしか知らなさそうじゃない?長老だけが受け継がれる秘密にありそうじゃない?知らないけど笑
あーでも、10年前まではリューンの里あったんだから大人はみんな知っていたのか。(風の洞窟は知らないとしても)それか、美女と野獣みたいに魔法の力でリューンの里の記憶消されてる?笑 (それはない)
どうしてもやりたくなる、ファンタジー物語との関係性。ここでなぜ、やたらとハリー・ポッターが出てくるかというと私がポッターマニアだからである。あとはちょいちょい出てくる物語もほぼイギリス文学なのは私がイギリス文学大好きだから。そう!ここは自己満の節!(このブログ全部が自己満である)
ここでは、ドルデンの魔剣(ある意味聖剣)を持ったフローを善、 滅びの剣を持ってしまったダイを悪として進める。
フローはただ“道を誤ったダイを身を挺して救う” という約束の名のもとに個人的にダイを殺すための旅をするけど、結果的に世界を救うことになるので善。ほら、ドルデンの魔剣が聖剣に見えてくる… エクスカリバーに見えてくる…(王様の剣のエクスカリバーはちょっと違うけど)
ダイは故意的ではないけど、滅びの剣を持ってしまったために世界の全てを滅ぼす実行犯になるので悪として。(ダークサイド堕ちた感すごいけど)
なんか、この関係性(血は繋がっていないけどある分身感)ってハリー・ポッターとヴォルデモートみたい(いきなりのハリポタ)7巻とかのヴォルデモートの考えがハリーの頭にダイレクトに流れてくるやつ。(めちゃくちゃコア。ハリポタ読破勢なもんで… ちなみにお互いの思考がリンクするのは5巻から。)
ちなみに、6巻(謎のプリンス)終わりからハリーはダンブルドアに命じられてヴォルデモートを倒すために分霊箱を壊しに行く旅に出るように命じられ7巻(死の秘宝)で旅に出る。そして全てが始まったホグワーツ魔法学校で決闘をする。リューンは、滅びの剣が生みの親である風の魔法使いを殺しに行くために生みの親がいる風の洞窟に行ってフローとダイが決闘する…。(ルトフの里がガンドラと呼ばれていたころのガンドラ王が始まりなので実はルトフの里が始まりの場所なんだけどね…都合よく解釈←)
あと、“生き残った男の子”ハリー・ポッターは自分の生まれ故郷のゴドリックの谷の家は崩壊し、親は殺されハグリットに連れ出されるし、17歳でヴォルデモートを倒しに行くための旅路で故郷に行く。
リューンの里が風の洞窟と同じ場所と仮定した場合だけど、十分可能性はある。
ダイをヴォルデモートとしても結局ヴォルデモートって境遇はハリーと一緒なので同じように考えられる。
ヴォルデモートの本名トム・リドルも孤児。(親を殺されたわけではないけど)トムは強い力を幼い時から持っていて孤児院の子の物を盗んだり、親を憎んでいたりと擦れている性格ではあった。(ホグワーツにいた時は優等生の仮面被っていたけど)どこかでずっと何かを企てていた(秘密の部屋と分霊箱)。これは、修行していたし、復讐の火がどこか消えていないダイとも通じる。
滅びの剣が蘇る時も、もともとガンドラ(ルトフ)で生まれた剣が同じ地で蘇る。一度力をなくしたヴォルデモートが再度力を戻すのもハングルトンの墓地といってリドル一家の墓地がある場所で、ある意味トムの始まりに関する場所。(墓地に用があったのは蘇るのに父親の骨が必要だったため)
(もしくはトワイライトの狼族… あれは同じ狼族なら頭の中の声が通じるってやつだから、同じ一族のフローとダイならこっちでもありえるけど、ドルデンの剣を持ったフロー(フローはダイ個人を救いに行くつもりだけど、一応世界を救うことになるので善)、 滅びの剣を持ってしまったダイ(世界の全てを皆殺しにするので悪 として)の関係を考えるとハリポタ要素になるのかな…)
ホグワーツで問題起こしがちトリオことハリー・ロン・ ハーマイオニー、男子2人女子1人の構図も一緒だし旅をする時はダイはヴォルデモートとしてもファンルンが入るからこの構図は結局変わらないよね。
エルカをハーマイオニーと見立てられる(エルカがそこまで頭いいかは分からないけど、謎解きをしたという点では合致。)
あとはリューンでは兄弟じゃないけど、ファンタジーの法則で兄弟の三番目は裏切るっていうのがある。(ハリポタでいえばウィーズリー兄弟のパーシー、ナルニア国物語でいえばエドマンド)旅のトリオだとファンルンが裏切るからちょっとおっ!って思った。兄弟の法則は裏切るけど、味方に戻るっていうのがあるからどちらかと言えばダイの方がこれに当てはまるな…ルトフのトリオは三兄弟のようなもんだし。
これはちょっと言いたかっただけ。深い意味はない。3という数字が調和としているルトフには合わなかったけど、ファンルンはルトフじゃないし…っていうループ。
年齢についてもちょっとだけ。これはたまたまかもしれないけど、15歳の共通点。
幼少期に親を殺され(ハリーは1歳、フローとダイは5歳だけど) 、そこからしばらくは“死”とは離れる(幻影(トラウマ)はずっと付きまとうけど)。そしてどちらも15歳の時にまた“死” と関わる。ハリポタはハリーの名付け親(ハリーの父親の親友)で両親の死後、唯一信頼をおけた家族のシリウス・ブラックが死に。(っていうそれっぽいこと打った瞬間に思い出したーーーシリウスの前に14歳の時にセドリック死んでたーーーヴォルデモートに殺されてたーーーごめんセドリック…!!!!)
フローとダイは15歳で2回目の皆殺しに会う。(ダイが殺すんだけどね!!!)どちらも肉親じゃないけど、家族のような存在との死の別れが15歳で起きる。(それっぽくまとめた)金八先生で15歳は志学の時。という一つの節目だって言ってたからそれなのかな~って思いたかっただけ。(セドリックごめんな…)
死の共通点。
皆殺しもだけど、決闘をする上で訪れる主人公の死についても共通点。
ハリーはヴォルデモートを倒すために自分が死ななくはいけない。(幼少期にハリーを殺そうとした時にヴォルデモートの一部がハリーの一部になってしまい、ハリー自身が分霊箱になってしまった為)ハリーは一度死の淵に立つけど、生きる道を選び生き返る。
あとはハリーはホグワーツに入学してからずっと命を狙われていたし、話が進むにつれて殺されそうになるリスク高すぎる。
フローは、最後の♪約束♪ でダイを止めるには自分の身を挺さないと。と思い身を投げ出す。 (死なないけど)ずっと言ってるけど、フローはダイが道を誤った時点で死を覚悟してる節があるし、どんどん死に向かっていく気持ちも強くなっていただろうからそこもある意味死へ近づいていた。
恩師の共通
ハリポタだと、分霊箱を壊す為、杖の力を譲渡させるために戦いの為に恩師であるダンブルドア校長が死ぬ。
リューンだと、二人の恩師である(恩師だよね?)ダイス先生が滅びの剣を止める為に死ぬ。
ここもかなー。ちょっと内容薄いけど。
逆に全然違うのは魔法の質。ガンドラ王国時代は普通に魔法があったけど、一度あの世界ほぼ滅亡してるから魔法使いもその時に殺されたということにしたら魔法の力は0のようなもんだし、風の魔法が使える一族が残ったとしても風の魔法は戦闘向けじゃないだろうしね…現にカダ王国に滅亡させられてるから弱いよね…。
これは本当に元も子もないんだけど、ダイス一人だけが残った世界でどうやって人類増えたんだろう… って思ってしまってこれはさすがに無理だ… と思って世界を皆殺しにといいながらやっぱ生き残った人はいるんだろうな…と。させてもらった。
ポスター
ところでなんで今回はどのポスターにも【 ファンタジー冒険活劇ミュージカル】の文字がなかったんだろう。あの表現めっちゃ好きだったのにな…って思っていたんだけど、なんかないのも納得。
今年のポスターの感じと一度内容を知られているからなのかな… 内容が一緒だけど確かに今回は【ファンタジー冒険活劇】の印象よりもっと初演で切り開いた上での戦いというか葛藤としていた感じがした。(体感的に)
初演はパンフにもあったけどがむしゃら感があって本当に道を切り開いていくって感じがして色で例えると本当赤黒茶色… ってフライヤー2種類そのままな感じで【ファンタジー冒険活劇】 感だったし、今回は水色白エメラルドグリーンってルトフの里で風に吹かれているというか爽やかな感じがしつつ、風の洞窟の中での対峙感もあるの不思議(フライヤーの印象そのまま真に受けるチョロい)
(何これ最後にめちゃめちゃ内容薄い項目入れる)
…かな~これで考察し尽くしたはず… 書いていて途中からハリポタ出てくるとは自分でも思わなかったけど笑
いろいろ初演の時や変更点、レポと被っているところはあるけど、あくまでも自己満なので…
妄想も毎度ながらあるけどあくまでも勝手な自己満なので…
でもこんなに楽しい考察できたリューンは本当に見応えのあるミュージカルだった。根本的な話はダークだったりグロかったり… と重めなんだけど、それに負けない最初の和さ明るさと少年少女の青さと成長が物語を根底で支えているバランスがすごい作品だと思った。
そしてやはり願わずにはいられない平和のありがたさを感じた。
再再演と円盤化、音源化もぜひ!!!お願いします!!!
またルトフの里に出逢えることを願って…
リューン